2011/10/25

画面で見る Windows Intune v2 のソフトウェア配布&更新機能 (フォローアップ)

以前の投稿「画面で見る Windows Intune v2 Beta のソフトウェア配布&更新機能」のフォローアップです。Windows Intune July 2011 Beta から正式リリース(October 2011 Release) で変更になったところ。
ソフトウェアのアップロードが、Windows インストーラー パッケージ (.msi) か実行可能ファイル(.exe) かで、アップローダー(Windows Intune ソフトウェア発行者) の項目が変わります。

こちらは、インストーラーが .msi 形式の場合。ソフトウェアのアップロードおよび更新では、オプションの「要件」として、アーキテクチャ (32 ビット/64 ビット) と対象 OS (Windows XP/Windows Vista/Windows 7) を指定でき、「コマンドライン引数」を追加できます。これらは、.exe 形式の場合でも共通です。


こちらはインストーラーが .exe 形式の場合。「検出規則」と「リターンコード」が増えます。「検出規則」では、既定の検出規則を使用するか、「ファイルが存在します(→ファイル パスを指定)」「MSI 製品コードが存在しています (→ MSIファイルを指定)」「レジストリキーが存在しています (→ HKLM 下のキーのパスを指定)」のいずれか (または複数の組み合わせ) を指定できます。ちなみに、既定の検出規則を使用は推奨されていません。こちらを選択すると、インストールを検出しないで、上書きインストールになるみたいです。→ Windows Intune のヘルプ 「リターンコード」では、インストーラーのリターンコードを解釈させて、「成功」または「再起動して成功」の結果と関連付けることができます。


「リターンコード」のページはこんな感じ。


ソフトウェアの更新をアップロードでは、.msi と .exe 形式に加えて、Windows インストーラー修正プログラム (.msp) を指定できます。


ソフトウェアの更新の場合も .msi や .msp (次の左) と .exe (次の右) のように、「検出規則」と「リターンコード」の部分が変わってきます。


最後に。Beta のときは、3rd パーティ製品の更新をアップロードすると、どこにいったか見失ってしまうような感じだったのですが、正式リリースでは「Microsoft 以外の更新プログラム」にリストされるようになりました。

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