2014/09/11

Azure Backup が 9 年超の長期アーカイブに対応?

Microsoft Azure Backup サービスは、120 という回復ポイントの上限があるそうです。この上限とその他の制約もあって、これまでは Windows Server の場合は 30 日、Data Protection Manager (DPM) の場合は 120 日がバックアップ データの保存期間の上限だったみたい。これが、9 月 10 日 (米国時間) に公開された新しいエージェント (Microsoft Azure Recovery Services Agent 2.0.8689.0) で保存期間 9 年に対応したようです。バックアップ可能なデータ量は、ボリュームあたり 1700 GB (こちらは 2.0.8683.0 から)。

Update for Azure Backup for Microsoft Azure Recovery Services Agent
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2997692/


現在、Azure 管理ポータルの復旧サービスの Backup コンテナーのページからダウンロードできるのは、この新しいエージェント (2.0.8689.0) みたいです。このエージェントは、Azure Site Recovery で使用するものと共通ですが、 Azure Site Recovery コンテナーのページからダウンロードできるのは古いバージョン(2.0.8673.0) なのでご注意。

新しいエージェントでも回復ポイント 120 個の上限は変わらないようですが、4 週間に 1 回のスケジュールでバックアップするように構成することで最長 9 年まで保存期間を延ばせるとのこと。どういうことなのか、途中までやってみました。

以前のエージェント (2.0.8683.0 以前) を Windows Server で利用する場合、スケジュールは 1 週単位で構成でき、バックアップの保持期間は 7、15、30 日から選択する形になります。




新しいエージェント (2.0.8689.0) では、スケジュールの設定画面が変わり、1~4 週ごとのバックアップのスケジューリングが可能になりました。以下が、保持期間を最長にしたいときの構成です。4 週間に 1 回のバックアップで、最長 3360 日の保持期間を構成できます。つまり、9 年と 2 か月半くらい。



DPM を使用する場合も同様で、4 週間に 1 回のバックアップで最長 3360 日の保管期間の構成ができました。なお、DPM にエージェントをインストールするには System Center 2012 R2 UR3 または System Center 2012 SP1 UR7 の DPM 環境が必要です。


マイクロソフトは Azure Backup サービスを少なくとも今後 10 年は継続するってことなんでしょうね。大変ですね。10 年後というと、Windows Server 2020 R2 とか Windows Server 2024 とかなってるんでしょか。想像できませんが、少なくとも Windows Server 2012/2012 R2 は 2023 年 1 月までプロダクト サポート ライフサイクルが続きます。

関連:
Azure Backup のバックアップ可能サイズ拡大? (850 GB → 1.65 TB) (2014/08/29)
Azure Backup の DPM バージョン要件  (2014/08/29)
 



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