Misc.

2014/12/26

お勧め: Windows Server & System Center Technical Preview 評価ガイド

お待たせしました。Technical Preview 評価ガイドが公開になりました。

Windows Server & System Center Technical Preview 評価ガイド (Word、6.54 MB)
[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/cloud/dd297510#sec01
(WSTP_EVALGUIDE_V1.1.docx への直リンク)


この評価ガイドに含めるのをうっかり忘れていましたが、RemoteFX vGPU の第 2 世代仮想マシン対応について...

2014/12/22

Office 365 の Office オンデマンド サービスが終了してた

Office 365 ProPlus 付き Office 365 サブスクリプションで提供されていた Office オンデマンドが 2014 年 11 月に廃止になってたようです。

夏には予告されていたんですね。

Japan Office Official Blog > 2014 年 11 月以降の Office オンデマンドについての変更点 (2014/09/05)
[URL] http://community.office365.com/ja-jp/b/office_365_community_blog/archive/2014/09/05/we-re-making-some-changes-to-office-365-proplus.aspx
We’re making some changes to Office 365 ProPlus (8/21/2014)
[URL] http://community.office365.com/en-us/f/172/t/259931.aspx


Office オンデマンドは、Office 365 ProPlus の 5 PC までというライセンスを消費することなく、Windows PC (ちょっとお借りした第三者の PC とか) に Office 365 ProPlus のアプリケーションを一時的にインストールして使用できるという機能でした。%PROGRAMFILES% ではなく、%USREPROFILE% に Office を C2R でインストールする面白い機能だったんですが残念。

関連:
CW アーカイブ > Officeオンデマンドって何だ(ついに最終回)(2013/06/18)

2014/12/19

C: ドライブの空き領域を劇的に増やしたいならやっぱり新規インストール

@IT で以下の記事が公開されました。

山市良のうぃんどうず日記(22):
空き領域不足のWindowsタブレットを劇的ダイエット
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/19/news023.html

この記事でも触れてますが、2014 年 11 月中旬に Windows Update でオプションで配布された巨大な更新ロールアップ KB3000850 に気付いた人も多いと思います。Windows 8.1 Update (KB2919355) の次の大型更新です。MSDN サブスクリプションでこの 11 月更新ロールアップが適用済みの Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の ISO イメージが 12 月中旬から配布されています。もうちょっと待てばよかった (連載記事の話)。

WIM ブート使ったらもっと空き領域増えるんじゃあないの? って親切なアドバイスしてくれる人がいるかもしれませんが、うちの問題の PC は WIM ブートが対応していない BIOS ベースでした。WIM ブートできたとしても、Windows Update ですぐに効果が無くなっちゃうような気がしますが...

Windows イメージ ファイル ブート (WIMBoot) の概要
[URL]  http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn594399.aspx


2014/12/18

Azure RemoteApp GA を試す (その2) - カスタム テンプレートで日本語版のアプリを発行

2015/01/07 追記) @IT さんでちゃんとした記事にしました →「正式サービス開始のAzure RemoteApp、フル日本語環境のための“勘所”

前回の「Azure RemoteApp GA を試す (その1)」 の続きです。

日本語版 Windows Server 2012 R2 のカスタム テンプレートのアップロードから、RemoteApp コレクションの作成、アプリの発行、アプリの実行、その他もろもろ。

2014/12/17

Azure RemoteApp GA を試す (その1)


2015/01/07 追記) @IT さんでちゃんとした記事にしました →「正式サービス開始のAzure RemoteApp、フル日本語環境のための“勘所”

Azure RemoteApp が 12 月 12 日(日本時間) に GA (General Availability) となって一般提供開始です。

General availability for Azure RemoteApp (December 11, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/

Azure の料金体系について
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/remoteapp/

やってみました...

2014/12/15

Azure Backup もアップデートされてた (64 ビット Windows 8.1/8/7 SP1 にも対応)

Azure 復旧サービスの Azure Site Recovery の VMM を必要としない展開がサ
ポートされたことにびっくりしていて気が付くのが遅れましたが、Azure 復旧サービスのもう 1 つのサービスである Azure Backup にもアップデートがありました。

Azure Backup はこれまで、Windows Server (2008 SP2/2008 R2 SP1/2012/2012 R2)、Windows Server Essentials (2012/2012 R2)、および System Center Data Protection Manager (2012 SP1/2012 R2) に対応していましたが、Microsoft Azure Recovery Services Agent のバージョン 2.0.8694 から、64 ビット版の Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1 のファイルやフォルダーのバックアップにも対応したようです。たぶん、12 or 13 日から。

12/19 追記) 公式アナウンスはこちら
Azure Backup – Announcing Support for Windows Client Operating System (Tuesday, December 16, 2014)
[URL]  http://azure.microsoft.com/blog/2014/12/16/azure-backup-announcing-support-for-windows-client-operating-system/

Azure Backup support for client operating systems (Thursday December 18, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-backup-support-for-client-operating-systems/

12/25 追記) Windows Server 2008 SP2 (x64) のサポートも 10 月に追加されてたらしい (以前は Windows Server 2008 R2 以降)
Announcing Support for Backup of Windows Server 2008 with Azure Backup
[URL] http://azure.microsoft.com/blog/2014/10/06/announcing-support-for-backup-of-windows-server-2008-with-azure-backup/

2014/12/12

Microsoft Azure Site Recovery がまたまたアップデートされた (ついに VMM なしでも!)

12/16 追記) この投稿をベースにしたちゃんとした記事が @IT さんで公開されました。
Microsoft Azure最新機能フォローアップ: Hyper-VからAzureへ、仮想マシンの直接レプリケーションが可能に-Azure Site Recoveryアップデート
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/16/news029.html


Azure Site Recovery についてドキュメントや記事を書きましたが、新しいニュースが入りましたのでフォローしておきます。

ついに、オンプレミスから Azure のサイト回復のセットアップにおいて、System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) を必要としないオプションが提供されました。

Azure Site Recovery enables virtual machine recovery and replication directly in Azure (Thursday December 11, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-site-recovery-enables-virtual-machine-recovery-and-replication-directly-in-azure/


2014/12/11

2014 年 12 月の Office の更新後に VBA が使えなくなったら...

