2015/12/10

Windows 10 バージョン 1511 にしてから gpedit.msc がエラーに

たぶん、Windows 10 Pro をバージョン 1511 にアップグレードした後から、ローカル グループ ポリシー エディター (Gpedit.msc) を開くと、「'Microsoft.Policies.Sensors.WindowsLocationProvider' は、既にストア内の別のファイルの...」エラーが表示されるように。



マイクロソフトのサポート技術情報を検索してみると、こんなものが...



"'Microsoft.Policies.Sensors.WindowsLocationProvider' is already defined" error when you edit a policy in Windows  
[URL] https://support.microsoft.com/en-us/kb/3077013

このサポート技術情報によると、Windows Server 2012 R2 以前のドメイン コントローラーでグループ ポリシーのセントラルストアを構成していて、Windows 10 の C:\Windows\PolicyDefinitions から .admx と .adml をコピーすると、同じようなエラーが出るそうな。その理由は、Windows 10 で LocationProviderADM.admx が Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx にリネームされかららだそう。

でも、セントラル ストアを使用していないスタンドアロンの Windows 10 なんだけど...

Windows 10 の C:\Windows\PolicyDefinitions を見ると、LocationProviderADM.admx と Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx の両方が存在し、LocationProviderADM.admx のほうのタイムスタンプが新しい。2 つのファイルの内容はまったく同じ。

上のサポート技術情報では、LocationProviderADM.admx を削除して、Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx を LocationProviderADM.admx にリネームしろと書いてあるが、さて、どちらを削除するべきか悩む...

そこで、Windows 10 Enterprise バージョン 1511 の評価版をセットアップして C:\Windows\PolicyDefinitions を確認してみた。すると、LocationProviderADM.admx があって、Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx は存在しない。どうやら、先のサポート技術情報の問題を回避するために、Windows 10 でリネームした Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx を、またまた LocationProviderADM.admx に戻し、Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx を削除するのを忘れちゃっているみたい (想像)。

バージョン 1511 にあわせて更新されたリリース ノートの記述は、RTM (ビルド 10240) の KB3077013 の問題を前提に書いてますが、いろいろなことが、いろいろな人に伝わっていない感じがする。

Release notes: Important issues in Windows 10 (Last updated: November 12,2015)
[URL] https://technet.microsoft.com/en-us/windows/dn764773.aspx


というわけで、エラーは無視すればいいんですが、気になるなら Windows 10 から C:\Windows\PolicyDefinitions\Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx と C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-jp\Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.adml を削除することで問題は解消します。これらのファイルは TrustedInstaller さんが所有者なので、削除するには所有権の取得とフルコントロール権の追加が必要です。

ところで、Windows Server 2012 R2 以前のドメインで Windows 10 バージョン 1511 のポリシーをサポートするために、管理用テンプレートが提供されていますが...

Administrative Templates (.admx) for Windows 10 - 日本語
[URL] http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=48257


これには LocationProviderADM.admx  と Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx のどちらのファイルも含まれていませんでした。ja-jp\LocationProviderADM.admx は入っていました。 

実は、このポリシー(コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\場所とセンター\Windows 位置情報取得機能をオフにする)、サポートされるバージョンが SUPPORTED_Windows8_Or_Windows_6_3_Only (Windows 8、8.1、RT、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2) で、Windows 10 は関係ないんですけどね(たぶん)。なんで、ビルド 10240 で Microsoft-Windows-Geolocation-WLPAdm.admx にリネームなんてしたんだろう。

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