2011/09/10

VMM2012RC > Web Deploy > VMM2012 で Web Deploy (RC Update)



System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2012 RC を日本語環境にインストールできたので、Beta 版とどこが変わったのかとかあまり考えずに、1つサービスを展開してみたいと思います。以前の投稿で、Beta 環境で Web サーバーのサービスを展開したときに使用した、Windows Server 2008 R2 SP1 の Sysprep 済み VHD と、Web Deploy 用のパッケージを使います。

VMM2012BETA > Web Deploy > VMM2012 で Web Deploy (2011/07/19)

どういう手順なのか詳しくは書きませんので、Beta のときと比較してみてください。


SCVMM 2012 RC を日本語環境にインストールした場合の管理コンソールはこんな感じ。


SCVMM 2012 Beta から RC にアップグレードはできそうもなかったので、Beta のときのライブラリの内容をそのまま持ってきました。今回は、いま選択している 2 つを使います。Beta のときと同じもの (VHD のほうは Windows Update で更新したときに名前をちょっと変えました)。


「同等のオブジェクト」という怪しい名前のところに、Server App-V (SAV) や Web Deploy (Web 配置) のコンポーネントが入っています。ちゃんと日本語版になっています。今回は、選択中の WebDeploy_x64_ja-jp...cr を使います。


では、はじめます。新規にサービス テンプレートを作成します。Beta のときは空のテンプレートしかありませんでしたが、3 つのひな形が追加されています。前回と同じにしたいので、空を選択。


続いて、サービス テンプレートで使う仮想マシンのテンプレートを VHD から作成し、サービス テンプレートにドラッグ&ドロップします。「マシン層の追加」から作成すると、仮想マシンのテンプレートとして保存せずにサービス テンプレートに配置できるみたいです。

ロールと機能のところが階層化されて見やすくなりました。ですが、Windows Server の役割の追加ウィザードのように標準コンポーネントが勝手に選択されたり、依存関係がチェックされたりはしません。Beta と同じく、必要なものを 1つずつ選択します(ちょっと残念です)。


アプリケーションの構成のところで、プレインストール スクリプトとして  WebDeploy_x64_ja-jp...cr を選択し、InstallWebDeploy.cmd コマンドを定義します。そして、Web アプリケーションとして、Web Deploy 用のパッケージ (.zip、Beta 評価のときに IIS 環境で適当に作ったもの) を設定します。


これで、IIS Web サーバーのサービス テンプレートができたので、「展開の構成」を実行。


配置先ホストが評価されるので、選択して(1台しかありませんが)、「サービスの展開」を実行します。


ジョブが開始します。管理コンソールを眺めていると、Windows Azure の管理ポータルに展開される Web ロールみたいな感じに見えます。



ジョブが完了し、完了です。スクリプト (InstallWebDeploy.cmd) の実行結果の返り値を報告するため、ジョブは「完了 (情報あり)」で終わりました。

できあがった仮想マシンに Web ブラウザーでアクセスしてみると、Web Deploy パッケージのアプリケーションを確認できます。めでたし、めでたし。


実は、展開名 「マイ Web 2」や「iisvm02」の「2」という文字からもわかるとおり、こう簡単にはいきませんでした。最初の数回のトライでは、ジョブが 99 %でストップ。「1.4 並列実行の手順」がいつまでたっても実行されません。仮想マシンに接続してみると、選択した役割や機能がインストールされていません。仮想マシン テンプレートの「OS の構成」で、「ロールと機能」のところの選択がまずいと、空になってしまうことがあるようですし、設定を開くたびに表示が違って見えたりします。まだまだ改善の余地がありますね。

ちなみに、仮想マシンのテンプレート展開における、キーボードとシステム ロケールの問題 (タイムゾーンに関係なく、en-us になる) は、SCVMM 2008 R2 以前と同様で、RC でも修正されていませんでした。問題を回避するには、応答ファイルの指定が必要です(→ VMM2012BETA > Server App-V > Apache HTTP Server をサービスとして自動展開してみた)。

SCVMM 2012 は、サービス テンプレートを利用して、IIS だけでなく、SQL Server や Server App-V を絡めて 3 階層アプリのデプロイを自動化できるんですが、SQL Server や Server App-V は疲れたのでやめときます。Beta で試したときのログはこちら。

Server App-V:
VMM2012BETA > Server App-V > Apache HTTP Server をサービスとして自動展開してみた

Web Deploy:
VMM2012BETA > Web Deploy > IIS に Web Deploy
VMM2012BETA > Web Deploy > Azure で Web Deploy
VMM2012BETA > Web Deploy > Azure で Web Deploy (Update)
VMM2012BETA > Web Deploy > VMM2012 で Web Deploy

SQL Server:
VMM2012BETA > SQL Server > SQL Server 2008 R2 の Sysprep
VMM2012BETA > SQL Server > DAC (.dacpac) てなんだ!?
VMM2012BETA > SQL Server > VMM2012 でデータベース サーバーをデプロイ

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