Windows Server 2016 および Windows 10 1607 向けの Windows コンテナーのベース OS イメージ 10.0.14393.576 が公開されていました。イメージ展開後のサイズは microsoft/nanoserver は 875MB、microsoft/windowsservercore は 9.42 GB (ダウンロード サイズは約 4GB と半分くらいですが、それでも巨大)。
10 月の 10.0.14393.321、11 月の 10.0.14393.447 と、いまのところ毎月 1 回リビジョン アップ。サイズもアップ。
こんな感じで新しいイメージを取得、バージョン情報の確認、次のバージョンに備えたタグ付け。
docker pull microsoft/nanoserver
docker pull microsoft/windowsservercore
docker inspect microsoft/nanoserver:latest -f="{{.OsVersion}}"
docker inspect microsoft/windowsservercore:latest -f="{{.OsVersion}}"
docker tag microsoft/nanoserver:latest microsoft/nanoserver:10.0.14393.576
docker tag microsoft/windowsservercore:latest microsoft/windowsservercore:10.0.14393.576
参考:
メモ: Windows コンテナーの種類を Docker コマンドで確認するには
Windows Container Base OS Image 10.0.14393.447
Windows Server 2016: Docker 対応の手順が変わった
追記)
ベース OS イメージの RootFS は、ベースと更新差分の 2 つのレイヤに分かれてダウンロードされているみたいですが、microsoft/nanoserver で 252.7 MB + 59.75、 microsoft/windowsservercore で 4.07 GB + 854.4 MB がダウンロードされていました。今回はベースも変わったみたいですが、前回 .447 まではベースは .206 ベースだったみたい。ベースのベースが同じ場合、ダウンロードするのかスキップしてくれるのかな? ちょっと確認してみます。
さらに追記) 確認結果
10.0.14393.447 のベース OS イメージを削除 (.331 は残して) して、もう一度 Pull してみたら、差分レイヤのみ (ベース レイヤ は Already exists ) をダウンロードしていました。毎回、全部ダウンロードというわけではないようです。でも、.576 はベース OS のベース レイヤも変わっちゃったので全部ダウンロードということのよう。
ベース OS イメージの関係をレイヤの署名で見てみるとこんな感じ。10.0.14393.206 ~ 447 はベース レイヤが同じ。.321 と .447 は差分レイヤで更新されている。.576 はベース レイヤがリフレッシュされてる。ちなみに docker history コマンドは、ベース OS イメージに関しては何も教えてくれませんでした。
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