1 年後の 2022 年 9 月のことだけど、Windows コンテナーのランタイムのサポートに関する重要な予告。
Updates to the Windows Container Runtime support
https://techcommunity.microsoft.com/t5/containers/updates-to-the-windows-container-runtime-support/ba-p/2788799
Windows Server container users: Mirantis is here to support you
https://www.mirantis.com/blog/windows-server-container-users-mirantis-is-here-to-support-you/
2021 Support Update for Docker Engine-Enterprise
https://info.mirantis.com/docker-engine-support
Windows コンテナーのサポートは、Docker Enterprise Edition(Docker EE)のライセンス&(MSによる)サポート付きで Windows Server 2016 に含まれる形で登場したんですが、Docker EE が Docker Enterprise になって、その後、Docker のエンタープライズ事業部が Mirantis 社に買収され、現在の Mirantis Container Runtime(MCR)になって、なんだかあやふやになってましたが、ようやくはっきりしたことが出てきました。
Microsoft による Windows Server 上の MCR (旧、Docker EE)のサポートは、1 年後の 2022 年 9 月に丸ごと Mirantis に移行するそうです。1~9 ノードまでなら無料(ただし Mirantis によるサポートなし)で引き続き利用できますが、それ以上の場合は Mirantis の有償サービスになるそうです。それ以外にもいろいろとややこしい。
・Microsoft による MCR のサポートと DockerMsftProvider のメンテナンスは 2022 年 9 月で終了。
・MCR を利用するなら、DockerMsftProvider を使用しない方法で(現在なら install.ps1 を使用)。
・OSS の containerd(Moby projyect)で自前で Windows コンテナーに対応することはできるけど、サポートないよ。→ Mirantis Container Runtime から Docker CE/Moby への切り替え (2022/9/10 追記)
・Microsoft は、ラインタイムに依存しない OSS の containerd を使用する Azure Kuberenetes Service(AKS) と AKS on Azure Stack HCI/Windows Server での Windows コンテナーのサポートを提供。
Docker Desktop や MCR で Windows コンテナーを開発 → AKS にデプロイという形はそのままみたいだけど、ACI とか Apps Servces とかに影響はないんだろうか?
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