2014/12/26

お勧め: Windows Server & System Center Technical Preview 評価ガイド

お待たせしました。Technical Preview 評価ガイドが公開になりました。

Windows Server & System Center Technical Preview 評価ガイド (Word、6.54 MB)
[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/cloud/dd297510#sec01
(WSTP_EVALGUIDE_V1.1.docx への直リンク)


この評価ガイドに含めるのをうっかり忘れていましたが、RemoteFX vGPU の第 2 世代仮想マシン対応について...

2014/12/22

Office 365 の Office オンデマンド サービスが終了してた

Office 365 ProPlus 付き Office 365 サブスクリプションで提供されていた Office オンデマンドが 2014 年 11 月に廃止になってたようです。

夏には予告されていたんですね。

Japan Office Official Blog > 2014 年 11 月以降の Office オンデマンドについての変更点 (2014/09/05)
[URL] http://community.office365.com/ja-jp/b/office_365_community_blog/archive/2014/09/05/we-re-making-some-changes-to-office-365-proplus.aspx
We’re making some changes to Office 365 ProPlus (8/21/2014)
[URL] http://community.office365.com/en-us/f/172/t/259931.aspx


Office オンデマンドは、Office 365 ProPlus の 5 PC までというライセンスを消費することなく、Windows PC (ちょっとお借りした第三者の PC とか) に Office 365 ProPlus のアプリケーションを一時的にインストールして使用できるという機能でした。%PROGRAMFILES% ではなく、%USREPROFILE% に Office を C2R でインストールする面白い機能だったんですが残念。

関連:
CW アーカイブ > Officeオンデマンドって何だ(ついに最終回)(2013/06/18)

2014/12/19

C: ドライブの空き領域を劇的に増やしたいならやっぱり新規インストール

@IT で以下の記事が公開されました。

山市良のうぃんどうず日記(22):
空き領域不足のWindowsタブレットを劇的ダイエット
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/19/news023.html

この記事でも触れてますが、2014 年 11 月中旬に Windows Update でオプションで配布された巨大な更新ロールアップ KB3000850 に気付いた人も多いと思います。Windows 8.1 Update (KB2919355) の次の大型更新です。MSDN サブスクリプションでこの 11 月更新ロールアップが適用済みの Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の ISO イメージが 12 月中旬から配布されています。もうちょっと待てばよかった (連載記事の話)。

WIM ブート使ったらもっと空き領域増えるんじゃあないの? って親切なアドバイスしてくれる人がいるかもしれませんが、うちの問題の PC は WIM ブートが対応していない BIOS ベースでした。WIM ブートできたとしても、Windows Update ですぐに効果が無くなっちゃうような気がしますが...

Windows イメージ ファイル ブート (WIMBoot) の概要
[URL]  http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn594399.aspx


2014/12/18

Azure RemoteApp GA を試す (その2) - カスタム テンプレートで日本語版のアプリを発行

2015/01/07 追記) @IT さんでちゃんとした記事にしました →「正式サービス開始のAzure RemoteApp、フル日本語環境のための“勘所”

前回の「Azure RemoteApp GA を試す (その1)」 の続きです。

日本語版 Windows Server 2012 R2 のカスタム テンプレートのアップロードから、RemoteApp コレクションの作成、アプリの発行、アプリの実行、その他もろもろ。

2014/12/17

Azure RemoteApp GA を試す (その1)


2015/01/07 追記) @IT さんでちゃんとした記事にしました →「正式サービス開始のAzure RemoteApp、フル日本語環境のための“勘所”

Azure RemoteApp が 12 月 12 日(日本時間) に GA (General Availability) となって一般提供開始です。

General availability for Azure RemoteApp (December 11, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/

Azure の料金体系について
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/remoteapp/

やってみました...

