2017/10/22

Windows Containters 1709 or 2016 on Windows Server version 1709

※ちょっと表現を訂正。Windows Server 1709 → Windows Server バージョン1709 (大事なことらしい)

前回、Windows Server バージョン1709 の Hyper-V 環境を作りましたが(Windows Server version 1709 と Windows 10 ver 1709 と Hyper-V)、続いてコンテナー環境も作ってみました。以下のように、Windows Server バージョン1709 ベースのコンテナー (microsoft/nanoserver:1709とmicrosoft/windowsservercore:1709)を Windows Server コンテナーまたは Hyper-V コンテナーとして実行できます。また、Windows Server 2016 ベースのイメージを Hyper-V コンテナーとして実行することもできました。Linux コンテナーに関してはまだプレビュー段階で、このとき(速報:Hyper-V コンテナーで Linux コンテナーが動いた!)からそれほど状況に変化ないみたい。


手順は、以下の通りで大丈夫でした。(まだ Insider のドキュメントがありますが、そちらに惑わされないように!)

Windows Containers on Windows Server
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/virtualization/windowscontainers/quick-start/quick-start-windows-server


具体的には...

2017/10/18

Windows Server version 1709 と Windows 10 ver 1709 と Hyper-V

※ちょっと表現を訂正。Windows Server 1709 → Windows Server バージョン1709 (大事なことらしい)


MSDN サブスクライバー(やボリュームライセンス) で、Windows 10 Fall Creators Update バージョン 1709 と Windows Server 1709 (Current Channel) のメディアが利用可能になりました。いずれも新規インストールで 10.0.16299.15、その後のWindows Update のKB4043961で16299.19になります。

Windows Server Current Channel は Server Core だけなので、とりあえず Windows Server 2016 Hyper-V 環境の 2 台の仮想マシンに Windows Server バージョン1709 と Windows 10 Enterprise 評価版とセットアップして、Windows Server バージョン1709 の Hyper-V および Hyper-V 管理環境を作ってみました。仮想マシンの構成バージョンは 8.2。



スタンドアロンだと Hyepr-V の認証まわりのセットアップが面倒そうなので(Server Core だとなお面倒)、どちらも Active Directory ドメインに参加させて、ドメインの Administrator で接続すれば、Hyper-V のリモート管理については何も設定不要。

Docker 環境をセットアップすれば、1709 バージョンの microsoft/windowsservercore(タグ:1709)と microsoft/nanoserver (タグ:1709)も利用できるようですが、公式ドキュメントがまだ Insider Preview ベースなので、もう少し様子を見ますです。Linux コンテナーのサポートは、やっぱりまだプレビューのようです。

10/19 追記) ちょっと情報が出ました。1709 ベースのコンテナーイメージは下位互換なし(Windows Server 2016 のコンテナー環境では動かない) ということでした。

Container Images are now out for Windows Server version 1709!
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/virtualization/2017/10/18/container-images-are-now-out-for-windows-server-version-1709/

"It is important to note that while older versions of the base OS container images will work on a newer host (with Hyper-V isolation), the opposite is not true. Container images based on Windows Server version 1709 will not work on a host using Windows Server 2016."

こちらのドキュメントは、まだ「Windows Insider Quick Start」なので、もう少し様子見。(DockerMsftProviderInsider を使うのか、DockerMsftProvider を使っても動くのか、明確になるまで)

Windows Containers on Windows Server
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/virtualization/windowscontainers/quick-start/quick-start-windows-server

Windows 10 バージョン 1709、ビルド 16299.19 の Sysprep イメージの作成

Windows 10 Enterprise Fall Creators Update バージョン 1709 の新規インストールで、何も考えずにインストール後に Windows Update をかけ、Sysprep すると、毎度のエラーが発生。

バージョン 1703 と同じおまじないで、Sysprep を成功させることができました。タスク無効化とポリシー設定のどちらが効いているのかわかりません。ポリシー設定のほうは、Education と Enterprise だけが適用対象になっています。

Windows 10 バージョン 1703、ビルド 15063.13 の Sysprep イメージの作成(2017/04/06)
Windows 10 バージョン 1607、ビルド 14393.105 の Sysprep イメージの作成に失敗と成功(2016/09/01)

2017/10/11

定期: Patch Tuesday-本日の Windows Update & Office Update (注! Server 2016 はフルダウンロードですぞ)

