2014/11/11

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その8): MultiPoint Services 再び

Windows Server Technical Preview に追加された新しい役割の MultiPoint Services についての続報。仮想デスクトップ (Virtual Desktop) を試してみたの巻。

Windows Server Technical Preview の評価日記(その2): MultiPoint Services (2014/10/10)

MultiPoint Services は見た目も機能も Windows MultiPoint Server 2012 なヤツなんですが、Windows 7 や Windows 8 対応の機能は削除されているみたい。


Windows MultiPoint Server 2012 は Windows 7 や Windows 8 向けの MultiPoint Connector を提供しますが、Windows MultiPoint Server 2012 は提供しませんので、リモート PC の Windows 7 や Windows 8 をステーションの仲間に入れる方法はないようです。仲間に入れることができるのは、Windows 10 Technical Preview (for Enterprise を含む) と別の Windows Server Technical Preview さん。そのための MultiPoint Connector は、Windows 10 Technical Preview や Windows Server Technical Preview の OS 標準の機能として有効化できるようになってます。

結論から言うと、仮想デスクトップの機能も、Windows 7 や Windows 8 を仲間に入れることはできませんでした。

サーバーに直結したステーション (ディスプレイ、キーボード、マウスのセット) には RD セッション ホストのセッションが割り当てられるのですが、仮想デスクトップを有効にすると、セッションの変わりに Windows デスクトップ OS の仮想デスクトップ (Hyper-V 仮想マシン) を割り当てることができます。RemoteFX 対応の GPU があれば、RemoteFX 3D ビデオ アダプターも利用できるみたい。

仮想デスクトップは次のようは手順で有効化します。

MultiPoint Manager で Enable virtual desktops をクリックすると、仮想デスクトップをサポートするためのコンポーネント (RD 仮想化ホストと Hyper-V)  がインストールされて、自動的に再起動します。
Create virtual desktop template を実行して、Windows 10 Technical Preview for Enterprise (for Enterprise じゃないと NG、Windows 7 や Windows 8 も NG) の ISO メディア、Install.wim、または構成済みの VHD/VHDX からテンプレートを作成します。
OS のインストールは自動的に行われ、指定した管理者アカウントで自動ログオンするように構成されます。また、MultiPoint Connector のインストールや、リモート デスクトップ接続が有効化され、Everyone に接続が許可されます。

ちなみに、for Enterprise じゃあない Windows 10 Technical Preview でテンプレートを作成しようとするとこんな感じ。Enterprise エディションが必須です (Windows デスクトップの仮想化は、Windows Virtual Desktop Access: VDA のライセンス権利がないとダメってことです)。

Windows 8.1 Enterprise でテンプレートを作成しようとするとこんな感じ。MultiPoint Connector を有効化できずに失敗します。たぶん、Windows 7 Enterprise も同じ。


Customize virtual desktop template を実行して、OS が自動インストールされた仮想マシンに接続し、アプリのインストールとかを行います。完了したら、仮想マシンのデスクトップにある COMPLETECUSTOMIZATION のショートカットを実行。これは Sysprep を実行するためのバッチファイルです。

テンプレートができたら、Create virtual desktop stations を実行します。ローカルのステーションぶんの仮想マシンが作成されます。
こんな感じ。


仮想デスクトップ ステーションを作成してしまうと、元のセッション ベースに戻すのが面倒ですのでご注意。

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