2012/10/31

書籍訂正: 「Windows Server 2008 R2 テクノロジ入門」をお持ちの方へ

拙著「Windows Server 2008 R2 テクノロジ入門」において、リモート デスクトップ (RD) ゲートウェイの接続承認ポリシー (CAP) とリソース承認ポリシー (RAP) の英語表記の誤りが発覚しました。本書では、Connection Authentication Policy: CAP、Resource Authentication Policy: RAP となっていますが、正しくは、Connection Authorization Policy: CAP、Resource Authorization Policy: RAP です。まったくもって、お恥ずかしい。

訂正情報はこちらにも → http://yamanxworld.blogspot.jp/p/windows-server-2008-r2.html#book_r2

読者様からのご指摘により、記述ミスが判明しました。ご迷惑をおかけしました。

もしかしたら、他のオンライン記事などでも同じミスをしているかもしれません。新刊の「Windows Server 2012 テクノロジ入門」にも、CAP や RAP は出てきますが、こちらは問題ありません (というか、初出で英語表記に開くのを忘れてました)。

2012/10/30

MSBC: Widows Server 2012 キャンペーン 第2弾

MSBC にて、Windows Server 2012 のキャンペーンの第 2 弾が公開されました。Windows Server 2012 と System Center 2012、そして Windows Azure によるハイブリッド クラウドの解説。

MSBC
[URL] https://www.microsoft.com/japan/msbc/home.aspx

2012/10/25

祝発売「Windows Server 2012テクノロジ入門」

本日発売です。

おかげさまで、本日時点で Amazon ベストセラー商品ランキング 第 1 位。
ただし、細かーい分野別ですが...  記念にスクリーンショット。



2012/10/24

Windows 7 SP1 用の RDP 8.0 が出た (けど、制約に注意)

Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用の RDP 8.0 (KB2592687) が出ました。

Description of the Remote Desktop Protocol 8.0 update for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2592687/en-us

RDP  8.0 の更新のために、以下の Hotfix  (KB2574819) が必要。インストール後に再起動が必要。

An update is available that adds support for DTLS in Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/2574819/en-us

RDP 8.0 の更新(KB2592687) のあとも、再起動が必要。また、ホスト側の Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 の場合は、RDP 8.0 を有効化するために、ポリシー設定が必要。また、ホスト側を RDP 8.0 に更新すると、こんな制約があることにも注意。更新する前に Known issues with the RDP 8.0 update は要チェックです。


・ Monitoring an active session of another user remotely by using the Shadow command (Remote Control) (←ヘルプデスクとかでシャドウ機能を利用している場合は注意)
・ Aero Glass Remoting (← LAN で Windows 7 接続が主なら、RDP 7.1 のままが Better)

・Virtual desktops that have RemoteFX vGPU installed cannot use RDP 8.0.  (←これは注意。VDI の Windows 7 SP1 で RemoteFX 3D ビデオ アダプター使うときは、RDP 7.1 のままじゃないと NG ポリシー RDP 8.0を有効にすると接続できない)

メモ: Hotfix (KB2574819) やその他の WGA 要求ページで、「このバージョンの Windows Genuine Advantage 確認ツールのサポートは終了しています。」となったら...

2012/10/23

Windows Server 2012 テクノロジ入門 > BranchCache について

「Windows Server 2012 テクノロジ入門」に漏れてしまった重要な機能に「BranchCache」があります。どこかの章に入れようと思っていて、すっかり忘れていました。BranchCache については、既に詳しいドキュメントが公開されていますので、こちらで確認してください。

TechNet ライブラリ > BranchCache の概要
[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831696.aspx

Windows Server 2012 BranchCache Deployment Guide 
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30418

Windows Server 2012 と Windows 8 Enterprise の BranchCache についてちょっと補足しておくと...

2012/10/22

Sysinternals の更新情報

Desktops と LiveKd が Windows 8 をサポート。PsPasswd はドメイン アカウントのパスワード変更に対応。

TechNet Blogs > Sysinternals Site Discussion > Updates: Coreinfo v3.1, Desktops v2.0, Livekd v5.3, PsPasswd v1.23, Testlimit v5.22, Whois v1.11 
[URL] http://blogs.technet.com/b/sysinternals/archive/2012/10/19/updates-coreinfo-desktops-livekd-pspasswd-testlimit-whois.aspx

2012/10/18

新刊のご案内「Windows Server 2012 テクノロジ入門」

見本誌が届きました。1冊でもなんとか自立できる厚さでした。

Amazon.co.jp でも予約受付開始になりましたが、11 月 30 日までは、日経 BP 社の特別割引お申込みサイトがお得です。

これまでの私の他の「入門」より、より入門らしくなっていると思いますが、情報が少ない中で書いたものなので、完全な間違いや、私の勘違いが含まれているかもしれません。内容のフォローアップは、このブログの日々の投稿や、書籍の正誤表&最新情報にアップします。既に、いくつかアップしています。

出来上がりを見ると、索引のあとの、あとがき 5 ページ (言い訳、言い逃れのページ) は長いかも。

Vyatta 6.5 and Hyper-V

ソフトウェア ベースのルーター&ファイアウォール Vyatta が、新バージョン 6.5 で Hyper-V に対応したらしい。Open Source バージョンはまだ 6.4 なのでどう対応しているのかは未確認。

Vyatta Adds Hyper-V Support, Expands Advanced Routing Capabilities
[URL] http://www.vyatta.com/news-events/press_releases/2012/vyatta-adds-hyper-v-support-expands-advanced-routing-capabilities
What's New in Vyatta Network OS 6.5
[URL] http://www.vyatta.com/product/vyatta-network-os/whats-new


