先月、@IT さんの連載で、Windows Vista 以降の応答なしウィンドウは、ゴースト ウィンドウ(Ghost Window)で、“応答なし”ウィンドウの代わりに“応答している”という記事を書きました。
「応答なし」のウィンドウなのに“応答する”のはなぜなのか?
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1702/22/news010.html
PowerShell でゴースト ウィンドウを持っているのが、dwm (デスクトップ ウィンドウ マネージャー)だということを実証してみたわけですが、Windows XP のときも応答なしウィンドウはあったぞという声を耳にしました。念のため、Windows XP の応答なしウィンドウとの違いを見てみましょう。
まずは、Windows 10 (Windows Vista 以降)。ウィンドウ タイトル「元のタイトル(応答なし)」を持つプロセスは dwm になっています。
続いて、Windows XP の場合。Windows XP まではゴースト ウィンドウではなく、本当に応答しなくなったウィンドウでした。PowerShell で同じように実行してみても、ゴーストウィンドウを示す「元のウインドウタイトル(応答なし)」を持つ dwm は出てきません(そもそも Windows XP には dwm がないんですが)。本当に応答しないので、ウィンドウの重なりを再描画できなくて、白くなることも。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。