2011/05/31

書籍訂正: Windows Server 仮想化テクノロジ入門

「Windows Server 仮想化テクノロジ入門」のP109 ページの図に誤りがありました。訂正してお詫びします。詳しくは、「書籍の正誤表&最新情報」のページをご覧ください。ご指摘をいただきました、読者の方へ、ありがとうございました。

書籍の正誤表&最新情報
http://yamanxworld.blogspot.com/p/windows-server-2008-r2.html

2011/05/27

MSBC キャンペーン「Windows Azure Platform を知る」の続編公開

MSBC キャンペーン「Windows Azure Platform を知る」公開 (2011/02/04) の第2弾として、「BCP (事業継続計画) Niha Windows Azure ! - Java もおまかせ <クラウド移行術>」が公開されました。

Windows Azure の Worker ロールで Java アプリケーションを動かせることなど、書いてあります。Java アプリケーションそのものだと分かり難いと思い、Tomcat (IIS+Tomcat) を動かしたスクリーンショットを載せてあります。CodePlex の Windows Azure Starter Kit for Java を使えばさほど難しくないと思います。

今回のキャンペーンとは関係ありませんが、Windows Azure に WordPress を簡単に導入できるようになっているみたいです。詳しくは以下のドキュメントを。こちらも面白そう。

Windows Azure Companion インストール ステップバイステップガイド
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/hh146877

2011/05/25

Windows PC 節電策 by グループポリシー ・・・ のヒント

マイクロソフトの「Windows PC 節電策」ネタをもう 1 つ。企業で PC の電源設定を一括管理する方法の 1 つは、グループポリシーの「電源の設定」ポリシー (XP の場合はグループポリシーの基本設定が使用可) を勧めているわけですが、グループポリシーで管理対象の PC を確実にターゲッティングするのに WMI フィルターが利用できます。WMI クラスに対する WQL (WMI Query Language) 検索で OS のバージョンやエディション、クライアントかサーバーかドメインコントローラーか、ハードウェアの CPU アーキテクチャー(x86 or x64) などを条件に、GPO のターゲットをフィルターできます。詳しくはこちら。

COMPUTERWORLD.JP >【Windowsお悩み相談室】第4回 OSのバージョンやエディションの見分け方は?
http://www.computerworld.jp/topics/mws/190575.html


PC の電源設定ですので、 クライアント PC のタイプ別に異なる電源ポリシーを設定したいでしょう。WMI フィルターを使えばそれが可能です。

2011/05/24

Windows PC 節電策 by PowerCfg.exe

5/20にマイクロソフトは「Windows PC 節電策」なるサイトを立ち上げ、「Windows PC 自動節電プログラム」なるものを無償公開しました。このプログラムは、Windows 7、Vista、XP の電源オプションを自動設定する、いわゆる Fix It ソリューションです。ところで、企業向けには、Active Directory のグループポリシーや、PowerCfg.exe コマンド、System Center Configuration Manager 2007 R3 による電源設定の一括管理を勧めているわけですが、PowerCfg.exe を使用した方法が、コマンドライン オプションを示すだけで、ちょっと不親切です。というわけで、「Windows PC 自動節電プログラム」と同じ設定を、PowerCfg.exe コマンドで実現したバッチファイルを (現在、進行中の記事用に) 作ってみました。

2011/05/18

CentOS 5.6 を Hyper-V 仮想マシンにインストールしてみた

Hyper-V における CentOS サポート追加を記念いたしまして、CentOS 5.6 x86_64 (64ビット版) を、Hyper-V 仮想マシンにインストールし、ゲスト コンポーネントである Linux Integration Services v2.1 for Hyper-V 2.0 (Linux IS v2.1) をインストールしてみました。

結論から言うと、CentOS は Red Hat Enterprise Linux (RHEL) クローン だということもあって、RHEL 5.5 x86_64 (64ビット版) とほとんど同じでした。RHEL 5.6 は試していませんが、CentOS 5.6 が大丈夫なので、RHEL 5.6 も同じ手順で OK でしょう。

