Windows 10 Creators Update (バージョン 1703、ビルド 15063) がリリースされました。Windows 10 Enterprise x64 エディションの(仮想マシン用) テンプレートを作成するため、新規インストール&Sysprep しました。何も考えずに Sysprep して「致命的なエラー」が出るか出ないかは確認していませんが、Windows 10 Anniversary Update (バージョン 1607、 ビルド 14393) で成功した以下の手順と同じ手順で、正常に完了しました。
Windows 10 バージョン 1607、ビルド 14393.105 の Sysprep イメージの作成に失敗と成功(2016/09/01)
1. ネットワーク(インターネット)から切断した状態で Windows 10 Enterprise を新規インストール。Mini-Setup の UI がガラリと(どこぞの Linux ディストリビューションみたいに) 変わりましたが、設定内容はたぶん同じ。 ネットワークから切断したままインストールするのがポイント。
2. コマンドプロンプトを管理者として開き、以下のコマンドラインを実行。
C:\Windows\System32> Schtasks.exe /change /disable /tn "\Microsoft\Windows\AppxDeploymentClient\Pre-staged app cleanup"
3. [ローカルグループポリシーエディター](Gpedit.msc)を開き、以下のポリシーを設定。
コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\クラウド コンテンツ\Microsoft コンシューマー エクスペリエンスを無効にする:有効
4. 管理者として開いたコマンドプロンプトで、以下のコマンドラインを実行。
C:\Windows\System32> gpupdate
5. ネットワーク(インターネット)に接続し、Windows Updateを実行、再起動。x64 は新規インストール(またはアップグレード) で 15063.0、KB4016251 で 15063.13 でした。(Windows 10 更新アシスタントでアップグレードした場合は、インストール直後で 15063.13 または将来のリビジョンになるかもです)。
6. [ローカルグループポリシーエディター](Gpedit.msc)を開き、以下のポリシーの設定を戻す。
コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\クラウド コンテンツ\Microsoft コンシューマー エクスペリエンスを無効にする:未構成
7. コマンドプロンプトを管理者として開き、Sysprep!
C:\Windows\System32> del C:\Windows\Panther\unattend.xml (念のため)
C:\Windows\System32> cd Sysprep
C:\Windows\System32\Sysprep> sysprep /oobe /generalize /shutdown (/mode:vmは必要に応じて)
8. 「致命的なエラー」なしてシャットダウン、成功です。ここでチェックポイントを作成してみて、正常起動できるかどうか確認します。特に、異常に長い時間がかかることもなく、Mini-Setup のここ↓からスタートしました。
無人応答ファイル (Unattend.xml) の互換性とかまで確認していませんが、設定項目を見る限り大丈夫そうな気がします。
追記)
Windows 10 Creators Update も BuildLabEx はリビジョン番号確認にしょっぱなから使えない...
Windows 10 & Server 2016 の BuildLabEx が正しいとは限らない件 (2017/03/22)
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