2016/06/28

フォローアップ (2) : Interact x Cloud Samurai 2016 Summer Track 1 Session 2

先日の Interact x Cloud Samurai 2016 Summer において、“Windows Server から GUI などを削除していって軽量化したのが Server Core、Nano Server は逆にゼロから Windows Server に作り上げていった”みたいなこと言いました。これは Nano Server の作りをイメージしてもらうための説明であって、実際のところはゼロからというのは言い過ぎかもしれません。

フォローアップ: Interact x Cloud Samurai 2016 Summer Track 1 Session 2
セッション資料公開: Interact x Cloud Samurai 2016 Summer Track 1 Session 2



例えば、Windows のシステム ファイルの 1 つ、%Windir%\System32\ntoskrnl.exe (NT Kernel & System) ですが、Windows Server 2016 と Nano Server でたぶん違いはありません (いずれも TP5 で、同じパッチ レベルの場合)。まったく同じものに見えます。


Windows Update しちゃうと更新が入っちゃうので、TP5 のインストール メディアの Sources\Install.wim (普通の Windows Server のイメージ) と NanoServer\NanoServer.wim (Nano Server のイメージ) をローカル マウントして ntoskrnl.exe のファイルのプロパティを比較してみると...


サイズやバージョン、デジタル署名はまったく同じ。

Source\Instal.wim 内の ntoskrnl.exe を Nano Server の VHD イメージに上書き して仮想マシンを起動してみると...


 起動しました。


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