C:\Windows\WinSxS はシステムファイルの本体が置かれているので、直接的な方法で触れてはいけないんですけど、その中の \Temp (Temp\InFlight など)も同じ。ここには空のフォルダーが数千見つかるかもしれませんが、使われていないわけではありません。例えば、以下の C:\Windows\System32\slc.dll は、WinSxS と WinSxS\Temp\InFlight にリンクがありますが、これらは 1 つの実体に対する 3 つの参照であって、WinSxS\Temp\InFlight を削除してもサイズが減るわけではない(参照を 1 つ削除しただけ)。WinSxS のサイズは気にしないのが一番。
以下で説明されている方法(タスク、Cleanmgr、DISM)は WinSxS を安全な方法で縮小しますが、Temp にある大量の空のフォルダーを削除してくれるものではありません。
WinSxS フォルダーのクリーンアップ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/manufacture/desktop/clean-up-the-winsxs-folder
試しに、Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase の前後で Temp\InFight を比べてみたら、逆にちょっと増えちゃった(下の画面左:Before、右:After)。
WinSxS は見えないふりをするのが一番(数か月に一度、CleanMgr を管理者として実行してあげるくらいにして)。Windows 10 を使っていて、どうしても気になる、気持ち悪いって人は、PC のリセットとかして新たに始めるしかないと思います。あるいは、Windows 11 にアップグレードすれば、とりあえずすっきりするはず。
現在の Windows 10 はバージョン2004から(21H2 まで)あまり変わっていない長期政権(すべて VB_RELEASE)なので、機能更新のさいに実際にはアップグレードインストールされず(バージョン切り替えパッチみたいな方式)、WinSxS もたまりにたまってるのではないかと想像。
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