しばらく起動していなかった Windows Server 2016 Technical Preview 5 (TP5) を今月起動すると、 0xc000021a エラーの BSoD で起動できな場合があるようです。7 月の更新 KB3172989 をインストールしていないと、8/1に何かしらの証明書の期限切れが切れて、0xc000021a になるそうです。
Windows Server 2016 TP5 KB3157663 Digital Certificate Expiration
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/b42d50ea-edaf-4716-a576-917f8df8ebd5/windows-server-2016-tp5-kb3157663-digital-certificate-expiration?forum=winservergen
更新プログラム KB3172989 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3172989 で修復できるんですが、起動しないマシンに更新プログラムをインストールするのはちょっと面倒。
問題がおこっているのが Hyper-V 仮想マシンなら VHD(x) をローカル マウントして DISM コマンドで適用し、VHD(x) をマウント解除して仮想マシンを起動すれば復帰します。
C:\> DISM /Image:<マウント先ドライブ名:\> /Add-Package /PackagePath:<パス>\AMD64-all-windows10.0-kb3172989-x64_ほにゃらら.msu
物理マシンや Hyper-V 以外の仮想マシンの場合は、何度か BsOD で失敗していると、修復オプションが起動するので、トラブルシューティング > コマンドプロンプト を開いて実行すればよし。
Azure 上の VM の場合... Azure ポータルでブート診断を有効にしていて、コンソールのスクリーンショットを取得できるようにしてないと、問題発生に気が付かないかも。がんばればなんとかなる(別の VM にディスクを接続するとか?)かもしれませんが、再作成が手っ取り早い。
あぁ、面倒。
いつも参考にさせていただいています。
返信削除ちょうど、TP5で同じ症状に陥り、解決方法を探していました。
該当のサーバは起動してはいたのですが、パッチはしばらくあてておらず、今日、再起動した際に、この症状が発生しました。
記事を参考にDISMでKBを適用しようとしたところ「指定された/Imageオプションンが実行中Windowsインストールをポイントしています」
とでてしまい、適用できませんでした。
そこで、Onlineオプションを/?で確認しようとしたのですが、「onlineオプションを使用してWindows PEをサービスすることはサポートされていません」となってしまいました。
解決方法など、お心当たりありますでしょうか?
ご教示いただければ幸いです。
/Imageで指定するOSドライブ(Windowsを含むドライブ)の指定が間違っているのではないですか? 少なくとも、/Image:X:\ ではダメですよ。
返信削除トラブルシューティング > コマンドプロンプトで起動した環境は、Windows PEというRAMディスク(メモリ)上に展開された修復環境(別OS)です。X:\ は RAM ディスクに展開された Windows PE のイメージです。
DIR C:\、DIR D:\、DIR E:\ ...と順番に実行してみて、問題の Windows のインストール(Windows フォルダー)がある“オフライン”のWindowsイメージのドライブを探し、/Image:D:\ のように指定します。
返信ありがとうございます。
返信削除まさにx:\で指定していました・・。
Windowsフォルダがあったのでそのまま実行していました。
Windowsの実態のあるパスを指定したところ実行でき、無事に起動できました。
(追加でscratchDIRを指定する必要がありましたが)
ご丁寧に教えていただきありがとうございました。
大変助かりました。