最近の Windows Update はいろいろとあれですけど、今月も KB3002339 (Visual Studio 2010 向け)、KB3004394 (Windows 向け)、KB3011970 (Silverlight 向け)、KB2986475 (Exchange 2010 向け)、に問題が出ているようです。今月は Office 向けの以下の更新にもご注意。

Microsoft Security Bulletin MS14-082 - Important
Vulnerability in Microsoft Office Could Allow Remote Code Execution (3017349)

[URL] https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-082

Office 2007 だと KB2596927、Office 2010 だと KB2553154、Office 2013 (MSI 版)だと KB2726958。(追記: これは更新プログラムの不具合というわけではないのでアンインストールはちょっと待った

私の場合、Excel 2013 でマクロが有効なワークシート(.xlsm) を開いたところ、右のようなエラーが表示され、シート上のコントロールを操作できない状態に。

古い%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp\Excel8.0\MSForms.exd%TEMP%\\Excel8.0\MSForms.exd)を削除すれば、更新プログラムをアンインストールしなくても問題解消しました。MSForms.exd は、次回 Excel 起動時に自動生成されます。Excel 以外の場合は、.exd の場所やファイル名が違うかもしれません。

参考:
コントロールを挿入すると EXD ファイルが作成されます。 
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/199830/ja

この回避方法がすべてに有効かどうかはわかりませんが、更新プログラムのアンインストールなしで問題を解消できてよかった(追記: これは更新プログラムの不具合というわけではなく、Axtive X コントロールのキャッシュである .exd ファイルは、そういう運命にあるようです=過去の更新プログラムでもあったよくあるトラブルみたい)。

12/15 AM 追記) The Microsoft Excel Support Team Blog より、公式(?)な対処方法など。
Form Controls stop working after December 2014 Updates 
[URL]  http://blogs.technet.com/b/the_microsoft_excel_support_team_blog/archive/2014/12/11/forms-controls-stop-working-after-december-2014-updates-.aspx
12/15 PM 追記) KB も出てた。
"Cannot insert object" error in an ActiveX custom Office solution after you install the MS14-082 security update
[URL] http://support2.microsoft.com/kb/3025036/en-us
1/16 AM 追記) Fix It も出た
 "オブジェクトを挿入できません" エラーが MS14-082 セキュリティ更新プログラムをインストールした後に ActiveX カスタム Office ソリューションで表示される 
[URL] http://support.microsoft.com/kb/3025036/ja

・・・

Office 365 ProPlus などクイック実行 (C2R) 版の場合は、特定の更新プログラムをアンインストールするということができません。ただし、ちょっと前のバージョンに戻すということは可能です。

以下は、その方法。今回の問題とは関係ありませんが、今後のトラブルに備える意味で、クイック実行版 Office ユーザーは知っておいて損はないでしょう。

クイック実行版って何?という方へ。ボリューム ライセンス製品の Office 2013 または MSDN サブスクリプションの Office 2013 は MSI 版です。それ以外はすべて、クイック実行版です(たぶん)。パッケージ製品の Office 2013 や Word 2013 などのアプリケーションはクイック実行版ですし、Office 365 サブスクリプションに付いてくる PC にインストールするやつはクイック実行版です。

クイック実行版の Office 2013/Office 365 アプリケーションは、Windows Update (Microsoft Update) では更新されず、アプリケーションに組み込まれた更新機能で常に最新状態に更新されます。更新されたアプリケーションで問題が発生した場合は、次の方法で古いバージョンに戻すことができます。一般ユーザーの方には、とてもできそうにないので、そんな更新トラブルはもう起こらないことを祈るばかり (7月には起こっちゃったようです)。

クイック実行 (C2R) の Office 2013 も過去の更新バージョンに戻せる (2014/07/28)
How to revert to an earlier version of Office 2013 Click-to-Run
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/2770432/

システムの復元がクイック実行の実行環境に悪さをすることもあるみたいですので、こちらもご参考に。一般ユーザーの方は、こうなったらもうワケがワカランでしょうね。

Office 2013 クイック実行の更新を適用後にシステムの復元で更新前に戻すと Office アプリケーションが起動しない 
[URL]  http://support.microsoft.com/kb/2847639/ja

2014/12/10

Cloud OS MVP Roadshow セッション ビデオ公開

Microsoft Virtual Academy ってところで、11/29 に行われた「Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 (第 6 回) 」のセッション ビデオが公開されました。

動画と資料で学ぶ「Windows Server vNext - テクニカル プレビュー版を徹底検証」 
[URL] http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/cloud-os-roadshow-20141129-vnext?m=12664 
http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/cloud-os-roadshow-20141129-vnext?m=12664

2014/12/09

MDOP 2014 R2 速報 (App-V 5.0 SP3 & UE-V 2.1)

Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP) for SA の最新バージョン MDOP 2014 R2 が出ましたね。MSDN サブスクリプションに 12/5 付であがってました。MVLC でも入手可能になっていると思います。

12/19 追記) 12/19 付で ISO イメージが更新されてました。新しいほうには、App-V 5.0 SP3 for RDS (appv_client_setup_rds.exe) が同梱されていました。それ以外の違いは不明。

今回は、App-V 5.0 SP3 と UE-V 2.1 が新しくなっています。また、古いバージョンがごっそり削除されています。autorun.inf と Launcher\Launcher.hta も無くなってさびしい限り。

MDOP について詳しくは...
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/enterprise/products-and-technologies/mdop/default.aspx

MDOP 2014 R2 に含まれるコンポーネントはこちら...

2014/12/08

Hyper-V と OVF についてメモ

もうずいぶん前になりますが System Center 2012 Virtual Machine Manager 向けに OVF Import/Export を提供しました。

左(←)の 2 年以上前に撮ったスクリーンショットは、XenServer から OVF 形式でエクスポートした vyatta 仮想マシンを Hyper-V 仮想マシンとして VMM ライブラリにインポートしているところ。ちょっと昔はこんなことできました。

この OVF Import/Export ツールは、今でも以下のリンクからダウンロードできます。

System Center 2012 ? Virtual Machine Manager Component Add-ons and Extensions
[URL http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=2930


このツールって最新の System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager で使えるのかなぁと情報を探していましたら、System Center 2012 SP1 のページにサポートされなくなったと書いてました。

What's New in VMM in System Center 2012 SP1 (Updated: October 22, 2014)
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn246488.aspx
"The OVF tool is no longer supported. Instead, to import and export an OVF package to Hyper-V, you can use the Microsoft Virtual Machine Converter (MVMC), which converts the VMDK/VHD file. For more information, see Microsoft Virtual Machine Converter 3.0."