前回の投稿のリンクを日付の新しい方から追って行っても、必要な情報は得られますが、Linux ゲストのインストール手順がちゃんと書いてある書籍「Windows Server 仮想化テクノロジ入門」(日経 BP 社) がお勧め (PRです)。この書籍の RHEL 5.5 のインストール手順とほぼ同じ手順で進めると、CentOS もちゃんとインストールできます。簡単にメモしておきます(もちろん、スクリーンショット付)。

Hyper-V でサポートされるゲスト OS に CentOS が仲間入り

震災で崩壊した隣の蔵の壁から、へびちゃんがこんにちはしている中、Openness@Microsoft Blog のアナウンスによると、Hyper-V のゲスト OS として CentOS のサポートが新たに追加されたとのこと。

2011/05/16

2011 Microsoft Community Open Day with GITCA プレゼン資料

先週末のBlogger サービスの不具合により、ここ数日の投稿の順番がおかしくなっているようですが、それはさておき。

2011 年 5 月 14 日に開催された 2011 Microsoft Community Open Day with GITCA にご参加いただいた皆様、遠方からの参加も多かったようで、本当にありがとうございました。

私のプレゼン (Windows 7 & Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 で何が変わった!?) はお役に立ちましたでしょうか。

さて、プレゼンで使用した PowerPoint プレゼンテーション資料の公開については、こちらで告知されるようです。ここでも WMV 形式ですが、公開しておきます。また、関連 URL のスライドの部分だけ、こちらにお出ししておきます。

Server App-V で Apache を展開後、仮想マシンを再起動したら?

前回、System Center Virtual Machine Manager(SCVMM) 2012 Beta に含まれる Server App-V のコンポーネントを使用して、 SCVMM 2012 Beta の機能は一切しようせず、Apache を仮想アプリケーション化し、仮想マシンのクリーンなゲスト OS に展開してみました。

App-V for Desktop Client の場合、仮想アプリケーションを利用するには、ユーザーのログオンが必要でしたが、Server App-V の場合はそれが不要なので、Apache のようなサービスも簡単に仮想化できます。ところで、Server App-V で展開した Apache は、仮想マシンを再起動するとどうなるのでしょうか? やってみました。

補足: Server App-V の Start-AppvPackage について

"TechNet Blogs > The Microsoft Server Application Virtualization team blog > How to Manage Virtual Applications Using the Server App-V Agent Cmdlets" によると、"Start-AppVPackage cmdlet starts your Server App-V package. “Start” means that all Windows Services, IIS sites and other applicable processes of your package that would normally start at system startup will be started by Server App-V Agent. (’Start’ とはな、仮想アプリケーション パッケージに含まれる Windows サービス、IIS サイト、およびその他のアプリケーション プロセスを、Server App-V エージェントによってシステム スタートアップ時に開始することなのじゃ)" なのだそうだ。

2011/05/09

SCVMM 2012 Beta で Server App-V も単体で試せます

Windows Azure Platform のパブリック クラウドや System Center Virtual Machine Manager 2012 (現在 Beta) ベースのプライベート クラウドで将来サポートされることになる Microsoft Server Application Virtualization (Server App-V) ですが、昨年末の Windows Azure 向けのクローズド CTP に続いて、Server App-V Team Blog がスタートするなど、徐々に情報が増えてきました。

ところで、Server App-V を評価してみたいという方、2011 年 3 月にリリースされた System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2012 Beta に Server App-V CTP が同梱されていることをご存じでしょうか。SCVMM 2012 Beta や Windows Azure がからんでくると、複雑になって、なかなかとっつき難いですが、SCVMM 2012 Beta に含まれる Server App-V は単体でも評価できます (動きます)。

2011/05/02

Windows Intune FAQ: Home エディションは対象外!?

【Windows お悩み相談室】第10回 Windows Intuneを“Windows 7なし”で購入できる?」に補足を。Windows Intune で Windows XP Home Edition を管理したいという管理者の方がいるかと思いますが、Windows Intune の対象なのか、対象外なのか、はっきりとした情報が得られず、困っていませんか?