2018/05/07

使い物にならない UI0Detect サービスは Creators Update で引退していた(ことに)

Windows 10バージョン1607の時に書いたこちらの記事に関連してちょっと遅れたフォローアップ。

トラブルシューター泣かせのWindowsの仕様変更──忘れられた互換性機能?(2017年4月11日)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1704/11/news015.html


「対話型サービスの検出」機能を利用可能にしても、Windows 10ではキーボードとマウスが使えない問題を記事にしました。Windows 10バージョン1703では、問題を修正するのではなく...

Interactive Services Detection(対話型サービスの検出、UI0Detect)サービスを消し去ることにしたようです。

以下は、Windows 10 バージョン 1703 からの削除、非推奨リストですが、最後の Creators Update から“Interactive Service Detection Service”が削除されているのを見逃してました。

Features removed or planned for replacement starting with Windows 10, version 1803
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/planning/windows-10-1803-removed-features
Features that are removed or deprecated in Windows 10 Fall Creators Update
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/planning/windows-10-fall-creators-deprecation
Features that are removed or deprecated in Windows 10 Creators Update
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/planning/windows-10-creators-update-deprecation


しかし、私の記憶の限り、Creators Update からは削除されていませんでした。

言い訳ではないですが、Interactive Services Detection が UIDetect サービスの正式な表示名なんですもん。それに、Windows 10 Fall Creators Update まではサービスもバイナリ(%Windir%\System32\UI0Detect.exe)も実際には存在したし。Windows 10 April 2018 Update ではサービスもバイナリもほんとに削除されました。これで、以前の答弁との整合性に問題がないってことに?


April 2018 Update の Semi-Annual Channel の件もあるし、こういった公式ドキュメントをそのまま信用して大丈夫なんだろうか...

1 件のコメント:

  1. この件に関して公式ブログでようやく明らかに。

    サービスでデスクトップと対話が行えない(Ask CORE、2018 年 6 月 13 日)
    https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2018/06/13/interactive_service/

    "また、具体的なスケジュールは決定しておりませんが、将来的には Interactive Services Detection サービスそのものが OS 上から削除される予定です。"と書いていますが、April 2018 Update で既に削除されてますよ。

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