この(↑)の更新日を見ると、MVMC 3.0 (2014/10 中頃公開) が出てから OVF に関する一文が追記されたみたいです。System Center 2012 SP1 から使えないのか、それとも OVF Import/Export ツール自体がサポートされなくなったのかは不明。

関連する投稿:
Microsoft Virtual Machine Converter 3.0 (2014/10/14)
メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (追記あり) (2014/04/16)

Windows Server 2003、あと 219 日、あと 21 万台(推計)

2015 年 7 月 15 日(日本時間) の Windows Server 2003 のサポート終了に関するニュースなど。

2014/12/05

Azure 仮想マシンの Microsoft Antimalware プレビューを GA に更新&カスタム設定

Microsoft Azureの Microsoft Antimalware がちょっと前に GA になってました。

General Availability: Microsoft Antimalware for Cloud Services and VMs (2014/10/27)
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-microsoft-antimalware-for-cloud-services-and-vms-2/


Microsoft Antimalware プレビューのときに作成した Azure 仮想マシンがそのまま (IaaSAntimalware 1.0) でしたので、GA 後の最新版 (12/1 現在は IaaSAntimalware 1.1) にしておきました。ついでに、除外設定なんかしてみました。

この投稿は Azure 仮想マシンの場合の設定です。ロールの場合を含めてた詳しい設定方法はこちら...

Microsoft Antimalware for Azure Cloud Services and Virtual Machines
[URL] http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=398023&clcid=0x409

2014/12/04

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL/CentOS 6.6 Guest

10 月に Red Hat Enterprise Linux 6.6、CentOS 6.6、Oracle Linux 6.6 が出てましたので、恒例の Hyper-V 対応状況の山ちゃーんチェック!

Release Notes for Red Hat Enterprise Linux 6.6
[URL] https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/6.6_Release_Notes/index.html
CentOS 6.6 Release Notes
[URL] http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOS6.6
Announcing General Availability of Oracle Linux 6.6
[URL] https://blogs.oracle.com/linux/entry/announcing_general_availability_of_oracle1

Hyper-V 関連の変更点は、RHEL 6.6 のリリース ノートに以下のように書いていました。

2014/12/03

Cloud OS MVP Roadshow 実機デモ再現しました (MultiPoint Services のデモ)


11/29 に行われた「Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 (第 6 回) 」のデモ環境が残っているうちに MultiPoint Services の機能を一通りいじくりまわしているのをビデオ化しました (Disk Protection と Virtual Desktops は除く)。

サーバーに 3 ユーザー (2 つのディスプレイの 1 つを Split して共用)、Windows 10 の物理 PC のローカル ログオン 2 ユーザーに、リモートの RDP クライアントでセンセイが接続している状態です。ビデオがぼやける場合は .mp4 (25 MB) をダウンロードしてから見てください。

demo_multipoint.mp4 (http://1drv.ms/1FJ9uBC)

デモ環境とデモの内容はこんな感じ..

2014/12/01

Cloud OS MVP Roadshow セッション資料公開します

11/29 に行われた「Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 (第 6 回) 」に右のようなデモ環境とともにセッション 1 に登壇させていただきました。

当日のセッション資料とビデオによるデモ (.wmv)を公開します。右の実機によるデモについては、適当に再現したものをビデオ化しました。または、後日、公開されるはずのプレゼン ビデオでどうぞ。公開されたセッション ビデオでどうぞ(12/9追記)

Windows Server Technical Preview の新機能を広く、浅く、笑いあり、涙あり、詰め込みすぎで紹介。

2014/11/28

RDCMan 2.7 and Hyper-V

先日、Remote Desktop Connection Manager (RDCMan) の最新バージョン 2.7 が公開されましたが、これって Hyper-V の仮想マシンのコンソールに接続するツールとしても使えるんですね。へぇ... いいかも。

仮想マシンに接続するには、仮想マシン ID を指定する必要がありますが、ID を取得するには Hyper-V ホストで...

Get-VM |Select Name, ID

Remote Desktop Connection Manager 2.7 
[URL]  http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44989

2014/11/27

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その12): MultiPoint Services と Windows 10 Build 9879

Windows Server Technical Preview (Build 9841) の MultiPoint Srevices と、Windows 10 Technical Preview Build 9879 の MultiPoint Connector は相性がよくないみたい。

2014/11/21

ここ数日 2003/XP で Microsoft Update が 0x80248015 な問題 (11/27 に解消)

続報: 今回の Microsoft Update の 0x80248015 問題は 2014/11/18 頃~2014/11/26 頃までの一時的なもので、2014/11/27 朝には問題は解消していました。Windows Server 2003/2003 R2/Windows XP だけでなく、なつかしの Windows 2000 も影響を受けたようです。

Windows Update や Microsoft Update が突然使えなくなった場合は、今回のように向こう側の問題のこともあるので、慌てず騒がず (へたにいろいろ試さずに)、しばらく様子を見るのがよいかも。

2014/11/18 頃から今日現在 (21 8:30)、Windows Server 2003 (R2) や Windows XP の Internet  Explroer で Microsoft Update を実行する、あるいは Windows Update から Microsoft Update に切り替えようとすると、“[エラー番号: 0x80248015] Web サイトに問題が発生したため、このページを表示できません。” と表示され更新の検索やインストールができない問題が発生しているようです。

サポートが終了した Windows XP なんて関係ないでしょと思うかもしれませんが、サポート期間中のマイクロソフト製品 (Office 2007 とか) の更新を受けるには Microsoft Update したいんです。この問題は Microsoft Update の一時的な問題のような気がしますが、現時点でのあまりお勧めではない対処方法 (なんとかして Microsoft Update を今したい) など...


2014/11/20

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その11): MultiPoint Services で Virtual Desktop Stations

登壇予定
Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月「Windows Server vNext - テクニカル プレビュー版を徹底検証する」
[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/dn574727.aspx


Windows Server Technical Preview の MultiPoint Services で、仮想デスクトップ (Virtual Desktops) の作成まで (→ MultiPoint Services 再び) までは試しましたが、実際にステーションからログオンしてみるのを忘れたので再挑戦。

2014/11/18

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その 10): 消える仮想マシン問題

以前の投稿「Hyper-V and SLES 12」でもちょっと触れましたが、Windows Server Technical Preview Hyper-V の Linux ゲストの仮想マシンをシャットダウンすると、Hyper-V Manager から仮想マシンが消える問題は、別の Hyper-V ホスト、別のゲスト OS (SLES 11 とか、FreeBSD とか)、仮想マシンの別の世代 (第 1 世代で)、仮想マシンの別のバージョン (旧 Hyper-V からインポートしたバージョン 5.0 仮想マシン) でも再現しました。


この問題は、"Unfortunately, this is a known bug in the Technical Preview release." だそうです。回避策がありました。


Missing VM's from Hyper-V Manager - visible via PowerShell
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/windowsserver/en-US/9798a8e3-24f7-49d7-b531-5eda3c11874d/missing-vms-from-hyperv-manager-visible-via-powershell?forum=WinServerPreview

2014/11/14

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その9): MultiPoint Services さらに再び

Windows Server Technical Preview の MultiPoint Services 面白いです。Technical Preview の MultiPoint Services というよりも、現行の Windows MultiPoint Server 2012 R2 でも利用できるものなんですけど、いろいろ知らなかったことが...

このブログでこれまで紹介したことを含め、今月末の 11/29 に品川である以下のイベントで MultiPoint Services のデモをする予定です。

Cloud OS MVP Roadshow 2014 年 11 月 「Windows Server vNext – テクニカルプレビュー版を徹底検証する」
[URL] https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032605160&culture=ja-JP


2014/11/12

Hyper-V and openSUSE 13.2

openSUSE 13.2 が利用可能になったので、いつものように Hyper-V の対応状況を確認。

openSUSE 13.2
[URL] http://ja.opensuse.org/Portal:13.2
Release Notes
[URL] https://www.suse.com/releasenotes/i386/openSUSE/13.2/RELEASE-NOTES.en.html

2014/11/11

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その8): MultiPoint Services 再び

Windows Server Technical Preview に追加された新しい役割の MultiPoint Services についての続報。仮想デスクトップ (Virtual Desktop) を試してみたの巻。

Windows Server Technical Preview の評価日記(その2): MultiPoint Services (2014/10/10)

MultiPoint Services は見た目も機能も Windows MultiPoint Server 2012 なヤツなんですが、Windows 7 や Windows 8 対応の機能は削除されているみたい。

EMET 5.1

Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 5.1 が公開されました。

Enhanced Mitigation Experience Toolkit 5.1
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=43714
An update is available for the Enhanced Mitigation Experience Toolkit 5.0: November 10, 2014
[URL] http://support.microsoft.com/kb/3015976
TechNet Blogs > Security Research & Defense > EMET 5.1 is available
[URL] http://blogs.technet.com/b/srd/archive/2014/11/10/emet-5-1-is-available.aspx


いろいろバグ修正されてるみたいですが、早速、"If you are using Internet Explorer 11, either on Windows 7 or Windows 8.1, and have deployed EMET 5.0, it is particularly important to install EMET 5.1 as compatibility issues were discovered with the November Internet Explorer security update (明日のセキュリティ更新?)  and the EAF+ mitigation."という問題があるそうなので、iexplorer.exe の EAF+ は無効化したほうがいいみたい。    IE 11 向けの 11 月のセキュリティ更新 (↓) に EMET 5.0 の EAF+ 緩和策との互換性問題がみつかったそうなので、早いとこ EMET 5.1 に更新するか、EMET 5.0 で EAF+ を無効にするかの対応をしたほうがよさそう。

MS14-065: Cumulative security update for Internet Explorer: November 11, 2014
[URL] http://support.microsoft.com/kb/3003057
"Known issues
After you install this security update, Internet Explorer may crash when you use Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 5.0. This issue affects Internet Explorer 11 on Windows 8.1 systems. To resolve this issue, install EMET 5.1, or temporarily disable the EAF+ mitigation for Internet Explorer 11."


(11/12 追記) EMET 5.0 で iexplorer.exe の EAF+ を有効のまま、KB3003057 を適用すると、IE はこんな感じになりました。


あと、Windows 7 で証明書信頼 (Certificate Trust の Pinning Rule) が期待どおりに動かない問題は、修正されていないっぽい。

あと、EMET Configuration Wizard の画面で Keep Existing Settings を選択しても、アプリ緩和策設定と証明書信頼のピン規則が EMET 5.0 から引き継がれず、空っぽになるという不具合っぽい挙動を発見。→ この問題は通報 (Feedback) しときました。

関連:
EMET 5.0 Pinning Rule doesn't work
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/security/en-US/88d38157-1946-4090-9824-198e43f7495b/emet-50-pinning-rule-doesnt-work?forum=emet

EMET 5.0 (2014/08/01)

2014/11/10

Hyper-V and SLES 12


SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 12 の 60 日評価版が利用可能になったので、いつものように Hyper-V の対応状況を確認。

SUSE Linux Enterprise Server 12
[URL] https://www.suse.com/ja-jp/promo/sle12.html
Rlease Notes | SUSE Linux Enterprise Server 12
[URL]  https://www.suse.com/releasenotes/x86_64/SUSE-SLES/12/

SLES 12 の Hyper-V (2012 R2、2012、2008 R2) 対応状況はこちら。

SUSE virtual machines on Hyper-V
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn531027.aspx


せっかくなので、Windows Server Technical Preview Hyper-V で確認します。Windows Server 2012 R2 Hyper-V との違いは、セキュア ブートに対応しているかいないかだけだと思います。

2014/11/03

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その7): 削除された役割と機能

Windows Server Technical Preview に Windows Identity Foundation が入っていないことは以前取り上げましたが (Windows Identity Foundation が無いぞ!)、その他も気になるので、Windows Server 2012 R2 (日本語版) と Windows Server Technical Preview の Get-WindowsFeature の結果を比較してみました。

