Windows 11 22H2 から 23H2 へのアップデートは、有効化パッケージ(eKB)が早くて便利。Windows 11 のダウンロード ページからのアップデート(インストール アシスタント or ISO)は、巨大なダウンロード(6GB超)だし、インプレース アップグレードなのでやりたくない。でも、Windows 11 23H2 の 有効化パッケージは Microsoft Update カタログでは公開されていない。通常の手段では Windows Update でやってくるのを待つしかない。
KB5027397: enablement パッケージを使用したバージョン 23H2 Windows 11機能の更新
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/5027397
Pro 以上のエディションなら、「コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\Windows Update\Windows Update から提供される更新プログラムの管理\プレビュー ビルドや機能更新プログラムをいつ受信するかを選択してください」ポリシーを有効にして、更新を保留する日数を「0」日とかに設定すれば速攻で検出、インストールすることができるんですが、Home エディションだとその手が使えない。
あっ、そういえば評価用の WSUS 環境があった。有効化パッケージはエディション関係ないはず。ということで...
まずは、昔話から。WSUS では、Windows 10 のときは通常版機能更新プログラムと、有効化パッケージ版機能更新プログラム(2004以降)は別で提供されてました。
WSUS でUnified Update Platform(UUP)配信が行われるようになった Windows 11 22H2 (2023年3月)からは、Windows 11 23H2 の有効化パッケージは、毎月(たぶん)更新される機能更新プログラムの中に入るように。
WSUS の環境がある場合は、機能更新プログラムである「Windows 11, version 23H2」のファイル情報を開いて、KB5027397 の CAB ファイルを探せば、ダウンロード元 URI をゲットできます(行を選択して Ctrl+C すればその行がクリップボードに貼り付きます)。たった 34KB なので、一瞬でダウンロードできます。なので、「Windows 11, version 23H2」を承認して WSUS にダウンロードさせなくても OK。ちなみに、CAB ファイルの URI はナイショよ。
んでもって、23H2 が検出されない Windows 11 22H2 にて、
2023 年 10 月の C リリース(ビルド 22621.2506)以降に更新されている Windows 11 22H2 (KB5027397 eKB のシステム要件)で以下のコマンドラインを管理者として実行し、最後に再起動すれば...
DISM.exe /Online /Add-Package /PackagePath:"パス¥更新プログラム名.cab"
あっという間に23H2 にアップデートできます。更新の履歴(ms-settings:windowsupdate-history)には履歴は残りませんでしたが、それ以外は正規の方法(eKB)で 23H2 にアップデートしたのと何ら変わらないはず。
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