2013/05/31

消滅、ほにゃらら World

過去に "ほにゃらら World" という雑誌を発行し、最近は Computerworld.jp や CIO Online を運営していた IDG さん (IDG ジャパンおよび IDG インタラクティブ) が、今日で完全に消滅したみたいです。

Computerworld.jp、CIO Online のサイトのコンテンツも見れなくなってしまいました。サイトの障害ではありません(たぶん)。完全消滅です(きっと)。まだ残ってるのは、決してつぶやかない @computerworldjp アカウントだけ?

このブログの過去の投稿の中には Computerworld.jp の記事へのリンクが含まれるものがありますが、すべてのリンクは切れているはずです。ご了承ください。

どうしても、どうにかしてでもリンク先の記事の内容が気になるという方は、リンク先が私の記事であれば生原稿が残っている場合があります。ご相談ください (すべてにお答えできるわけではありません)。あとは、Wayback Machine: Internet Archive とかで探すとか...

6/4 追記)
日経BP社とIDGが業務提携 (←この IDG は米国)
[URL] http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/newsrelease20130604.shtml

そして、日本の新生 Computerworld はこちら。これって、米国 Computerworld の翻訳記事 Only? 
復活ではなく別物ですね(たぶん)。
[URL] http://itpro.nikkeibp.co.jp/computerworld/



2013/05/28

System Center 2012 SP1 > テンプレートからの Linux 仮想マシンの自動展開

System Center 2012 SP1 Virtual Machine Manager は、Windows Server だけでなく、Linux 仮想マシンのテンプレートからの自動展開に対応しています。

この新機能、VMM ユーザーであっても存在すら気付かないかもしれません。というわけで、ざっくりとやってみました。

2013/05/27

System Center 2012 SP1 > Update Rollup 2 も出てたけど...

System Center 2012 SP1 Update Rollup 2 (http://support.microsoft.com/kb/2802159/en-us) のうち、Virtual Machine Manager だけ Microsoft Update で検出されないなぁと思っていたら、こうゆうことだそうです (↓)。

Windows Server 2012 > クラスター化された記憶域スペース (Clustered Storage Spaces)

Windows Server 2012 の記憶域スペース (Storage Spaces) は、複数の物理ディスクを束ねて記憶域プールを作成し、領域を仮想ディスクとして切り出し、論理的なディスクとして使用できる機能です。

この機能はスタンドアロンの Windows Server 2012 で利用できるのですが、フェールオーバー クラスターでも構成できることに最近気付きました。Clustered Storage Spaces (クラスター化された記憶域スペース) というようです。

Clustered Storage Spaces を構成するには、いろいろと条件があります。私の貧弱な評価環境では用意できないものです。

2013/05/24

Windows To Go の秘密 (その 3) - 物理と仮想をローミング


Windows To Go ワークスペースを使用した、複数 PC 間のローミングについて。

Windows To Go ワークスペースを使用すると、複数の PC (ただし、Windows 7 や Windows 8 に対応したスペックの PC) を USB デバイス内の Windows 8 Enterprise イメージから起動して、OS (コンピューター名やローカル ユーザー設定、ユーザー データ) やアプリケーションの環境をローミングできます。BIOS ベースの PC と UEFI ベースの PC のローミングも可能です。

この機能は、Respecialize という機能によって実現されているようです。初めて起動する PC に出会うと、起動画面に "デバイスの準備中 (XX %) "と表示されますが、これが Respecialize のプロセスが走っているところです。

TechNet Blogs  >  yukinork's blog   >  Windows 8 Enterprise で行こう
[URL] http://blogs.technet.com/b/yukinork/archive/2012/11/25/windows-8-enterprise-1.aspx

Windows To Go: Frequently Asked Questions
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj592680.aspx

実は、Windows To Go ワークスペースは、物理 PC だけでなく、異なる仮想環境をローミングできたりしちゃいます。物理 PC で作成した Windows To Go ワークスペースを、Hyper-V 仮想マシンと VMware (Player ですが) 仮想マシンでもローミングしてみました。ちなみに、この投稿のトップにある画像は、Hyper-V でとったスクリーンショットです。

2013/05/23

Windows To Go の秘密 (その 2) - ワークスペースを BitLocker で暗号化

Windows To Go と BitLocker ドライブ暗号化について。

Windows To Go は、Windows ソフトウェア アシュアランス (SA) や Windows Virtual Desktop Access (VDA) ライセンスの下で利用可能な、USB デバイス (一般的な USB メモリではない!!) で持ち歩けるポータブルな Windows 8 Enterprise 環境です (→Windows To Go を起動してもよい PC (ライセンスの話) )。