2014/12/15

Azure Backup もアップデートされてた (64 ビット Windows 8.1/8/7 SP1 にも対応)

Azure 復旧サービスの Azure Site Recovery の VMM を必要としない展開がサ
ポートされたことにびっくりしていて気が付くのが遅れましたが、Azure 復旧サービスのもう 1 つのサービスである Azure Backup にもアップデートがありました。

Azure Backup はこれまで、Windows Server (2008 SP2/2008 R2 SP1/2012/2012 R2)、Windows Server Essentials (2012/2012 R2)、および System Center Data Protection Manager (2012 SP1/2012 R2) に対応していましたが、Microsoft Azure Recovery Services Agent のバージョン 2.0.8694 から、64 ビット版の Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1 のファイルやフォルダーのバックアップにも対応したようです。たぶん、12 or 13 日から。

12/19 追記) 公式アナウンスはこちら
Azure Backup – Announcing Support for Windows Client Operating System (Tuesday, December 16, 2014)
[URL]  http://azure.microsoft.com/blog/2014/12/16/azure-backup-announcing-support-for-windows-client-operating-system/

Azure Backup support for client operating systems (Thursday December 18, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-backup-support-for-client-operating-systems/

12/25 追記) Windows Server 2008 SP2 (x64) のサポートも 10 月に追加されてたらしい (以前は Windows Server 2008 R2 以降)
Announcing Support for Backup of Windows Server 2008 with Azure Backup
[URL] http://azure.microsoft.com/blog/2014/10/06/announcing-support-for-backup-of-windows-server-2008-with-azure-backup/

2014/12/12

Microsoft Azure Site Recovery がまたまたアップデートされた (ついに VMM なしでも!)

12/16 追記) この投稿をベースにしたちゃんとした記事が @IT さんで公開されました。
Microsoft Azure最新機能フォローアップ: Hyper-VからAzureへ、仮想マシンの直接レプリケーションが可能に-Azure Site Recoveryアップデート
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/16/news029.html


Azure Site Recovery についてドキュメントや記事を書きましたが、新しいニュースが入りましたのでフォローしておきます。

ついに、オンプレミスから Azure のサイト回復のセットアップにおいて、System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) を必要としないオプションが提供されました。

Azure Site Recovery enables virtual machine recovery and replication directly in Azure (Thursday December 11, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-site-recovery-enables-virtual-machine-recovery-and-replication-directly-in-azure/


2014/12/11

2014 年 12 月の Office の更新後に VBA が使えなくなったら...

最近の Windows Update はいろいろとあれですけど、今月も KB3002339 (Visual Studio 2010 向け)、KB3004394 (Windows 向け)、KB3011970 (Silverlight 向け)、KB2986475 (Exchange 2010 向け)、に問題が出ているようです。今月は Office 向けの以下の更新にもご注意。

Microsoft Security Bulletin MS14-082 - Important
Vulnerability in Microsoft Office Could Allow Remote Code Execution (3017349)

[URL] https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-082

Office 2007 だと KB2596927、Office 2010 だと KB2553154、Office 2013 (MSI 版)だと KB2726958。(追記: これは更新プログラムの不具合というわけではないのでアンインストールはちょっと待った

私の場合、Excel 2013 でマクロが有効なワークシート(.xlsm) を開いたところ、右のようなエラーが表示され、シート上のコントロールを操作できない状態に。

古い%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp\Excel8.0\MSForms.exd%TEMP%\\Excel8.0\MSForms.exd)を削除すれば、更新プログラムをアンインストールしなくても問題解消しました。MSForms.exd は、次回 Excel 起動時に自動生成されます。Excel 以外の場合は、.exd の場所やファイル名が違うかもしれません。

参考:
コントロールを挿入すると EXD ファイルが作成されます。 
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/199830/ja

この回避方法がすべてに有効かどうかはわかりませんが、更新プログラムのアンインストールなしで問題を解消できてよかった(追記: これは更新プログラムの不具合というわけではなく、Axtive X コントロールのキャッシュである .exd ファイルは、そういう運命にあるようです=過去の更新プログラムでもあったよくあるトラブルみたい)。

