CentOS 6.5 が出ました。ということで恒例の Hyper-V 対応状況の確認です。結論から言うと、想像したとおり、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.5 と同等です。動的メモリ、フレームバッファービデオドライバー(フル HD 対応)、KVP IP インジェクション(Hyper-V レプリカのフェールオーバーの TCP/IP サポート) が利用できるようになりました。VSS ライブバックアップはできそうにありません。
CentOS 6.5 Release Notes (http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOS6.5)には、"Hyper-V and VMware drivers have been updated." としか書いていません。ネットワークの有効化方法は RHEL 6.5 と同じ。KVP データ交換サービス (hv_kvp_daemon) も RHEL 6.5 と同じく、hypervkvpd パッケージを yum でインストールします。詳しくは、こちらをご覧ください。
Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL 6.5 (速報+)
http://yamanxworld.blogspot.jp/2013/11/windows-server-2012-r2-hyper-v-and-rhel.html
フレームバッファードライバーを使うには、/etc/grub/menu.lst にごにょごにょと指定します。
2014/1/23 追記) RHEL/CentOS 5.9、6.4、6.5、Oracle Linux 6.4、6.5 で VSS バックアップがサポートされました。→ Hyper-V Backup Essentials - VSS Backup Support for RHEL/CentOS 5.9/6.4/6.5 and Oracle Linux 6.4/6.5
2014/2/13 追記) 動的メモリのホット アド機能は既定で無効になっているそうです。有効にするには、/etc/udev/rules.d/100-balloon.rules を作成して、SUBSYSTEM=="memory", ACTION=="add", ATTR{state}="online" と書き、再起動。
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