2018/10/02

2018年10月1日版「製品条項(PT)」をざっと見てみた(+ GA しちゃったのでいろいろ追記)

2018年10月版の「製品条項(PT)」(ボリュームライセンスで購入できるマイクロソフト製品と使用条件)が公開されました(毎月頭に更新版が出ています)。

製品条項 (PT)
https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/product-licensing/products.aspx

2018 年 10 月にリリースされることになっている Windows Server 2019 (→ Windows Server 2019 – Announcing general availability in October! https://cloudblogs.microsoft.com/windowsserver/2018/09/24/windows-server-2019-announcing-general-availability-in-october/) が、いつリリースされるのかまだ公表されていないみたいですが、Windows Server 2019 や Windows 10 Enterprise LTSC 2019  のライセンスは 10 月 1 日版 PT に入ってました。

MultiPoint Premium Server は、やっぱり 2016 バージョンが最後みたい。Essentials は 2019 バージョンあるけど、既報のとおり Essentials エクスペリエンス(Essentials ダッシュボードとか)は入っていないお得なライセンスオプションのはず。

Windows Server 2019 から削除される役割と機能 (予定) (2018/09/06)

おまけ(この数字は日付?謎の暗号)...

2016 年 10 月版(Windows Server 2016 リリース月)の PT と 2018 年 10 月版 PT を比べてみると、「Windows Server > 2. 製品使用条件」のところを見ると、旧バージョンのかっこ内に日付っぽい数字が...(注:利用可能なプログラムの「DA」も日付っぽいけど、日付ではなさそう)

左が 2018 年 10 月版 PT の「旧バージョン:Windows Server 2016(10/??)」(気になる人はご自分の目で!)、右が 2016 年 10 月版 PTの「旧バージョン:Windows Server 2012 R2(10/13)」。


ちなみに、Windows Server 2016 のリリース日は 10/12/2016(米国時間) ↓ でした。そのときも前月の Ignite (2016) で発表され、提供開始は 10 月半ばとかではっきりしなかったけど(評価版は 2016 年 9 月末に提供開始で、MSDN/VLSC は 10 月 12 日 に ISO 提供開始だったかな?)。

まったくの見当違いかも。信じるか信じないかは...

Windows Server release information
https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/get-started/windows-server-release-info

10/3 追記) まったくの検討違いだったようです。

予告なく 10/3 に Windows 10 ver 1809 着弾。Windows Server 2019 の ISO も MSDN に登場。Windows Server 2019 の評価版と Azure Makerplace 登場はまだみたい。

さらに 追記) 10/3 19:30 現在、Azure Marketplace にはまだない。検索すると、次のものが出てくるけど、これは 5 月に登場した Insider Preview ビルド (それもすごく古いビルド) ですのでご注意。

さらにさらに追記) 10/04、https://hub.docker.com/r/microsoft/windowsservercore/https://hub.docker.com/r/microsoft/nanoserver が更新された。1809 のベース OS イメージ来ないなーと思って、とりあえず microsoft/windowsservercore-insider と nanoserver-insider で遊ぼうと思ったら、こいつらの OsVersion は 10.0.17763.1 でした。そんでもって、正式版は Docker Hub ではなく、マイクロソフトのリポジトリ (msr.microsoft.com/windows/) からだって。

docker pull mcr.microsoft.com/windows/servercore:ltsc2019
docker pull mcr.microsoft.com/windows/servercore:1809(現状は ltsc2019 と共通)
docker pull mcr.microsoft.com/windows/nanoserver:1809

microsoft/windowsservercore-insider と nanoserver-insider:latest (OsVersion 10.0.17763.1) が取得済みであれば、今なら一瞬で正式版をダウンロード可能(ダウンロードせずに登録される)。サイズ感はこんな感じ。(ダウンロードは nanoserver が 100 MB 以下、servercore が 1.5 GB くらいだった、確か)




さらにさらにさらに追記) この時期、単に英語のアナウンス(それもブログのやつ)を翻訳しただけの、すっとんきょーなニュース記事が出回るので注意してください。例えば、Azure Marketplace では 10/5 現在、Windows Server 2019 のイメージはまだありません。MSDN とかには 10 月末にダウンロード可能になるなんて書いてるところもありますが、10/3 に既にダウンロード可能になっています。RDS 2019 がさも新しそうな記事出てますけど、ほぼ Windows Server 2016 の RDS と同じものです(RemoteFX vGPU については新規追加はサポートされなくなるという後ろ向きな変更はありますが)。

さらに、さらにさらにさらに追記) Server もコンテナー イメージもすべて提供停止中...
速報:Windows 10 October 2018 Update に重大問題? RS5 ぜんぶ提供停止(評価版も Server も) (2018/10/6)
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。