2013/06/17

CW アーカイブ > Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その5 あれこれ)

このコンテンツは、今は亡き C○MPUTERW○RLD.JP のブログで過去に公開されていたもののオリジナル原稿です。どこぞからクレームがこない限り、もったいないなぁと思う過去の記事を勝手に再掲載していく予 定。どこぞからクレームがついたら、即削除しますが...


C○MPUTERW○RLD.JP Blog > Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その5 あれこれ) [2013 年 4 月 1 日]
前々々々回、前々々回、前々回、前回に引き続き、Microsoft Application Virtualization(App-V)5.0が旧バージョンのApp-V 4.xから別物に変わってしまったという話題の最終回です。App-V 5.0は、新しいOfficeのパッケージ製品(リテール版)やOffice 365 ProPlusのクイック実行(Click-To-Run/C2R 2.0)の基になったテクノロジ。オリジナルのApp-V 5.0を知っていると、クイック実行がよく分かります。

Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その1 App-V Sequencer)(2013年03月04日)
Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その2 App-V Server)(2013年03月11日)

 Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その3 App-V Client)(2013年03月18日)
Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その4 いろいろ)

読み取り専用共有キャッシュはどうなった?

App-V 4.6では、読み取り専用共有キャッシュという機能がサポートされました。これは、仮想的なQ:ドライブを提供するSftfs.fsdファイルにパッケー ジをすべてキャッシュした状態にして、これを共有フォルダーに配置し、複数のApp-V Clientから読み取り専用で参照する機能です。

読み取り専用共有キャッシュは、VDI環境向けに追加された機能で、仮想デスクトップのディスク使用を節約できるものでした。設定するには、レジストリを編集する必要がありました。

App-V 5.0からは、読み取り専用共有キャッシュの機能は削除されました。代わりに登場したのが、「Shared Content Store(SCS)モード」です。設定は非常に簡単です。Set-AppvClientConfigurationコマンドレットでSCSモードを有効 化するだけで完了します。

Set-AppvClientConfiguration -SharedContentStoreMode 1

App-V Clientのセットアップ時に指定することもできます。

appv_client_setup.exe /SHAREDCONTENTSTOREMODE=1 /q


Shared Content Store(SCS)モードは、クライアントに仮想アプリケーションのパッケージデータをダウンロードすることなく、サーバー上のパッケージファイル(.appv)を直接参照して、アプリケーションを実行する機能です。
ロー カルのキャッシュを使用しているように見えますが、ダウンロードせずにアプリケーションを実行できています。Windows SysinternalsのProcess Monitorで見てみました。共有フォルダーのパッケージ(.appv)を直接読み取っているのがわかります。
実は、App-V 5.0の仮想アプリケーションのパッケージは、単純なzip圧縮ファイルなんです。拡張子を.appvから.zipに変更すれば、ローカルにキャッシュされるのと同じファイル構造を参照できます。
DSC(Dynamic Suite Composition)はどうなった?

App- Vの仮想アプリケーションは、OS環境や他のアプリケーション(ローカルと仮想の両方)から分離された仮想的な実行環境(System Gurardと呼ばれるらしい)で実行されます。そのため、通常は、仮想アプリケーションは他のアプリケーションと対話することができません。この制約を 回避して、アプリケーション間の連携を可能にするのが、App-V 4.5で追加されたDSC(Dynamic Suite Composition)でした。

App-V 5.0からはDSCも削除されました。代わりに登場したのが、「接続グループ」です。App-V 4.5以降のDSCを構成するには、Dynamic Suite Compotision Toolを使用して、プライマリパッケージとセカンダリパッケージを関連付け、新しいOSDファイル(パッケージ定義ファイル)を作成し、公開するという 面倒な手続きが必要でした。App-V 5.0の接続グループは、App-V Serverで簡単に構成できます。接続グループを作成して、アプリケーションを関連付け、ユーザーに公開するだけです(試したことはありませんが)。

クライアント構成をもっと簡単にできないの?

App-V 5.0のクライアント構成は、グループポリシーを使用して集中管理することもできます。以下で公開されている管理用テンプレートは、App-V 5.0とUE-V(MDOP 2012の新顔、Microsoft User Experience Virtualization)に対応しています。

Microsoft Desktop Optimization Pack Administrative Templates
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=35516


全5回のApp-V 5.0情報はいかがでしたか? 次回はこの5回の内容を踏まえて、改めて新しいOfficeとApp-V 5.0の話をお送りします。



ご注意: この記事は過去に C○MPUTERW○RLD.JP にて掲載されていたブログの再掲載です。

0 件のコメント: