Microsoft Virtualization Team Blog: Announcing the availability of the Beta version of Linux Integration Services for Hyper-V with SMP support
http://blogs.technet.com/virtualization/archive/2010/03/31/announcing-the-availability-of-the-beta-version-of-linux-integration-services-for-hyper-v-with-smp-support.aspx
v2.1 により、最大4つのマルチ仮想プロセッサ(現在は 1 仮想プロセッサまで)、待望の時刻同期とシャットダウン連携がサポートされるとのこと。v2.1 が完成したら、Linux ゲストがようやく、 Virtual Server の Virtual Machine Additons for Linux と同等以上のサポートになります。
では、さっそく試してみましょう。
Linux
Linux Integration Services for Hyper-V
https://connect.microsoft.com/site495
現在、Linux ICs v2.0 とマウス統合のための inputvsc (Citrix Satori Project) がインストールされている Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.4 x86 ゲストを使用して、Linux
- まず、開発途中のベータ版なので、事前に仮想マシンのスナップショットを作成しておきます。これで失敗しても安心です。
- 仮想マシンを起動して、仮想マシンの仮想 CD/DVD ドライブに LinuxICv21.iso をマウントします。
- RHEL 5.4 に root でログインし、端末を開きます。mount コマンドを実行して、ISO イメージのマウントパスを確認します。/media/CDROM でした。
- 次のコマンドを実行して、Linux
ICsIS v2.1 Beta をインストールします。新規インストールと同じ方法でアップデートできます。
mkdir /opt/linux_ic_v21beta
cp /media/CDROM/* /opt/linux_ic_v21beta -R
/opt/linux_ic_v21beta/setup.pl drivers
成功したみたいです。 - RHEL 5.4 をシャットダウンし、仮想マシンの設定を開いて、仮想プロセッサを4つにしてみます。
- 仮想マシンを起動します。
- ゲストが起動したらログインし、システム>管理>システム・モニタを開きます。
4 つのプロセッサがちゃんと見えてます。 - 続いて、システム>管理>日付と時刻を開いて、NTP による時刻設定が有効になっている場合は、無効にします。
- date コマンドを使用して、適当な日付、時間に変更します。たとえば、2009年12月31日 16:20に変更するには、次のコマンドを実行します。
date --set="2009/12/31 16:20" - dateコマンドを何度か実行して、日付と時刻の変化を見ます。
数秒でホストの時刻と同期できました。 - 最後に、仮想マシン接続ウィンドウのシャットダウンボタンまたはHyper-V マネージャーからシャットダウンを開始してみます。
ちゃんとシャットダウンを開始し、仮想マシンの電源がオフになりました。
v2.1 Beta のインストール方法は、v2.0 とほとんど変わりません。過去の投稿を参考にしてください。なお、v2.1 のソースは Linux コミュニティにも提供され、将来のカーネルに反映されるようです。
過去の投稿:
過去の投稿:
Linux kernel 2.6.32 以降には Hyper-V Linux ICs が組み込み済み
Linux ICs v2 のもうちょっと詳しいステップ バイ ステップ ガイド (我流) : SLES 11 編
http://yamanxworld.blogspot.com/2010/02/linux-ics-v2-sles-11.html
http://yamanxworld.blogspot.com/2010/02/linux-ics-v2-sles-11.html
Linux ICs v2 のもうちょっと詳しいステップ バイ ステップ ガイド (我流) : RHEL 5.4 編
http://yamanxworld.blogspot.com/2010/02/linux-ics-v2-rhel-54.html
http://yamanxworld.blogspot.com/2010/02/linux-ics-v2-rhel-54.html
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