2010/10/06

増刷出来

「マイクロソフト公式解説書 Windows Server 2008 R2 テクノロジ入門」(日経BP社) が、おかげさまで増刷になりました。

初版 1 刷をご購入いただいた方は、記述内容に関して数か所訂正がございますので、このブログの正誤表のページ をご覧ください。2 刷をお持ちの方も、同ページに最新情報をまとめていますので、ぜひご確認ください。初版 1 刷か 2 刷かは、本書の奥付ページ (最後のページ) で確認いただけます。発行元が日経BPソフトプレスのものが初版 1 刷、日経BP社のものが 2 刷です (日経BPソフトプレスは 2010 年 1 月 1 日に日経BP社と統合しました) 。

ここで改めて書籍の PR を...


iSCSI ブートってご存知ですか? iSCSI 接続の SAN 上の LUN にある OS イメージを使用して、ディスクレス サーバーを起動することです。従来であれば、OS イメージを作成しておいて、それを LUN 上に配置して、サーバーの NIC で iSCSI ブートするように調整するというのが一般的でした。Windows Server 2008 以降は、OS 自身が iSCSI ブートに標準対応しています。iSCSI ブート対応のハードウェアであれば、iSCSI LUN をブート ディスクとして設定するだけで、ディスクレス サーバーから iSCSI LUN 上に OS を直接インストールすることができます。その辺のことも、インストール手順を実例で説明してあります。

iSCSI と言えば、 2010 年 9 月末に Windows Storage Server 2008 R2 および Microsoft iSCSI Software Target 3.3 が MSDN/TechNet サブスクリプション (有償) から入手できるようになっています。Microsoft iSCSI Software Target 3.3 は、通常版の Windows Server 2008 R2 を iSCSI Target にできるみたいで、iSCSI SAN を必要とする評価環境を作るのが簡単になりました。Windows Vista/Windows Server 2008 以降には iSCSI イニシエーターが標準搭載されていますし。ところで、Windows Server 2008 以降の Server Core インストールの場合、iSCSI イニシエーターはどうやって構成すればよいかわかりますか? その辺のことも、ちゃんと書いてあります。

書いた本人が、本書を日常的に辞書的に利用しています。 書店で見かけたら (コンピューター関連の専門書を置いている書店は少ないですが)、ぜひぱらぱらっとめくってみてください。


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