2014/10/30

System Center 2012 R2 Update Rollup 4

System Center 2012 R2 を導入している場合は、3ヶ月に1度の更新ロールアップです。System Center 2012 R2 RU4 です。System Center 2012 SP1 の場合は RU8。

Update Rollup 4 for System Center 2012 R2 
[URL] https://support.microsoft.com/kb/2992012

毎度のことですが、Microsoft Updateで更新するだけじゃ不十分なのでご注意を。KB2992012 の各コンポーネントごとの説明をよく読んで対処しましょう。

SCVMMとSCDPMは管理対象のエージェントの更新(SCVMM 3.2.7768.0、SCDPM 4.2.1273)が必要です。SCDPM のエージェントは更新後に再起動が必要でした。

SCOM は、いつものように SQL スクリプト (\Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Operations Manager\Server \SQL Script for Update Rollups\update_rollup_mom_db.sql、UR_Datawarehouse.sql) の実行が必要。

更新版の管理パックが \Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Operations Manager\Server\Management Packs for Update Rollups にあるのでインポートが必要です。VMMに付属している管理パックも更新されているので、SCVMM と SCOM を統合構成にしている場合は、VMM の管理パックを \Program Files\Microsoft System Center 2012 R2\Virtual Machine Manager\ManagementPacks から SCOM にインポートして更新する必要あり。(←どちらも既にインポート済みバージョンでした)

なお、SCOM のエージェントは、Microsoft Update で更新されます。

関連:
DPM 2012 R2 UR3 の更新が 0x80070643 で繰り返し失敗する件 (回避策あり) (2014/09/04)
System Center 2012 R2 Update Rollup 3 (2014/07/30)

2014/10/29

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その6): 2 ノード クラスターで Storage Replica

Windows Server Technical Preview の新機能であるストレージ レプリカ (Storage Replica) のステップ バイ ステップ ガイドが公開されています。

Technical Preview Step-by-Step Guide: Storage Replica (Windows Server Technical Preview Storage Replica Guide.docx)
[URL] http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=514902


Technical Preview ではいろいろと制約があります。2 台のサーバー間で構成するには、New-SRPartnership コマンドレットを使用する必要があります。フェールオーバー クラスターの場合は、フェールオーバー クラスター マネージャーの GUI でできます。ガイドによると、クラスターの場合、最低でも 4 ノードが必要となっていますが、2 ノードでもできました。

2014/10/27

Windows Technical Preview for Enterprise のライセンス認証が失敗する問題の件

Windows Technical Preview for Enterprise (Windows 10 Enterprise Technical Preview) を新しいビルド 9860(以前は9841) にアップグレードすると、Windows ライセンス認証 (アクティベーション) が失敗します。for Enterprise じゃあない Windows Technical Preview は問題なし。

Unable to Activate after Upgrading
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/windows/en-US/ab124470-5ae2-43b0-b542-74485683396a/unable-to-activate-after-upgrading?forum=WinPreview2014Setup

Cannot activate Windows 10 Technical Preview Enterprise build 9860 Error: 0x8004FC12
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/1c699145-e282-4f21-b3b1-31486c5f489c/cannot-activate-windows-10-technical-preview-enterprise-build-9860-error-0x8004fc12?forum=WinPreview2014Setup


この問題を回避するには、ここに公開されている Windows Technical Preview for Enterprise のプロダクト キー (PBHCJ-Q2NYD-2PX34-T2TD6-233PK) を入力してあげる必要があります。

コマンドプロンプト (管理者として実行) からだと

cscript slmgr.vbs /ipk PBHCJ-Q2NYD-2PX34-T2TD6-233PK
cscript slmgr.vbs /ato


それでも失敗する場合は、Windows を再起動。再起動後に、自動認証が完了しているはず。

2014/11/14 追記)
Build 9879 も同じ問題ありました。

2014/10/26

Build 9860 で...1024x768 未満でも...モダン アプリ が...動いたぁ

Windows 10 Techincal Preview に新しいビルド 9860(以前は9841) が出ましたが、もしかしてだけど、もしかしてだけど、モダン アプリの解像度制限が解除されているんじゃないのぉ。

Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 Technical Preview (ビルド9841) までは 1024x768 以上ないと、モダン アプリを起動できませんが、ビルド 9860 にしたらできやいました。

最大 1024x600 の PC で試したんですが、解像度に 320x200 の選択肢も発見。これでもアプリ動きます。

こんな小さい画面で Technical Preview 試してる人はいないと思いますが...

何かの間違いかもしれませんし、アプリの設計指針が変わるのかもしれませんし、Windows 10 の正式リリース時にはどうなるかもわかりません。

関連:
逆襲のネットブック @IT (2014/07/14)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1407/14/news017.html


2014/10/24

Hyper-V サポート対象 Linux の一覧更新 ~ FreeBSD!

Hyper-V のサポート対象 Linux の一覧が更新されました。 ページ タイトルが "Linux and FreeBSD Virtual Machines on Hyper-V" (Updated: May 7, 2014) から "Linux and FreeBSD Virtual Machines on Hyper-V" (Updated: October 21, 2014) に変わり、FreeBSD がようやくサポート一覧に掲載さました。Ubuntu 14.10 も追加されてます。また、Applies To:に "Microsoft Hyper-V Server Technical Preview, Windows 10 Technical Preview, Windows Server Technical Preview" が追加されています。

Linux and FreeBSD Virtual Machines on Hyper-V (Updated: October 21, 2014)
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn531030.aspx
FreeBSD virtual machines on Hyper-V
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn848318.aspx
Best practices for running FreeBSD on Hyper-V
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn848317.aspx


関連:
Hyper-V サポート対象 Linux の一覧更新 (2014/05/07): Ubuntu 14.04 LTS 追加など (2014/05/08)
Windows Server 2012 R2 Hyper-V and FreeBSD 10.0-RELEASE & hv-kvp-1.0 (2014/01/20)

 

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その5): Sysem Center Technical Preview をぜんぶ入れてみる

System Center Technical Preview を Windows Server Technical Preview  にとりあえず全部入れてみました。注意点や前提コンポーネントの入手元リンクなどをメモ...