(10/19: Open Source の VC v6.5 は V6.5 will be available in 30days. らしい)

2012/10/16

Windows 8 RTM > Windows To Go と BIOS と UEFI

Windows To Go において、BIOS と UEFI の両方をサポートするパーティションやブート構成について、以下にほにゃららと書いています。

Deployment considerations for Windows To Go > Roaming  between defferent firmware types
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj592685.aspx#stg_firmware


ハイブリッド対応のために、何か特別な設定が必要というわけではなく、なぜ BIOS と UEFI システムのどちらも起動できるかを解説しています。ですので、Windows To Go ワークスペースの作成ウィザード (pwcreator.exe) で普通に USB デバイスを作れば、ハイブリッドなデバイスが出来上がります。

とはいえ、我が家には、レガシな BIOS システムしかないので実際に確認できていませんでした。それが、今、とある案件で UEFI システムが手元にあるので、BIOS システムで作成した Windows To Go ワークスペースで UEFI システムを起動できるか、実際に試してみました。


2012/10/15

Windows Server 2012 RTM > CPU の上限

Windows Server 2012 の CPU の上限は、ソケット数64、論理プロセッサ数640。Hyper-V では、ソケット数64、論理プロセッサ数320までという、いまのところ最新の情報ソース。

TechNet Blogs > Matthijs's blog > Windows Server - Sockets, Logical Processors, Symmetric Multi Threading 
[URL] http://blogs.technet.com/b/matthts/archive/2012/10/14/windows-server-sockets-logical-processors-symmetric-multi-threading.aspx


2012/10/12

新刊のご案内「Windows Server 2012 テクノロジ入門」

今週初めに、校了したそうです。11 月 30 日までは、10%オフで入手できるチャンスあり。10%オフの詳細はこちらから。日経 BP 書店はこちら。Amazon.co.jp はこちら

マイクロソフト関連書「Windows Server 2012 テクノロジ入門」
著者: 山内和朗 (= 山市良です)
価格 : 4,935円(税込み)
ISBN : 978-4-82229-475-5
発行元 : 日経BP社
発行日 : 2012/10/29 (→発売は 10/26 10/25より)

今回は目次をご紹介します。入稿時の目次なので、変更したところもあるかもしれません。

2012/10/11

Windows Server 2012 RTM > Windows 7 SP1 用 RemoteFX ドライバーのミニ更新

Windows Server 2012 Hyper-V 上の Windows 7 SP1 仮想マシンで RemoteFX 3D アダプターを使用する場合の、ちょっとうれしい修正プログラムが公開されました。

You cannot connect to the desktop of a Windows 7-based Hyper-V virtual machine by using the Virtual Machine Connection tool in Windows Server 2012 (Windows Server 2012 では仮想マシン接続ツールを使用して Windows 7 ベースの Hyper-V 仮想マシンのデスクトップを接続できません)
http://support.microsoft.com/kb/2749168

2012/10/09

Windows To Go を起動してもよい PC (ライセンスの話)

Windows To Go の利用権と、コンパニオン デバイスのための新しいアドオンサブスクリプション (Windows Companion Subscription License) について、謎な部分がいろいろとありますが (ライセンスはいつもこうです)、マイクロソフトの2012年10月版の製品使用説明書にこれらの話が追加されました。

2012/10/05

Sysinternals の更新情報 > 新顔 PsPing

Windows Sysinternals の Debug View、ProcExp、およびSigCheck が更新されました。

また、久々に PsPing という新しいツールが PsTools の仲間に入りました。いろいろオプションがあるので、使いこなしは、大変そうです。


TechNet Blogs > Sysinternals Site Discussion > New: PsPing v1.0; Updates: DebugView v4.8, Process Explorer v15.23, Sigcheck v1.81 
[URL] http://blogs.technet.com/b/sysinternals/archive/2012/10/03/new-psping-v1-0-updates-debugview-v4-8-process-explorer-v15-23-sigcheck-v1-81.aspx

SkyDrive でファイルを削除しても復活してくる!?

ずいぶん前に SkyDrive から削除したファイルやフォルダーが復活してる。ごみ箱を空しても、戻ってきた。

そんな経験、本日で 3 度目。

10/10 追記) また復活してきた。もしかしたら、どこかの PC に入れた SkyDrive アプリと同期しているのかしらん。

10/17 追記) とある仮想マシンに入れた SkyDrive アプリと同期してました。 SkyDrive アプリの削除で、不思議な現象はいまのところなし。

2012/10/01

System Center 2012 RTM > VMM と WMF 3.0 はまだ NG

Windows Server 2008 R2 や Windows Server 2008 に Windows Management FrameworkFoundation (WMF) 3.0 をインストールすると、Windows PowerShell 3.0 や WMI、WinRM を最新バージョンにアップグレードできます。WMF 3.0 にアップグレードすると、Windows Server 2012 や RSAT for Windows 8 の「サーバー マネージャー」にこれらの OS のサーバーを管理対象として追加して管理できたりします。

Windows Management FrameworkFoundation 3.0
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=34595

先週、それをテストしてみたのですが、先ほど久々に System Center 2012 Virtual Machine Manager を起動してみたところ、仮想マシンの状態がすべて「ホストが応答しません」となり、Hyper-V ホストのプロパティの更新ジョブも「失敗」に、ホストが応答しないということで、仮想マシンやサービスの配置先としても選択できなくなってしまいました。どうやら、WMF 3.0 が犯人のようです。

実は、WMF 3.0 が犯人だということは、あとからわかったことです。犯人検挙までの道のりをどうぞ。