2020/05/28

Windows 10 May 2020 Update(ver 2004、build 19041)の一般提供開始

Windows 10 May 2020 Update (バージョン 2004、OS ビルド 19041(.264))の一般提供が開始されました。

How to get the Windows 10 May 2020 Update
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2020/05/27/how-to-get-the-windows-10-may-2020-update/
What’s new for IT pros in Windows 10, version 2004
https://techcommunity.microsoft.com/t5/windows-it-pro-blog/what-s-new-for-it-pros-in-windows-10-version-2004/ba-p/1419764

「更新プログラムのチェック」をクリックすると、下のようなダウンロード オプションがいつかは出ると思います。いつものように段階的に拡大されると思いますので、誰にもすぐには出るというわけではないと思う。うちのはまだ。また、Windows Update for Business(WUfB)で延期設定(または「詳細オプション」で機能更新プログラムを延期)してない限り、勝手に自動配布されることはないと思います。ただし、ver 1809 以前を利用している場合は段階的な自動配布対象かも(COVID-19 関係で v1809 の EOS は延びたけど、WUfB で延期可能な最大日数は既に過ぎてます)。

"Windows 10、バージョン 2004 の機能更新プログラム
次のバージョンの Windows が利用可能になりました・・・
ダウンロードしてインストール"

すぐに手に入れたいという場合は、


Download Windows 10
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

から。うちは複数台あるのでダウンロード帯域節約のため USB 作ってからやるつもり。

すぐにアップグレードしたいという方は、まず以下の既知の問題(Known issues)をご覧あれ。調査中(Investigating)の既知の問題が 10(+1追加、+1更新) もあるのでご注意(直してから出してよ)。

Windows 10, version 2004 and Windows Server, version 2004
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/status-windows-10-2004


・Difficulty connecting to more than one Bluetooth device
・Errors or issues during or after updating devices with Conexant ISST audio drivers
・Errors or issues during or after updating devices with certain Conexant audio drivers
・Issues using ImeMode property to control IME mode for individual text entry fields
・Variable refresh rate not working as expected on devices with Intel iGPU(5/28 PDT 情報更新)
・Stop error when plugging or unplugging a Thunderbolt dock
・Errors or unexpected restarts for some devices using Always On, Always Connected
・No mouse input with apps and games using GameInput Redistributable
・Issues updating or starting up devices when aksfridge.sys or aksdf.sys is present
・Issue with older drivers for Nvidia display adapters (GPU)
+DISM might incorrectly report corruption is still present after repair (5/28 PDT 追加)

+Issue with some Storage Spaces configurations after updating to Windows 10, version 2004 and Windows Server, version 2004 (6/17 PDT 追加、一覧には追加されていないけど重大な問題)

あと、フルバックアップ(→ 昨日の投稿 予感してた?)してからすることをお勧めします。

Enterprise 評価版はこちら。

Windows評価版ソフトウェア|Windows 10 Enterprise 評価版ソフトウェア(90日)
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-10-enterprise・Windows 10 Enterprise, version 2004 | 64-bit ISO
・Windows 10 Enterprise, version 2004 | 32-bit ISO


既知の問題が多すぎるので、Enterprise 評価版で Windows To Go デバイス(pwcreator.exe、Pro にもあるよ)を作ってすべての PC でデバイスの互換性をテストしてからやるつもり。特に、Wi-Fi、Bluetooth、オーディオ回り。

→ 確認完了。無問題。
→ 1 台アップグレード完了。ウイルス対策ソフト(NOD32)も問題なし。(13:00)

新しいものは慎重に、過度な期待や根拠のない信頼は禁物。


追記) 5/27 PDT に Docker Desktop 2.3.0.3 も出てました。Home エディション対応は 5/11 PDT の 2.3.0.2 から。
https://docs.docker.com/docker-for-windows/release-notes/

Windows Containers の環境で WSL 2 のバックエンドをシャットダウンしたら、実行中の Windows コンテナーもデーモンとともに終了。一瞬、もしかしてだけど Windows Containers 環境の WSL 2 バックエンド?と思いましたが・・・
デーモンのリスタート(WSL 2 バックエンドなしで)で動いたので、WSL 2 は使ってない。つまり、従来の Hyper-V + Containers 機能で動いてる。 WSL 2 バックエンドはあくまでも Linux Containers 環境だけのもの。

