Windows や Office のライセンス認証などに関連する重要なシステムファイルに tokens.dat というファイルがあるのですが、このファイルの格納先パスが Windows のバージョンが変わるたびに、微妙に変わってきました。
Windows のライセンス認証の問題をトラブルシューティングするときに、Tokens.dat ファイルを再構築する方法
[URL] https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2736303/how-to-rebuild-the-tokens-dat-file-when-you-troubleshoot-windows-activ
で、Windows 10 や Windows Server 2016 はどうなっているのかというと、以前と似たようなパスにはまったく見つからない。例えば、%Windir%\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\Microsoft\WSLicense というディレクトリ自体が存在しない。(Windows 10 初期リリースには存在しましたが、そこにある tokens.dat はなんだか違うような感じがしました。)
よくよく探してみると、%Windir%\System32\spp\store\2.0 にそれらしき tokens.dat を見つけました。
本当にこれなのかは例の tokens.dat なのかどうかは?ですが、Process Monitor で slmgr 実行時の様子をキャプチャしてみたところ、このパスの tokens.dat を見ていました。見ていたというだけで、これだ!と特定しているわけではありませんので、ご了承ください。
(別の場所にある C:\ProgramData\Microsoft\Windows\ClipSVC\tokens.dat を参照しているやつもいましたが、こちらは UWP Apps のライセンスかな?)
(これは想像ですが、もしこれが例の tokens.dat だとしたら、Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 から既に変わっている、あるいは移行途中だったかも。)
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