2014/10/23

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その4): Windows Identity Foundation が無いぞ!

SharePoint Server 2010 は Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 にはインストールできませんでしたが、SharePoint Server 2010 Service Pack 2 適用済みのメディアでインストールできるようになったそうな。

SharePoint 2010 support for Windows Server 2012 and Windows Server 2012 R2
[URL] https://support.microsoft.com/kb/2724471/en-us


SharePoint 2013 があるじゃないのと言われそうですが、SharePoint Server 2010 を前提としているものがあるんですよね。System Center Service Manager とか...

ところで、Windows Server Technical Preview にはインストールできませんでした。なぜなら、前提の Windows Identity Foundation が入らないから...

2014/10/21

SQL Server Backup to Microsoft Azure Tool と CSV ボリュームの問題

SQL Server Backup to Microsoft Azure Tool を使用すると、SQL Server のデータベースを Azure Blog ストレージにバックアップできるのですが、Azure 復旧サービスの Azure Recovery Services Agent と同居できないという既知の問題があるそうです。

Known Issue: Windows Server Backup / Windows Azure Backup が正常に実行できなくなる
[URL] http://blogs.msdn.com/b/jpsql/archive/2014/10/07/known-issue-windows-server-backup-windows-azure-backup.aspx

Microsoft SQL Server Backup to Microsoft Azure Tool 
[URL] http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=40740

ちなみに、SQL Server 2012 SP1 CU2 以降および SQL Server 2014 の場合は、 SQL Server Backup to Microsoft Azure Tool を使用しなくても BACKUP/RESTORE ステートメント (SQL Server Backup to URL) だけでも Azure にバックアップできます。

この困ったちゃんの SQL Server Backup to Microsoft Azure Tool ですが、クラスターの共有ボリューム (CSV) を持つフェールオーバー クラスターとも仲良くできないみたい。このツールを入れたあと再起動したノードだけ、ボリュームをオンラインにしようとしても「エラー コード: 0x80070102 待ち操作がタイムアウトになりました」で失敗するように。



SQL Server Backup to Microsoft Azure Tool のアンインストール&ノードの再起動で復旧しました。


2014/10/18

山市良のうぃんどうず日記: Double-Hung Windows の DIY 修理編

@IT さんで「山市良のうぃんどうず日記」という連載をやってますが、今回は我が家の Windows のトラブルシューティングの件。Windows とはいっても OS の話ではなく、CertainTeed 社の Double-Hung Windows が壊れたので自分で修理してみたという話。

我が家のほとんどの部屋の窓は、上下に開閉できるダブルハング ウィンドウという代物。先月末、その窓の 1 つの下部が、空いた状態でとまらない状態に (手を離すとストン)。

掃除用のチルト機構で内側に倒してみると、バネのような怪しげなワッカを発見 (→)。他の正常な窓にはこんなものない。どうやら、窓の中央部分から左右で下窓を吊り下げているバネが破断している様子。

我が家のすべての窓を調べたら、他に片方破断している窓を 2 窓発見。片バネ状態は、いつまで持つかわからないので、とりあえず片方破断している窓のバネを取り外し、2 コ 1 で 1 窓を復活。これで、2 窓が完全にストンな状態。窓の構造は把握したので、なんとか交換品を手に入れて、残る 2 窓も修理したいことろ。問題は、我が家の施工会社がもうこの世に存在しないこと...

2014/10/14

Microsoft Virtual Machine Converter 3.0

Microsoft Virtual Machine Converter (MVMC) 3.0 がリリースされました。

Microsoft Virtual Machine Converter 3.0 is now available for download
[URL] http://blogs.technet.com/b/scvmm/archive/2014/10/13/microsoft-virtual-machine-converter-3-0-is-now-available-for-download.aspx
Microsoft Virtual Machine Converter 3.0
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42497
(2014/12/17 追記: 12/2 付けで 3.1 に差し替えになってました。ダウンロード センターの表記は 3.0 のまま)
 
MVMC はもともと VMware 仮想マシンを Hyper-V 仮想マシンに変換するツール。MVMC 2.0 では Linux ゲストの変換と Azure 仮想マシンへの変換が追加されました。MVMC 3.0 では Windows  PC の物理変換 (P2V) が追加されています。

物理変換のサポート対象は、Windows Vista 以降および Windows Server 2008 以降。Windows Server 2003 は対象外。

Azure への P2V は対応していないみたい。Migrate to Microsoft Azure オプションは、Virtual machine conversion (VMware 仮想マシンの V2V) を選択したときだけ出てきます。

System Center 2012 Virtual Machine Manager (VMM) までは P2V 機能がありましたが、System Center 2012 R2 VMM から駆除削除されました。MVMC 3.0 でスタンドアロン ツールとしてようやく復活した感じ。そういえば、上の画面の P2V の UI って、VMM にあったやつにそっくり。

関連する投稿:
メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (追記あり) (2014/04/16)
System Center 2012R2 > さよなら P2V (2013/10/18)

2014/10/11

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その3): 評価の前に

Technical Preview の入手元、評価期限、ライセンス条項についてメモ

ライセンス条項に同意する前に、ちゃんと読みましょう。

2014/10/10

Windows Server Technical Preview の評価日記(その2): MultiPoint Services

ええやん!MultiPoint Services の巻

Windows Server Technical Preview の役割として新たに MultiPoint Services が追加されました。教育機関向けに提供している Windows MultiPoint Server の機能です。

Windows MultiPoint Server 2012  (英語)
[URL] http://www.microsoft.com/windows/multipoint/
Windows MultiPoint Server 2011 (日本語)
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/education/multipoint.aspx

Windows MultiPoint Server は、これまで触れる機会が無かったのですが、Windows Server Technical Preview で試したみたら、これまた、いと面白し。

2014/10/08

Windows Server Technical Preview の評価日記(その1)

@IT さんにこんな記事を書きました。

Windows 10と次期Windows ServerのTechnical Preview、現わる
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1410/03/news019.html

Windows Server Technical Preview については、Hyper-V をちょっと試しただけの記事ですが、その他の役割や機能について、その後わかった情報など。