10/18 追記) Express インストールの問題を修正した ver 1607 向けの KB4041688 が Microsoft Update Catalog からのダウンロード提供のみで行われましたが、別の Known issues (UWP アプリのストップ、Office の DB 接続、テキストサイズを大きくすると IE が NG  ) がたくさんあるみたいなのでご注意。同じ問題はKB4041691にも追加されていますけど。

October 17, 2017—KB4041688 (OS Build 14393.1794)
[URL] https://support.microsoft.com/en-us/help/4041688


10/11 は恒例の、そして恐怖の Windows Update の日。何かイレギュラーなことがあったらこのページ更新します。

Windows 10 ver 1703
October 10, 2017—KB4041676 (OS Build 15063.674)
[URL] https://support.microsoft.com/en-us/help/4041676
Windows 10 ver 1607 & Windows Server 2016

October 10, 2017—KB4041691 (OS Build 14393.1770)
[URL] https://support.microsoft.com/en-us/help/4041691


どちらも既に気になる Known issues in this update があるので、先に確認することをお勧めします。Windows 10 ver 1607 & Windows Server 2016 は Windows Update 関連の問題あり??? 

"After installing this update, downloading updates using express installation files may fail. ""Note: KB4041691 is not available with express installation files for Windows Server 2016."って書いてあるけど、Windows Server 2016 は Express インストールではなく、フルダウンロード&インストールになるのかな?だとしたらダウンロードサイズ1.15GB。

2017/10/04

Office 2016 VBA 問題の続報(修正版リリース)

10/12 追記) ※この VBA 問題は最新バージョンで修正されましたが、10 月の"Windows 向け"の累積更新が原因で、何やら VBA 関連の問題(ODBC 接続?) が発生しているようです(詳しくは知りません、噂を目にしたので)。が、そちらはこちらの ↓ の問題とは無関係です

Excel 2016 ver 1708 の重大な問題...に遭遇(追記あり)」(2017/09/28) で書いた 2017 年 9 月の Office 2016 Monthly Channel と Semi-Annual Channel (Taregeted) バージョン1708 で発生する VBA の問題ですが、影響を受けるところはことごとく受ける(受けないところは全く関係なし)ので、大きな問題だと思い、@IT さんで記事化しました。

最新Office 365でマクロ/VBAの問題が発生――「Semi-Annual Channel(半期チャネル)」で助かったという話 @IT (2017/10/04)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1710/04/news015.html

で、その続報。

Office 365 client update channel releases ([URL] https://technet.microsoft.com/en-us/office/mt465751) を見ると、この問題の修正を含むと思われる Version 1708 (Build 8431.2094) の情報が出ています。
Office suite: Non-security updates
    Fix an issue where some VBA modules which have names with double-byte characters can't be opened.
実は、このリリース情報、現在は October 3, 2017 付けになっていますが、昨日の時点からありました。

昨日の夕方(10/3 JST)





今日の早朝 (10/4 JST)

日付だけ変わってる...



で、更新をかけてみても? (10/4 9:45 JST)

コンテンツデリバリーネットワークの関係かな?なんて思い、クラウド上の仮想マシン(米国リージョン)の環境から更新してみても 8431.2079 が最新と言われる。

どうなってるの???

追記)
2017/10/4 Update
Monthly Channel に修正を公開しました。16.0.8431.2094 で修正されています。ただし、現時点ではまだ、自動更新や、Office アプリケーション画面の [今すぐ更新] からはこのバージョンに更新されません。順次作業を進めていますが、現時点で 16.0.8431.2094 に更新するには...
[URL] https://blogs.msdn.microsoft.com/office_client_development_support_blog/2017/08/23/ver1708-issue-japanesenamevbamodule/

だそうです。

10/15 追記)
Office の更新機能でも更新できるようになりました(Monthly Channel のみ)。修正版がきたからといって、既に失われてしまったコードたちが戻ってくるわけではありません。永久にさよならです。

で、またリリースの日付が謎のインクリメント。

Semi-Annual Channel (Targeted) 向けの修正バージョンは、Patch Tuesday に合わせて(10/11またはそれ以降)て提供されると予想(あくまでも個人的な予想)。Semi-Annual Channel (Targeted)は、Semi-Annual Channel(Targetedなし)のために、まさにこのような問題を吸収するためのパイロット展開用チャネルなのでね。

10/11 追記)Semi-Annual Channel (Targeted) 向けの修正バージョンが出ました。

Semi-Annual Channel(Targeted) ・・・ October 10, 2017 Version 1708 (Build 8431.2107)
"Fix an issue where some VBA modules which have names with double-byte characters can't be opened."