2012/04/23

Windows Server "8" Beta > Hyper-V ネットワーク仮想化の追加情報

Windows Server "8" Beta (正式名 Windows Server 2012)  Hyper-V のクラウド向け新機能「Hyper-V ネットワーク仮想化 (Hyper-V Network Virtualization)」のデモ スクリプトに続いて、GUI の設定画面も見つけました。どこにあるかというと、System Center 2012 Virtual Machine Manager SP1 (現在、CTP が公開中) です。

というわけで、試してみました。


上のコンソールは System Center 2012 Virtual Machine Manager RTM のもの。下の英語のコンソールが SP1 CTP のものです。「VM and Services」のところに「VM Networks」が追加されています。

「VM Networks」に「VM Network」 を追加してサブネットとIPプールを定義しておくと、テンプレートからの仮想マシン作成時に選択でき、自動的にネットワーク仮想化を構成してくれるみたいです。Windows PowerShell の NetWNV (Windowsネットワーク仮想化フィルター) だと難解ですが、Virtual Machine Manager だとすっかり簡単になっています。VM Networks が CA (Customer Address) で、通常の論理ネットワークが PA (Provider Address)



VM Network と固定 IP (IP Pool から) の割り当て。


CA と PA のマッピング?


仮想マシンの作成ジョブが95%でストップすると言う場合は、Hyper-Vマネージャーでコンソールを覗いてみましょう。Windows Server "8" Beta はプロダクトキーが提供されていないため、OS プロファイルでプロダクトキーを空にすると思いますが、そこで Mini-Setup がストップしてしまいます。

ところで、ちゃんと動いたかと言うとそうではなく、固定 IP のゲスト側での設定が正しく行われませんでした。それが影響したのかもしれませんが、ネットワーク仮想化の構成もちゅうと半端な感じでした。ネットワーク仮想化の理解がまだまだなので、何とも言えませんが、ホスト (今回は日本語+英語LP)もゲストもネイティブな英語版で試した方がよいかも。

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