2014/10/03

Azure Site Recovery オール GA

Azure 復旧サービスの Azure Site Recovery で、この 6 月からプレビュー提供だった Azure へのサイト回復機能が GA (General Availability)、正式リリースになりました。プレビュー料金 (50%オフ、2,754 円/月) は 11 月 30 日まで。新料金 (5,508 円/月) は 12 月 1 日から。

Disaster Recovery to Azure using Azure Site Recovery is now GA (Thursday, October 2, 2014)
[URL] http://azure.microsoft.com/blog/2014/10/02/disaster-recovery-to-azure-using-azure-site-recovery-is-now-ga/

タイトルにオール GA って書いちゃったけど、Azure 側でのスクリプトの実行サポートは、Azure Automation がプレビューの関係上、まだプレビュー。

関連:
お勧めドキュメント: Azure 自習書 - Azure Site Recovery オンプレミスから Azure のサイト回復 (2014/09/29)

2014/10/02

Hyper-V サポート対象 Linux の一覧更新 ~ RHEL 7/CentOS 7 追加、Copy-VMFile サポート

2014/08/29(米国時間)付けで Windows Server 2012 R2 Hyper-Vのサポート対象Linuxの一覧が更新されてました。見逃してました。

Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.0 と Cent OS 7.0 がリストに追加されています。また、File copy from host to guest という機能が RHEL 7.0、CentOS 7.0、Ubuntu 14.04 LTS に追加されていました。

CentOS and Red Hat Enterprise Linux virtual machines on Hyper-V (Updated: August 29, 2014)
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn531026.aspx
Ubuntu virtual machines on Hyper-V (Updated: August 29, 2014)
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn531029.aspx

File copy from host to guest は、Windows 仮想マシンにおけるゲスト サービスと Copy-VMFileCopy コマンドレットによるホストからゲストへのファイル コピー機能の Linux 対応です。Ubuntu 14.04 LTS でやってみました。

2014/09/29

お勧めドキュメント: Azure 自習書 - Azure Site Recovery オンプレミスから Azure のサイト回復

Microsoft Azure 自習書シリーズに No.14 として、Azure Site Recovery を使用したオンプレミスから Azure のサイト回復のセットアップのドキュメントが追加されました。PDF を個別、または他の自習書と一式でダウンロードできます。

Microsoft Azure 自習書 - Azure Site Recovery を利用した Hyper-V サイトの DR 対策 (オンプレミスから Azure のサイト回復)
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=44268

Microsoft Azure 自習書一式
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43120


こちらからも。スライド版 (PPTX) もあります。
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/products/windows-server-2012-r2/migration/campaign.aspx

Azure Site Recovery には、オンプレミスからオンプレミスのサイト回復、オンプレミスから Azure のサイト回復、VMware サイトのサイト間保護 (InMage Scout による保護) の 3 つの展開方法がありますが、このうちオンプレミスから Azure のサイト回復について説明したドキュメントになります。

評価のヒント:

2014/09/22

Windows 8.1 に .NET Framework 3.5 をインストールできない問題の件 (0x800f0906, 0X800f081f)

Windows 8/8.1 や Windows Server 2012/2012 R2 に 「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0) を含む」をインストールするには、インターネットからソースをダウンロードさせるか、インストールメディアの \Sources\SxS を参照させる必要がありますが、Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 では 9 月の定例パッチの 1 つが悪さをして、どちらからもインストールできなくなっちゃっているようです。

犯人はたぶんこいつ↓

MS14-046: Description of the security update for the .NET Framework 3.5 on Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2: August 12, 2014
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2966828 

2014/09/13

Microsoft Azure Site Recovery がまたアップデートされた

9 月 11 日 (米国時間) に Azure Site Recovery のサービスがまたちょっと更新。 Azure Site Recovery と Azure Automation の統合と、コンテナーへの証明書アップロードが不要に。

Azure Site Recovery—simplified setup and supercharged with Azure Automation integration 
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-site-recovery-simplified-setup-and-supercharged-with-azure-automation-integration/

2014/09/11

Azure Backup が 9 年超の長期アーカイブに対応?

Microsoft Azure Backup サービスは、120 という回復ポイントの上限があるそうです。この上限とその他の制約もあって、これまでは Windows Server の場合は 30 日、Data Protection Manager (DPM) の場合は 120 日がバックアップ データの保存期間の上限だったみたい。これが、9 月 10 日 (米国時間) に公開された新しいエージェント (Microsoft Azure Recovery Services Agent 2.0.8689.0) で保存期間 9 年に対応したようです。バックアップ可能なデータ量は、ボリュームあたり 1700 GB (こちらは 2.0.8683.0 から)。

Update for Azure Backup for Microsoft Azure Recovery Services Agent
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2997692/


現在、Azure 管理ポータルの復旧サービスの Backup コンテナーのページからダウンロードできるのは、この新しいエージェント (2.0.8689.0) みたいです。このエージェントは、Azure Site Recovery で使用するものと共通ですが、 Azure Site Recovery コンテナーのページからダウンロードできるのは古いバージョン(2.0.8673.0) なのでご注意。

新しいエージェントでも回復ポイント 120 個の上限は変わらないようですが、4 週間に 1 回のスケジュールでバックアップするように構成することで最長 9 年まで保存期間を延ばせるとのこと。どういうことなのか、途中までやってみました。

2014/09/10

IE で古い ActiveX コントロールのブロックが始まったぞ

先週、@IT さんで以下の記事が公開されましたが、本日、予定どおり、 IE で古い ActiveX コントロールのブロックが始まりました。

IEで古いActiveXコントロールのブロックが始まるぞ (@IT)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1409/04/news022.html


“今回のIEの更新プログラムを適用すると、古くなったActiveXコントロールをブロックする新機能が有効になる” という残念な記事を見つけました。ブロック機能の開始と、今回 (今日、9/10) に公開された IE の更新プログラムは関係ありません。今月の更新を適用する、しないに関係なく、ブロック機能は始まります。

追記)
今月公開の KB2977629 も IE の“累積的”な更新なので、IE にブロック機能を追加する更新は含まれていると思います。

2014/09/08

Microsoft Migration Accelerator 限定プレビューとな

Microsoft Migration Accelerator の限定プレビュー(limitted preview) が先週末から始まったらしい。VMware 仮想マシンや物理サーバーを Microsoft Azure 仮想マシンに移行(マイグレーション)するツールらしい。どうやら、マイクロソフトがこの前買収し、Azure Site Recovery サブスクリプションとしてライセンス提供を始めた InMage Scout のプラットフォームを利用して、V2V と P2V をするっぽい。

