2012/02/10

Windows Virtual PC > 時刻同期を完全に無効にする方法

Windows Virtual PC では、仮想マシン構成ファイル(.vmc)を直接編集することで、統合コンポーネントの時刻同期機能を無効にできます。



<integration>
  <microsoft>
    <host_time_sync>
      <enabled type="boolean">false</enabled>
    </host_time_sync>
  </microsoft>
</integration>

統合コンポーネントの時刻同期を無効にしても、仮想マシン開始時に仮想マシンの CMOS クロックが、ホストの時刻に同期されることは無効になりません。例えば、仮想マシンの BIOS SETUP UTILITY で System Date を変更しても、Save & Exit をすると、仮想マシンがリセットされるので、そのときまたホストに同期されてしまいます。

仮想マシン開始時の時刻同期をなんとかしたい方へ。次の設定を加えてみてください。これで、仮想マシンの CMOS クロックは、前回の仮想マシンを停止した時間からスタートします。

<hardware>
  <bios>
    <time_sync_at_boot type="boolean">false</time_sync_at_boot>
  </bios>
</hardware>

ヒントはこちら。Hyper-V に <time_sync_at_boot> 相当は無いみたい。

IVMVirtualMachine::SetConfigurationValue method
[URL] http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dd796692(v=vs.85).aspx


2012/03/06 追記:
スクリプトにしてみました。→ 「Windows お悩み相談室 第31回仮想マシンの時刻同期を無効にするには」(2014/04/02 追記: リンク先はもう存在しません)

1 件のコメント:

  1. .vmc ファイルの場所は、.vmcx をメモ帳で開けばわかります。

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