簡単に持ち歩けるので、USB デバイスの紛失や盗難への対策が重要。Windows To Go ワークスペースは、次のいずれかの方法で BitLocker ドライブ暗号化を用いて保護できます。

2013/05/22

お知らせ (続) > Windows Server 2012 Community Day 第6回 のビデオ公開

4/26 に開催された Windows Server 2012 Community Day 第6回 のセッション ビデオが公開されました。

[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/jj127279.aspx

Windows To Go の秘密 (その 1) - ローカル ディスクがオフラインになる仕組み

Windows 8 Enterprise (SA) だけの機能である Windows To Go。Windows To Go ワークスペースで PC を USB デバイスから起動すると、ローカル ディスクがマウントされませんが、これは Windows Partition Manager の SAN ポリシーで制御されているらしいという話。

TechNet Wiki > Windows To Go Step by Step
[URL] http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/6991.windows-to-go-step-by-step.aspx

2013/05/20

Windows 8 のインストール DVD はイメージング ツールとしても使える (と思う)

Windows Vista 以降の OS イメージ展開のためも WIM イメージを準備するには、これまで Sysprep 済みのインストール イメージをオフラインで ImageX でキャプチャして作るのが一般的でした。

Windows 自動インストール キット (Windows AIK → http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5188) を使用すると、ImageX (ImageX.exe) を含む Windows プレ インストール環境 (WinPE) のブート ディスクを作成して、イメージのキャプチャに利用できます。

Windows 8 (または Windows Server 2012) のインストール DVD が手元にあれば、WinPE のブート ディスクを作る必要はありません。そもそもWindows の インストール DVD  は WinPE で出来ていますし、Windows 8 や Windows Server 2012 のインストール DVD には、以下の投稿で大活躍した新生 DISM コマンドが含まれています。

Windows 8 > 障害ディスクの交換日記 (後編)
Windows 8 > 障害ディスクの交換日記 (前編)

Sysinternals ユーティリティの 更新情報

TechNet Blogs  >  Sysinternals Site Discussion   >  Updates: Accesschk v5.11, Procdump v6.0, RAMMap v1.22, Strings v2.51
[URL] http://blogs.technet.com/b/sysinternals/archive/2013/05/17/updates-accesschk-v5-11-procdump-v6-0-rammap-v1-22-strings-v2-51.aspx

2013/05/16

Windows 7 の[バックアップと復元]コンパネが真っ白

先日の Windows 8 サブ ノートのバックアップの問題 (ディスク障害でしたが↓) を機
に、メインの Windows 7 デスクトップ PC のバックアップも確認してみたところ、Windows 7 の[バックアップと復元]コントロール パネルが真っ白状態。毎週火曜日に C: ドライブのフル バックアップを取得していたはずが、イベントログを確認すると、最後のバックアップはなんと今年の 1/29 日。姉さん事件です。

Windows 8 > 障害ディスクの交換日記 (後編)
Windows 8 > 障害ディスクの交換日記 (前編)

私の場合、次の方法で解決できました。同様の症状のすべてに効果があるとは限りませんが、ご参考までに。

親 VHD (VHDX) からの子の捜索

以前、どこかで紹介しましたが、Hyper-V の差分ディスクのちょっとした Tips。

ある VHD (VHDX) を削除したいけど、その VHD (VHDX) を親として参照している差分 VHD (子) はいないかしらんと思ったとき、Windows Server 2012 Hyper-V または Windows 8 Hyper-V ならこんな感じで探せます。

Get-ChildItem -Path "D:\VM" -Include "*.vhdx" -Recurse | Get-VHD|Where {$_.ParentPath -like "*Windows Server 2012 Gold*.vhdx"}

説明 ・・・ D:\...\Windows Server 2012 Gold.vhdx や D:\...\Windows Server 2012 Gold 201212.vhdx の VHDX を削除したいけど、D:\VM には残っとらんかね? おった!

2013/05/15

Hyper-V サポート対象ゲスト OS リストの更新

Hyper-V のサポート対象ゲスト OS の一覧が 5/6 付で更新されています。

Windows Server 2008 ~ 2008 R2 SP1 サポート対象のゲスト OS
About Virtual Machines and Guest Operating Systems
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc794868(WS.10).aspx

Windows Server 2012 サポート対象のゲスト OS
Hyper-V Overview >  Software requiements (forsupported guest operations systems) 
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh831531.aspx

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.9 がようやく公式に仲間入り。Red Hat Hardware Catalog (https://hardware.redhat.com/show.cgi?id=894519) に掲載されたことを受けてのようです。
RHEL 5.9 と同じく、Hyper-V Drivers (GPLv2 版 Linux 統合サービス) をビルトインする Cent OS 5.9 、RHEL 6.4、Cent OS 6.4 は今回リストに追加されていません。

