Windows 8 の64ビット版には、Hyper-Vが提供されます。Developer Preview では、Hyper-V のシステム要件として、ハードウェア仮想化支援(Intel VT や AMD-V)に加えて SLAT (Second Level Address Translation、Intel EPT や AMD RVI)が必要でした。Windows Server 8 では、SLAT は必須ではないのにです。Consumer Preview ではどうなったかというと、やっぱり SLAT が必須でした。
こちら、Windows Vista 時代に大枚を叩いて購入した Dell Precision ワークステーションでインストールしようとしたところ。同じ PC に入れた Windows Server 8 Beta では、Hyper-V は動いています。Windows 8 Consumer Preview で試せないのは残念です。
Hyper-V を動かせるかどうか (SLAT などの対応状況)は、Windows 8 の「システム情報(msinfo32.exe)」または「Systeminfo.exe」で確認できます。
こちらは、COMPUTERWORKDの連載「カウントダウン Windows 8 & Windows Server 8」に登場した「Acer ICONIA Tab W500」で確認したところ。た、対応してるし。
というわけで、64ビット版の Windows 8 Consumer Preview を、Windows To Go (外付けの USBディスク内) で起動し、Hyper-V を有効化してみました。Windows To Go については、次回の「カウントダウン Windows 8 & Windows Server 8」で取り上げる予定。
動いた。
数年前に大枚を叩いた高性能(当時)ワークステーションでは動かず、先日、2万円以下(展示中古品)で手に入れた小さなタブレットPCで動くなんて。うれしいやら、悲しいやら。
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