2017/10/18

Windows Server version 1709 と Windows 10 ver 1709 と Hyper-V

※ちょっと表現を訂正。Windows Server 1709 → Windows Server バージョン1709 (大事なことらしい)


MSDN サブスクライバー(やボリュームライセンス) で、Windows 10 Fall Creators Update バージョン 1709 と Windows Server 1709 (Current Channel) のメディアが利用可能になりました。いずれも新規インストールで 10.0.16299.15、その後のWindows Update のKB4043961で16299.19になります。

Windows Server Current Channel は Server Core だけなので、とりあえず Windows Server 2016 Hyper-V 環境の 2 台の仮想マシンに Windows Server バージョン1709 と Windows 10 Enterprise 評価版とセットアップして、Windows Server バージョン1709 の Hyper-V および Hyper-V 管理環境を作ってみました。仮想マシンの構成バージョンは 8.2。



スタンドアロンだと Hyepr-V の認証まわりのセットアップが面倒そうなので(Server Core だとなお面倒)、どちらも Active Directory ドメインに参加させて、ドメインの Administrator で接続すれば、Hyper-V のリモート管理については何も設定不要。

Docker 環境をセットアップすれば、1709 バージョンの microsoft/windowsservercore(タグ:1709)と microsoft/nanoserver (タグ:1709)も利用できるようですが、公式ドキュメントがまだ Insider Preview ベースなので、もう少し様子を見ますです。Linux コンテナーのサポートは、やっぱりまだプレビューのようです。

10/19 追記) ちょっと情報が出ました。1709 ベースのコンテナーイメージは下位互換なし(Windows Server 2016 のコンテナー環境では動かない) ということでした。

Container Images are now out for Windows Server version 1709!
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/virtualization/2017/10/18/container-images-are-now-out-for-windows-server-version-1709/

"It is important to note that while older versions of the base OS container images will work on a newer host (with Hyper-V isolation), the opposite is not true. Container images based on Windows Server version 1709 will not work on a host using Windows Server 2016."

こちらのドキュメントは、まだ「Windows Insider Quick Start」なので、もう少し様子見。(DockerMsftProviderInsider を使うのか、DockerMsftProvider を使っても動くのか、明確になるまで)

Windows Containers on Windows Server
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/virtualization/windowscontainers/quick-start/quick-start-windows-server

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