2012/04/27

Windows 8 Consumer Preview > RemoteApp とデスクトップ接続の Web フィード

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 から利用可能になった「RemoteApp とリモートデスクトップ接続」の Web フィードは、RD Web アクセスに公開された RemoteApp アプリケーションや仮想デスクトップのショートカットをスタートメニューに自動登録するものです (右の画面のように)。Windows 8 では、スタートメニューが無くなります。スタートメニューが無くなっても、この機能は引き続き提供されます。どこに統合されるのかというと...

Windows 8 Consumer Preview のスタート画面にある「リモートデスクトップ」(メトロスタイルのリモートデスクトップクライアント)を開くと、 「RemoteApp とデスクトップ接続」の設定が行えるようになっています。ここで設定すると、「リモートデスクトップ」の「ホーム」にフィードで取得したショートカットが自動登録されます。ちなみに、Windows 7 と同じように、コントロールパネルの「RemoteApp とデスクトップ接続」からも設定できますが、その場合もここに反映されます。



Windows 7 ではユーザーごとにフィードの設定をする必要がありましたが、Windows 8 ではグループポリシーによる一括設定ができるようになりました。こちらのほうが、簡単ですし、便利です。


また、新たに URL ではなく、電子メールによる指定もできるようになったようです。試してはいませんが、DNS に TXT レコードを登録しておくことで可能になるそうです。

Test Lab Guide: Remote Desktop Services Publishing > Step 4: Configure DNS Feed Loookup for RemoteApp and Desktop Connections
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831442.aspx

Windows 7 のときもそうなのですが、URL は https で指定する必要があり、信頼された証明書でないと接続がエラーになります。Windows Server 2008 R2 の場合は、IIS マネージャーを使用して、RD Web アクセスの Web サイトに適切な証明書を設定すればよかったのですが、Windows 8 およびWindows Server 8 Beta の場合は、サーバマネージャーのここ (↓) で接続ブローカーなどと一括で証明書を設定できるようになっています。


というわけで、「リモートデスクトップ」アプリの「ホーム」はこんな感じ (左は日本語環境、右は英語環境)。RemoteApp アプリケーションのテキストが日本語環境では隠れてしまっているのが残念。まだ Beta ですから...

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