2019/03/20

[System Center 2019]Data Protection Manager ための SQL Server 他

System Center 2019 ネタ。続いて、Data Protection Manager (DPM)。基本的に System Center 2016 のときと同様。SQL Server の準備だけ万端にしておけばすんなりいくと思います。

・Database Engine と Reporting Services が必須。SQL Server 2017 の場合、Reporting Services は別途ダウンロード提供なので、インストールして構成マネージャーで構成しておくことを忘れずに(少なくとも、サービスアカウント、Web サービス URL、データベース、Web ポータル URL を構成し、暗号化キーのバックアップを実施)。
・SQL Browser を自動開始にしておくのを忘れずに。
・SQL Port 1433/TCP と SQL Browser Port 1434/UDP をファイアウォールで空けること。

あとは...


DPM 保護エージェントはコンソールからのプッシュ インストールだと失敗すると思うので、ローカル インストールしてコンソールから接続操作を行うとすんなり。それでもエラーになる場合は、保護エージェントをインストールした側で、%ProgramFiles%\Microsoft Data Protection Manager\DPM\Bin に移動し、以下のコマンドを実行。

SetDpmServer -DpmServerName <DPMサーバーのFQDN>


DPM 2016 のときから、Windows Server 2016 以降では Modern Backup Storage (MBS) になったこと、SIS-Limited に依存しなくなったこと(Windows Server 2016 から削除されたこと)にご注意。

System Center 2016: DPM の新しいバックアップ記憶域 (Modern Backup Storage) と既知の制約 (2016/11/01)
DPM 2016 のセットアップが Hyper-V の役割を自動的に... (2016/10/01)

関連:
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