Azure 仮想マシンの停止方法の話。最近、Windows Server 2016 の Azure 仮想マシンを割り当て解除状態から起動すると、[シャットダウン イベントの追跡ツール]が立ち上がることがしばしば。前回のシャットダウンが正常に完了していなかったということを示しています。
テスト用の仮想マシンとかは、作業を終えたら割り当て停止状態にしておかないと課金が続きますが、それを避けるには仮想マシンのゲストからシャットダウンするのではなく、Azure ポータルから[停止]をクリックします。クラシック ポータルだと[シャットダウン]です。
実行中の状態から[停止]をクリックすると、シャットダウンが始まり、その後、割り当て解除が行われるのですが、シャットダウンが完全に終了しないまま、強制オフにされて、割り当て解除に進む場合もあるようです。シャットダウンに時間がかかっているときとか、たぶん、ある時間のタイムアウトが来ればそうなるんだと思います。
タイムアウトで停止してくれるから、問題が発生した仮想マシンもオフにできていいのですが、Windows Server 2016 は更新時の再起動だけでなく、通常時にもシャットダウンに時間がかかることがあるような気がします。我が家の物理サーバーでも、更新プログラムをインストールしたわけでもないのに、「Windows の準備をしています。コンピューターの電源を切らないでください」となって電源が切れるまで数十分かかることがありました。
Azure 仮想マシンでは、最近?、自動シャットダウンを仕込んでおくことができるようになりましたが、自動シャットダウンさせた場合も同じように、途中でオフにされてしまうかもしれません。
確実にシャットダウンしたければ、 仮想マシンのゲスト側からシャットダウンを実行し...
停止済みになったら、Azure ポータルで[停止](クラシック ポータルだと[シャットダウン])を実行して、割り当て解除するとよいと思います。
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