マイクロソフトの
Windows Server 2008 R2 ホーム から次の2つの機能評価ガイドがダウンロードできます。
Windows Server 2008 R2 機能評価ガイド[仮想化編]
・ Hyper-V 2.0 ライブマイグレーション [
XPS][
PDF]
・ 仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)[
XPS][
PDF]
この機能評価ガイド、好評なようで、Beta 版、RC 版、そして RTM 版と内容がアップデートされています。RTM 版が公開された2009年10月2日以前のものは Beta 版もしくは RC 版なのでご注意ください。
VDI の評価環境構築手順で、RDP 6.1 以前を実行する Windows XP や Windows Vista クライアントから仮想デスクトップ プールに接続しようとすると、次のようなエラーが表示されることを説明しています。
この接続問題を回避するには、[リモート デスクトップ接続マネージャー]の[仮想デスクトップの構成...]ウィザードまたは[RD 仮想化ホスト サーバー]のプロパティで [旧 RDC バージョンのリダイレクトを有効にする]をチェックして、[代替サーバー名]を指定します。そして、DNS サーバーに、代替サーバー名と RD セッション ホスト(リダイレクト モード)の IP アドレスを対応付けた A レコード(または CNAME レコード)を登録します。
実は、もう1つの回避方法があります。2009年10月26日にリリースされた、Windows XP および Windows Vista 向けの RDP 7.0 クライアントにアップデートする方法です。
KB969084
Description of the Remote Desktop Connection 7.0 client update for Remote Desktop Services (RDS) for Windows XP SP3, Windows Vista SP1, and Windows Vista SP2
RDP 7.0 クライアントにアップデートすることで、Windows Media のリダイレクトや双方向オーディオ、マルチモニターなどのエクスペリエンス機能が強化されます。VDI の環境においては、RDP 7.0 クライアントになるので、RDP 6.1 以前の接続問題が影響しなくなります。