RemoteApp は、で公開できるのは Windows デスクトップ アプリケーション (Win32 アプリケーション) だけです。Application Virtualization (App-V) for RDS の仮想化されたアプリケーションや、クイック実行 (Click to Run、C2R) の Office アプリケーションは、デスクトップ アプリケーションであり、RemoteApp で公開できます。Universal Windows Platform (UWP) アプリは公開できません。
UWP アプリとは、Windows 8 のころはメトロ アプリ、その後はモダン アプリやストア アプリとも呼ばれてきたもの。Microsoft Edge は UWP です。
Windows Server 2016 Technical Preview 5 の RDS で、できないことを念のため確認しておきました。
Windows Server 2016 や Windows 10 では、電卓も UWP 化されました。calc.exe を実行すると、UWP 版の C:\Program Files\WindowsApps\ほにゃらら\Calculator.exe が起動するようになっています。
ちなみに、UWP をコマンド プロンプトからパス指定で起動しようとしても開始できません。では、calc.exe を RemoteApp として公開するとどうなるのか...
calc.exe や MicrosoftEdge.exe を RemoteApp で公開しても、反応なし。コマンド プロンプト (cmd.exe) を公開して、タスク マネージャーで見てみると、一瞬起動して、終了している様子がわかります。さらに、イベント ビューアーで見ると、いろいろとエラーが...
というわけで、UWP は RemoteApp で公開できないことを確認しました。
以下の Azure RemoteApp の公式ドキュメントのコメント欄を見ると、将来的にはできるようになるかもしれないですね。
Documentation > RemoteApp > App requiements
[URL] https://azure.microsoft.com/en-us/documentation/articles/remoteapp-appreqs/
Eric Orman [ericor@MSFT]
Only Win32 apps, no RT or UWP at this time
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。