12/15 AM 追記) The Microsoft Excel Support Team Blog より、公式(?)な対処方法など。
Form Controls stop working after December 2014 Updates 
[URL]  http://blogs.technet.com/b/the_microsoft_excel_support_team_blog/archive/2014/12/11/forms-controls-stop-working-after-december-2014-updates-.aspx
12/15 PM 追記) KB も出てた。
"Cannot insert object" error in an ActiveX custom Office solution after you install the MS14-082 security update
[URL] http://support2.microsoft.com/kb/3025036/en-us
1/16 AM 追記) Fix It も出た
 "オブジェクトを挿入できません" エラーが MS14-082 セキュリティ更新プログラムをインストールした後に ActiveX カスタム Office ソリューションで表示される 
[URL] http://support.microsoft.com/kb/3025036/ja

・・・

Office 365 ProPlus などクイック実行 (C2R) 版の場合は、特定の更新プログラムをアンインストールするということができません。ただし、ちょっと前のバージョンに戻すということは可能です。

以下は、その方法。今回の問題とは関係ありませんが、今後のトラブルに備える意味で、クイック実行版 Office ユーザーは知っておいて損はないでしょう。

クイック実行版って何?という方へ。ボリューム ライセンス製品の Office 2013 または MSDN サブスクリプションの Office 2013 は MSI 版です。それ以外はすべて、クイック実行版です(たぶん)。パッケージ製品の Office 2013 や Word 2013 などのアプリケーションはクイック実行版ですし、Office 365 サブスクリプションに付いてくる PC にインストールするやつはクイック実行版です。

クイック実行版の Office 2013/Office 365 アプリケーションは、Windows Update (Microsoft Update) では更新されず、アプリケーションに組み込まれた更新機能で常に最新状態に更新されます。更新されたアプリケーションで問題が発生した場合は、次の方法で古いバージョンに戻すことができます。一般ユーザーの方には、とてもできそうにないので、そんな更新トラブルはもう起こらないことを祈るばかり (7月には起こっちゃったようです)。

クイック実行 (C2R) の Office 2013 も過去の更新バージョンに戻せる (2014/07/28)
How to revert to an earlier version of Office 2013 Click-to-Run
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/2770432/

システムの復元がクイック実行の実行環境に悪さをすることもあるみたいですので、こちらもご参考に。一般ユーザーの方は、こうなったらもうワケがワカランでしょうね。

Office 2013 クイック実行の更新を適用後にシステムの復元で更新前に戻すと Office アプリケーションが起動しない 
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/2847639/ja

2014/12/10

Cloud OS MVP Roadshow セッション ビデオ公開

Microsoft Virtual Academy ってところで、11/29 に行われた「Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 (第 6 回) 」のセッション ビデオが公開されました。

動画と資料で学ぶ「Windows Server vNext - テクニカル プレビュー版を徹底検証」 
[URL] http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/cloud-os-roadshow-20141129-vnext?m=12664 
http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/cloud-os-roadshow-20141129-vnext?m=12664

2014/12/09

MDOP 2014 R2 速報 (App-V 5.0 SP3 & UE-V 2.1)

Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP) for SA の最新バージョン MDOP 2014 R2 が出ましたね。MSDN サブスクリプションに 12/5 付であがってました。MVLC でも入手可能になっていると思います。

12/19 追記) 12/19 付で ISO イメージが更新されてました。新しいほうには、App-V 5.0 SP3 for RDS (appv_client_setup_rds.exe) が同梱されていました。それ以外の違いは不明。

今回は、App-V 5.0 SP3 と UE-V 2.1 が新しくなっています。また、古いバージョンがごっそり削除されています。autorun.inf と Launcher\Launcher.hta も無くなってさびしい限り。

MDOP について詳しくは...
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/enterprise/products-and-technologies/mdop/default.aspx

MDOP 2014 R2 に含まれるコンポーネントはこちら...

