Microsoft Azure Recovery Services Agent の更新バージョン (2.0.8703.0) が出ました。
Azure Backup supports offline disk shipment and increases the number of backup copies and retention policies in Windows
[URL] http://support2.microsoft.com/kb/3033794/en-us
Azure Backup の保存ポリシーとか、バックアップの保存数 (120→366) とか、オフラインで取得したバックアップを初期バックアップ コピーとして Azure 側に転送しておくオプションとか追加されたそうです。 Windows Server 2012 R2 の Microsoft Azure Backup ツールと System Center 2012 R2 Data Protection Manager (DPM) UR5 で確認すると...
ウィザードの画面が巨大化して、いろいろ変わってました。
バックアップ スケジュールの設定画面はこうなります。
バックアップの保存ポリシーを、日、週、月、年ごとに細かく設定できるように。 全体で保存数が 366 以下になるように設定する必要があります。UI 上は 366 年を指定できるようになっていますが、10年以上 の保存が OK かどうかは不明 (以前の更新で 9 年超には正式対応済み)。← 2/19 追記 "99" 年まで保存してくれるそうです。
初期バックアップの Azure への転送方法に、オフライン バックアップを Azure ストレージにインポートという方法が追加。
System Center 2012 R2 DPM は、 今日リリースの更新ロールアップ 5 (UR5) と Microsoft Azure Recovery Services Agent の更新バージョン (2.0.8703.0) で、同様の新機能が利用可能になりました。
Description of Update Rollup 5 for System Center 2012 R2 Data Protection Manager
[URL] http://support.microsoft.com/kb/3021791
オンライン バックアップのスケジュールは、日、週、月、年単位で設定可能に。DPM だと 月と年の設定が可能!
保存ポリシーは同じ。
初期バックアップのオフライン バックアップ対応も同じ。
DPM UR5 では、Azure Backup で SharePoint、Exchange、および Windows クライアントの保護のサポートが追加されているそうです。これまでは、ファイルとフォルダー、Hyper-V、SQL Server の保護に対応したそうです。Windows クライアントの保護は、ユーザー データの保護のこと(↓)かなぁ?
DPM 以外の UR5 情報はこちら。
Description of the components that are updated in Update Rollup 5 for System Center 2012 R2
[URL] http://support.microsoft.com/kb/3021802
関連:
Azure Backup もアップデートされてた (64 ビット Windows 8.1/8/7 SP1 にも対応) (2014/12/15)
Azure Backup が 9 年超の長期アーカイブに対応? (2014/09/11)
Azure Backup のバックアップ可能サイズ拡大? (850 GB → 1.65 TB) (2014/08/29)
2015/02/19 追記) バックアップは最大 99 年保存してくれるそうです。約束は本当に守られるのか!
Azure Backup increases features and supports additional DPM workloads
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-backup-increases-features-and-supports-additional-dpm-workloads/
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