Hyper-V 統合サービス(Linux Integration Service、LIS)は、Linux カーネルに統合/ビルトインされていますが(バージョンはたぶん永遠の 3.1)、KVP データ交換サービス(hv_kvp_daemon)、VSSサービス(hv_vss_daemon)、ゲストサービス(hv_fcopy_daemon)の統合サービス 3 兄弟は既定でははいっていないので、
$ sudo install linux-cloud-tools-common linux-cloud-tools-generic linux-cloud-tools-virtual linux-cloud-tools-lowlatency
(linux-cloud-tools-lowlatency は必要かどうかわからないけど、あったのでインストールしてみた)
$ sudo shutdown now
でインストールして仮想マシンをシャットダウン(最新の Windows 10 Hyper-V なら reboot でも大丈夫でした)。
停止状態から仮想マシンを開始して、サービスが稼働中 active(running)なことを確認。SecondaryStatusDescription のエラー(仮想マシンにインストールされているコンポーネントのプロトコル バージョンが、ホスト システムが必要としているバージョンと一致していません)は無視していいと思う。
$ systemctl status hv-kvp-daemon.service
$ systemctl status hv-vss-daemon.service
$ systemctl status hv-fcopy-daemon.service
KVP デーモンさんは、再起動(reboot)だと”コンタクトなし"になっちゃうようです。結構前からの問題らしい。→ https://askubuntu.com/questions/996171/hv-kvp-daemon-fails-in-ubuntu-16-04-on-hyper-v
解像度が大きくて困る(既定は 1152x864)という場合は、/etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT に video=hyperv_fb:横ドットx縦ドットを追加して、update-grub すれば OK。
$ sudo vi /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash video=hyperv_fb:1024x768"
$ sudo update-grub
$ sudo reboot now
関連:こちらのページも昨年末までは更新されていたようですが(CentOS と RHEL のページの最終更新日 12/20/2017)、最近は...
Supported Linux and FreeBSD virtual machines for Hyper-V on Windows
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/virtualization/hyper-v/supported-linux-and-freebsd-virtual-machines-for-hyper-v-on-windows
追記) 最新の Windows 10 の Hyper-V 環境なら、Ubuntu 18.04 LTS で拡張セッション モードも使えるようになっているらしいです。
Sneak Peek: Taking a Spin with Enhanced Linux VMs
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/virtualization/2018/02/28/sneak-peek-taking-a-spin-with-enhanced-linux-vms/
試してみたけどだめだった。こちらと同じ現象(もしかしたら最小インストールだから?
さらに追記) 成功しました。→ Windows 10 ver 1803 Hyper-V and Ubuntu 18.04 LTS with Enhanced Session Mode
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