2014/12/08

Hyper-V と OVF についてメモ

もうずいぶん前になりますが System Center 2012 Virtual Machine Manager 向けに OVF Import/Export を提供しました。

左(←)の 2 年以上前に撮ったスクリーンショットは、XenServer から OVF 形式でエクスポートした vyatta 仮想マシンを Hyper-V 仮想マシンとして VMM ライブラリにインポートしているところ。ちょっと昔はこんなことできました。

この OVF Import/Export ツールは、今でも以下のリンクからダウンロードできます。

System Center 2012 ? Virtual Machine Manager Component Add-ons and Extensions
[URL http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=2930


このツールって最新の System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager で使えるのかなぁと情報を探していましたら、System Center 2012 SP1 のページにサポートされなくなったと書いてました。

What's New in VMM in System Center 2012 SP1 (Updated: October 22, 2014)
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn246488.aspx
"The OVF tool is no longer supported. Instead, to import and export an OVF package to Hyper-V, you can use the Microsoft Virtual Machine Converter (MVMC), which converts the VMDK/VHD file. For more information, see Microsoft Virtual Machine Converter 3.0."

この(↑)の更新日を見ると、MVMC 3.0 (2014/10 中頃公開) が出てから OVF に関する一文が追記されたみたいです。System Center 2012 SP1 から使えないのか、それとも OVF Import/Export ツール自体がサポートされなくなったのかは不明。

関連する投稿:
Microsoft Virtual Machine Converter 3.0 (2014/10/14)
メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (追記あり) (2014/04/16)

Windows Server 2003、あと 219 日、あと 21 万台(推計)

2015 年 7 月 15 日(日本時間) の Windows Server 2003 のサポート終了に関するニュースなど。

2014/12/05

Azure 仮想マシンの Microsoft Antimalware プレビューを GA に更新&カスタム設定

Microsoft Azureの Microsoft Antimalware がちょっと前に GA になってました。

General Availability: Microsoft Antimalware for Cloud Services and VMs (2014/10/27)
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-microsoft-antimalware-for-cloud-services-and-vms-2/


Microsoft Antimalware プレビューのときに作成した Azure 仮想マシンがそのまま (IaaSAntimalware 1.0) でしたので、GA 後の最新版 (12/1 現在は IaaSAntimalware 1.1) にしておきました。ついでに、除外設定なんかしてみました。

この投稿は Azure 仮想マシンの場合の設定です。ロールの場合を含めてた詳しい設定方法はこちら...

Microsoft Antimalware for Azure Cloud Services and Virtual Machines
[URL] http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=398023&clcid=0x409

2014/12/04

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL/CentOS 6.6 Guest

10 月に Red Hat Enterprise Linux 6.6、CentOS 6.6、Oracle Linux 6.6 が出てましたので、恒例の Hyper-V 対応状況の山ちゃーんチェック!

Release Notes for Red Hat Enterprise Linux 6.6
[URL] https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/6.6_Release_Notes/index.html
CentOS 6.6 Release Notes
[URL] http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOS6.6
Announcing General Availability of Oracle Linux 6.6
[URL] https://blogs.oracle.com/linux/entry/announcing_general_availability_of_oracle1

Hyper-V 関連の変更点は、RHEL 6.6 のリリース ノートに以下のように書いていました。

2014/12/03

Cloud OS MVP Roadshow 実機デモ再現しました (MultiPoint Services のデモ)


11/29 に行われた「Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 (第 6 回) 」のデモ環境が残っているうちに MultiPoint Services の機能を一通りいじくりまわしているのをビデオ化しました (Disk Protection と Virtual Desktops は除く)。

サーバーに 3 ユーザー (2 つのディスプレイの 1 つを Split して共用)、Windows 10 の物理 PC のローカル ログオン 2 ユーザーに、リモートの RDP クライアントでセンセイが接続している状態です。ビデオがぼやける場合は .mp4 (25 MB) をダウンロードしてから見てください。

demo_multipoint.mp4 (http://1drv.ms/1FJ9uBC)

デモ環境とデモの内容はこんな感じ..

2014/12/01

Cloud OS MVP Roadshow セッション資料公開します

11/29 に行われた「Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 (第 6 回) 」に右のようなデモ環境とともにセッション 1 に登壇させていただきました。

当日のセッション資料とビデオによるデモ (.wmv)を公開します。右の実機によるデモについては、適当に再現したものをビデオ化しました。または、後日、公開されるはずのプレゼン ビデオでどうぞ。公開されたセッション ビデオでどうぞ(12/9追記)

Windows Server Technical Preview の新機能を広く、浅く、笑いあり、涙あり、詰め込みすぎで紹介。