2018/04/05

予告、インサイド Windows 第 7 版 上-その3-(PR)

『インサイド Windows 第 7 版 上』

Pavel Yosifovich, Alex Ionescu, Mark E. Russinovich, and David A. Solomon 著
山内和朗 訳

単行本:B5変、896 904 ページ
価格 : 8,424円(税込み)
ISBN : 978-4-82225-357-8
発行元 : 日経BP社
発行日 : 2018/05/01(2018/04/27 発売開始)

本書の情報と購入(予約):
BP書店amazon

原書の情報:
原書:Windows Internals, Seventh Edition, Part 1 - System architecture, process, threads, memory management, and more(Published 5/5/2017)

Microsoft | Microsoft Press StoreAlex Ionescu's Blog

目次:
-上-
第1章 概念とツール
第2章 システムアーキテクチャ
第3章 プロセスとジョブ
第4章 スレッド
第5章 メモリ管理
第6章 I/Oシステム
第7章 セキュリティ
-下(予定)-
第8章 システムメカニズム(Chapter 8 System Mechanisms)
第9章 管理メカニズム(Chapter 9 Management Mechanisms
第10章 ネットワーク(Chapter 10 Networking)
第11章 スタートアップとシャットダウン(Chapter 11 Startup and Shutdown)
第12章 記憶域管理(Chapter 12 Storage Management)
第13章 ファイルシステム(Chapter 13 File System)
第14章 キャッシュマネージャー(Chapter 14 Cache Manager)
第15章 クラッシュダンプの解析(Chapter 15 Crash Dump Analysis)


章レベルの目次を見ても???だと思うので、特に新しい内容を含むところをご紹介。

完全な目次はこちら → 日経 BP 書店

実は、訳者の私は、第 6 版以前をちゃんと読んでいないので、章立ての変更とか、新たに追加された内容なのか正確にはわかりませんが、たぶん以下の部分は新しいです。

第1章 概念とツール
 1.1 Windows オペレーティングシステムのバージョン
   ↑ Windows 10 と Windows Server 2016 の位置付けなど。
第2章 システムアーキテクチャ
 2.4 仮想化ベースのセキュリティ(VBS)のアーキテクチャ概要
   ↑ Windows 10 (Ent/Edu)で追加された新しいセキュリティ境界。
第3章 プロセスとジョブ
 3.1 プロセスの作成
  3.1.2 Windows モダンプロセスの作成  
   ↑ ストアアプリ(UWPアプリ)のプロセスのこと。
 3.4 最小(Minimal)プロセスおよびPico プロセス
   ↑ Pico は、Windows Subsystem for Linux(WSL)のコア技術です。
 3.5 Trustlet(セキュアプロセス)
   ↑ Device Guard や Credential Guard のための仮想化ベースのセキュリティ(VBS)に関係するプロセス。
 3.9 ジョブ
  3.9.4 Windowsコンテナー(サーバーサイロ)
   ↑ Windows Server Container (Docker)のコア技術です。
第4章 スレッド
   ↑ 全体的に Windows 10 で変わったところ多数(優先度とか big.LITTLE 対応とか)。
第5章 メモリ管理
 5.15 メモリの圧縮
   ↑ Windows 10 で追加された新機能です。   
 5.16 メモリパーティション
   ↑ これもサーバー サイロ、つまり Docker 対応の技術です。
 5.17 メモリ統合
   ↑ Windows 10 で追加された新機能を含みます。
第6章 I/Oシステム
 6.8 Windows Driver Foundation(WDF)
   ↑ Windows 8 以降の KMDF、UMDF のアップデート。
 6.9 電源マネージャー
   ↑ Windows 8 以降の細かくなった電源管理回り。
第7章 セキュリティ
 7.3 仮想化ベースのセキュリティ(VBS) 
   ↑ Device Guard や Credential Guard のセキュリティ機能について。
 7.4 オブジェクトの保護
   ↑ 仮想サービスアカウントやダイナミックアクセス制御の内容が追加。
 7.9 アプリコンテナー(AppContainer)
   ↑ Windows 8 以降のアプリのサンドボックス環境について。
 7.10 ログオン
   ↑ Windows 生体認証フレームワーク(WBF)と Windows Hello について。
 7.12 エクスプロイト(悪用)の軽減策
   ↑ Windows 10 で追加、強化されたさまざまな脆弱性軽減策。Windows 10 ver 1709 の Exploit Protection につながっていく内容。
 7.14 カーネルパッチ保護(KPP)
   ↑Windows 10 の PatchGuard & HyperGuard の概要。

Windows 10 (主に ver 1607、第 7 章で ver 1703)と Windows Server 2016 が中心ですが、第 6 版は Windows 7 と Windows Server 2012 R2 が中心だったので、Windows 8 と Windows Server 2012 以降の内容が新たに加わったところ。

・・・


本書を通して合計 145 の実習セクションが用意されていて、デバッガー(Windbg とか kd とか)や Windows Sysinternals ツール、付録ツール(ダウンロード提供)を使用していろいろと試してみることはできますが、基本は読み物です。(実習をスキップして)ぶっとうしで読むと、たぶん少なくとも 3 回は気を失うこと間違いなし。

原書発売後、1 年近くたっていて、現状と違ってきている部分もありますが、可能な限り脚注(訳注)でカバーしました。脚注の数は 120 くらい。 

ちょっと高めのお値段ですが、本文だけで 856 ページ。「はじめに」「目次」「索引」...もろもろ合わせると 900 ページ近く。本文だけで計算してもたったの 9 円/ページ!グラムあたりの単価は、刷り上がりを待て(たぶん約 6 円/g と予想)!

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