さらに追記)  VMware Workstation と WSL 2(に必要な「仮想マシン プラットフォーム」)は同居できないことが確認できた。予想どおり。「仮想マシン プラットフォーム」は Hyper-V のサブセットみたいなもんですから。


v15.5.5 からは VMware と Hyper-V の共存(たぶん仮想マシンプラットフォームも)ができるようになるらしい。うちは VC++のどに詰まらせて、バックアップから戻すハメになったのでこの ver スキップ。→ VMware Player と WSL 2 の共存できた

5/29 追記)4 台すべてアプデ完了。30 GB(空き数 5 GB以下)のタブレット、苦労しましたが、いろいろと頑張ってくれる(ガンバされる)ようになりました。この機能って v1903 から? 前回のアプデ(v1903 → v1909)がスイッチ方式だったので忘れてました。再起動後、数時間かかっていたみたいですが、一晩放置で完了。
注:言われた通りの空きができても、NTFS 圧縮とか多用している場合、ロールバックされるかも。初回のチャレンジでは「更新プログラムを構成しています 0%」が数時間のあと、進んだけど、気が付いたらロールバックされた。圧縮解除されて、容量不足に陥っているものと想像。一部の大きなアプリのアンインストールとアプデ後の再インストール(一部は永遠にさよなら)で切り抜けしした。

5/29 さらに追記) Insider Preview 中に気が付いたのですが(.264 の品質更新のとき)、
v2004 って、要再起動の更新が複数ある場合、最初の要再起動のインストール後にすぐに再起動可能な状態(タスクバー上のアイコンと「今すぐ再起動する」ボタン)になるんですよね。一応、100% まで待ちましたけど、今度遭遇したら途中で再起動してみよう。新機能なのか、それとも Windows Update の勇み足なのかは不明。

5/30 追記) v1903 から開発終了扱いの Windows To Go が v2004 から削除されちゃった。ただし、削除されたのは作成ツール(pwcreator.exe)で、v1909 以前で v2004 の Windows To Go メディアは作成できたし、起動もできた。

Features and functionality removed in Windows 10
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/planning/windows-10-removed-features
Windows 10 features we’re no longer developing
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/planning/windows-10-deprecated-features

6/1 追記) 組み込み OSS コンポーネント関連のバージョンは、ver 1903/1909 から変わらず。
C:\>ssh -V
OpenSSH_for_Windows_7.7p1, LibreSSL 2.6.5
C:\>curl -V
curl 7.55.1 (Windows) libcurl/7.55.1 WinSSL
Release-Date: 2017-11-14, security patched: 2019-11-05
Protocols: dict file ftp ftps http https imap imaps pop3 pop3s smtp smtps telnet tftp
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile SSPI Kerberos SPNEGO NTLM SSL
C:\>tar --version
bsdtar 3.3.2 - libarchive 3.3.2 zlib/1.2.5.f-ipp

6/9 追記) Cortana さん(BETA)、当初、日本ではまだ使えない感じだったけど、今日試したらなんだか使えそうだ・・・ と思ったらがサインインしても無反応。アプリの修復とリセットすると、Cortana さん正気を取り戻す。ところで、話しかけるとき“さん”付けは不要になるみたい。話しかけないけど。あと、話しかけに応答する「ウェイク ワード」はまだ機能が無効化されている。”今後のアップデートに追加されます”だそうです。

6/10 追記)上のやつ、まただんまり。

同じバージョン(ベータ版 2.2005.5739.0)、同じ地域設定(日本)で使えるやつもある。でもアメリカ人っぽい。もう知らん。








6/16 追記)英語で使えてたやつ(→の右)、日本語がわかるようになった。代わりに英語がわからなくなった。ダメな奴は今日もダンマリ(→の左)。

6/25 追記) アプリや PC 個別の問題ではなく、サインインしている Microsoft アカウント によって使える、使えないがあるように見える。

7/7 追記)
Issues using OneDrive Files On-Demand on some devices after updating to Windows 10, version 2004
https://support.microsoft.com/en-us/help/4570135/

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