関連する投稿:
【これ重要かも】CentOS 5.9 を試してたら VHDX と EXT3 の組み合わせ問題に遭遇? (2013/01/23)

2013/05/14

System Center 2012 SP1 > VMM で Hyper-V レプリカ

System Center 2012 SP1 Virtual Machine Manager は Windows Server 2012 Hyper-V の
管理に対応していますが、Windows Server 2012 Hyper-V の新機能である Hyper-V レプリカの設定はどこを探しても見つかりません。

Hyper-V レプリカの機能は、Windows Azure に追加予定の Windows Azure Hyper-V Recovery Manager によって、Virtual Machine Manager で管理されるプライベート クラウドに追加されることになりそうです。Hyper-V レプリカと Windows Azure のクラウドが連携するサービスですが、富士通さんの AZBOX とはまったく違うソリューションになるようです。Windows Azure 側に仮想マシンのレプリカを作成するという類のものではありません。あくまでも "Manager" です。 (ちょっと勘違いしていました → Hyper-V 仮想マシンのクラウド バックアップはこんな感じ (になる予定) )

2013/05/08

Windows 8 > 障害ディスクの交換日記 (後編)


障害ディスクの交換日記 (前編) の続き、Windows 8 ノートのハードディスク障害から、ディスク交換、システム完全復旧までのドキュメントです。

前編では、フルバックアップが失敗してしまう、まさに壊れようとしている予兆を見せているハードディスクから、ディスク イメージを DISM コマンドで救出し、フルバックアップの代替として WIM ファイル化しました (→)。

後編は、ディスク交換から復旧完了まで。

ITPro SPECIAL に Hyper-V の特集記事 (PR)

ITPro SPECIAL サイトにて、新しい記事 (PR) が公開されました。

仮想化基盤、新規導入も旧 OS からの移行も Windows Server 2012 Hyper-V を選ぶべき理由 (ワケ)

2013/05/05

Windows 8 > 障害ディスクの交換日記 (前編)

連休の谷間のこと。私のサブ ノート PC で、Windows 8 の事実上のフル バックアップ ツールである「Windows 7 のファイルの回復」で「システム イメージの作成」を実行したところ、0x8078012D と 0x8007045D エラーを出力してバックアップに失敗するようになりました。

いろいろ試しましたが、どうやらハードディスクの寿命が近付いているようです。

ハードディスク交換となると、クリーン インストールや再構成が面倒です。何とかしてフル バックアップをとりたいのですが、そのフル バックアップは必ず失敗します。 以前とったフル バックアップは誤って削除してしまいました。この PC は、Windows 7 プレインストールを Windows 8 にアップグレードしたもの。メーカーのリカバリ ディスクはありません (作成していません)。

さて、どうしましょうか。

2013/05/03

Windows のイメージング は ImageX から DISM へ

私の大好きな ImageX ツール。Windows 8 以降は DISM コマンドにその座を奪われようとしています。でも、Windows 8 および Windows Server 2012 の標準コマンドなので、ツールを持ち歩かなくてよくなって便利になりました。

2013/05/01

App-V 5.0 > Adobe Reader XI を日本語 UI にするには保護モードをオフに

App-V 5.0 Sequencer (5.0 SP1) で Adobe Reader XI (11.02) をパッケージ化して App-V Client に展開すると、UI が英語になってしまう問題について。

関連する投稿: 
App-V 5.0 > App-V 5.0 Client にパッケージが配信されない (2013/03/15)


お知らせ (後) > Windows Server 2012 Community Day 第6回 の資料公開

4/26 に開催された Windows Server 2012 Community Day 第6回 のプレゼン資料 (PDF)
が公開されました。115 P、応答ファイルの付録付きです。当日、書き換えた部分 (→ の ? とか細かい部分) は反映されていません。

[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/jj127279.aspx

PDF ダウンロード (7.91MB) → Windows Server 2012 VDI Deep Drive! with App-V 5.0 

このプレゼン資料の内容に関連して、こちらもご参考に。
訂正情報 > Windows 7 SP1+RDP 8.0+RemoteFX vGPU は OK でした
→ p 9 と p40 に関連します。 p9 の RemoteFX 仮想 GPU 対応ゲストに "Windows 7 Enterprise/Ultimate SP1 with 2592687 (RDP 8.0) "を追加、p40 の "※ただし、RemoteFXvGPUを使用する予定が無い場合に限り" は削除。
Sysprep の致命的なエラーの原因が IE 10 のことも?

春の新作 Windows Server 2012 RDS 関連のホワイト ペーパー 2 本
App-V 5.0 > Adobe Reader XI を日本語 UI にするには保護モードをオフに