2021/09/16

Windows Server 2022 のプロセス分離モードの下位互換(プレビュー)と Hyper-V 分離モードの上位互換(Windows 10 v21H1 向けの期間限定)

Windows コンテナー関係者にとっての Windows Server 2022 の重要な情報。

Windows Server 2022 and beyond for containers
https://techcommunity.microsoft.com/t5/containers/windows-server-2022-and-beyond-for-containers/ba-p/2712487

● Kubernetes 関連の強化、Kubernetes は門外漢なのでスルー(を参照)。

● SAC廃止に伴い、ltsc2022以降のすべてのWindowsコンテナーイメージは10年(5+5)サポート。

● Windows Server 2022のコンテナー イメージから、プロセス分離モードのダウンレベル互換性を提供(プレビュー機能)
つまり、Windows Server 2022(OSビルド20348)より後のバージョンであるWindows 11(OSビルド22000 Insider Preview)の Hyper-V バックエンドな Docker Desktop で、ltsc2022 イメージをプロセス分離モードで動かせる。 Windows Server vNext や Windows 11 vNext でも。↓こういうこと。


● 開発者向けの期間限定の前方互換性の提供。Windows 10 ver 21H1 上の Hyper-V バックエンドな Docker Desktop で、Windows Server 2022 ベースのコンテナー イメージを HyperーV 分離モードで動かせるように、win10-21h1-preview タグのスペシャル イメージを提供。ただし、Windows 11 が 10/5 PT に GA したら提供終了。win10-21h1-preview タグはあと 20 日の命 ↓ これ。docker inspect が返す .OSVersion は 21H1 相当なんだけど(たぶん、上位互換がないことでブロックされるのを回避するテク)、Hyper-V 分離モードで実行すると、Windows Server 2022 の GA ビルド (20348.169)。

通常は、上位バージョンのイメージは pull さえできない↓。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。