Introducing Microsoft Migration Accelerator
[URL]  http://azure.microsoft.com/blog/2014/09/04/introducing-microsoft-migration-accelerator/
Migration Accelerator Preview
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/features/migration-accelerator/

Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 では、VMware 仮想マシンを Microsoft Azure 仮想マシンに V2V する機能が提供されましたが、Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 とは違って単体のツールではなく、InMage Scout の環境の一部をオンプレミスと Microsoft Azure 仮想マシンに準備する必要があるみたい。ちょっと試してみたいというわけにはいかなさそう。

InMage Scoutは VMware vSphere ESX の仮想環境を利用して仮想マシンや物理サーバーのレプリケーションやバックアップによる災害対策をするもの。Microsoft Migration Accelerator は ESX ではなく Microsoft Azure に仮想マシンを作成するので、一方向の移行になるってことかな。

Microsoft Virtual Machine Converter の将来のバージョンで P2V が追加されるようなウワサがありましたが、Microsoft Migration Accelerator のことだったりして??? (10/14 追記: MVMC 3.0 出ました)

関連:
Microsoft Azure Site Recovery が微妙にアップデートされてた (2014/08/11)
メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (追記あり) (2014/04/16)



2014/09/04

DPM 2012 R2 UR3 の更新が 0x80070643 で繰り返し失敗する件 (回避策あり)

Windows Update で System Center 2012 R2 Data Protection Manager の更新プログラムのロールアップ (Update Rollup 3: RU3) が 0x80070643 エラーで繰り返し失敗する件で悩んでいましたが、ようやく問題を解消し、更新できました。

Update Rollup 3 for System Center 2012 R2 Data Protection Manager
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2966014

関連:
Azure Backup の DPM バージョン要件 (2014/08/29)
System Center 2012 R2 Update Rollup 3 (2014/07/30)


この手順で正しいかどうかと言われれば?ですが、とりあえず成功した方法をメモ。

2014/09/02

Windows 8/8.1 の Windows Defender の定義の更新間隔を確実に短縮する方法

Windows 8/8.1 に標準搭載されているマルウェア対策 (アンチ ウイルス、アンチ スパイウェア、ネットワーク検査システム (NIS)) の定義ファイルは、既定では Windows Update を通じて更新されます。Windows Defender の UI を開いて [更新] タブから手動更新することもできます。が、Windows Defender って定義の更新が少ないような気がしません?

どうやら、既定のままだといくら自動/手動で更新しようとしても、リリース済みの定義ファイルの数バージョンはスキップされるようです。というわけで、例えば、1 時間に 1 回、自動で更新して、常に最新バージョンの定義ファイルを確実に受け取る方法を考えてみました。

MpCmdRun.exe -SignatureUpdate のコマンドラインをタスク スケジューラで自動実行するんでしょって思ったあなた。それじゃあ、ダメなんです。

2014/09/01

Azure Web Sites と Process Explorer

Microsoft Azure では 8 月 22 日 (日本時間) に日本リージョンのサービスが拡充されるなど、いろいろ更新がありました。

Azure サービスの更新情報
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/
Manage your Azure Websites directly with Websites Process Explorer (2014/08/21)
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/manage-your-azure-websites-directly-with-websites-process-explorer/

その中で、Azure Web サイトで Process Explorer (Websites Process Explorer) でプロセスの参照や強制終了ができるようになったそうな。でも、Azure 管理ポータル (https://manage.windowsazure.com/) の中を探しても見つからないんですよね。なんて悩んでいたら、プレビュー提供中の新しいポータル (https://portal.azure.com) のほうにありました。

2014/08/29

Azure Backup の DPM バージョン要件

Azure Backup の最新のエージェント (MARSAgentInstall.exe) を System Center 2012 R2 Data Protection Manager の管理サーバーにインストールできない件。

Update Rollup 3 に更新できていないことが原因でした。

インストーラーのログ OBInstaller0Curr.errlog (場所は %Windir%\Temp\ だったかな?) には、次のように記録されていました。

WARNING    The version of DPM Engine is installed on current machine is incompatible with DPMA agent. The minimum required DPM version is: 4.1.3453.0 or 4.2.1250.0. Installed version is 4.2.1235.0

DPM の詳しいバージョンは、こちらの WiKi ページに詳しいです。

Azure Backup のバックアップ可能サイズ拡大? (850 GB → 1.65 TB)

Microsoft Azure 復旧サービスの Backup サービスの最新情報。Azure へのバックアップは、「1 回のバックアップ操作でバックアップ可能なデータ量は、ボリュームあたり 850 GB に制限」されていますが、以下の Hotfix で 1.65 TB まで対応できるようになるらしい。

A backup to Azure Backup fails if the data source is larger than 850 GB
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2989574/

2014/08/27

VDI と Windows Defender (Windows 8 以降の)

Windows 8 以降に標準搭載されているマルウェア対策ソフトの Windows Defender。いつ定義が更新されるのか、いつスキャンが始まるのかといった謎を調べていたところ、興味深い仕様を発見。

仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) で Windows 8 や 8.1 の仮想デスクトップを同じ仮想化ホストで複数同時実行する場合、マルウェア対策のスキャンの開始時間が重なると、ファイル I/O や CPU 負荷が集中するという課題がありますが、Windows Defender だと既定でスケジュール スキャンや更新がスケジュールされた開始時刻の前後 30 分以内にランダム化されるようになっているようです。

2014/08/22

Azure 復旧サービスが日本リージョンでも

あっ、Microsoft Azure 復旧サービスの Azure Backup と Azure Site Recovery が日本リージョン (東日本、西日本) で利用可能になってる。StorSimple も。今朝からっぽい。

関連:
Microsoft Azure Site Recovery が微妙にアップデートされてた (2014/08/11)
最速レビュー(たぶん)、Microsoft Azure Site Recovery (2014/06/20)
Windows Azure 復旧サービス GA &プレビュー (試用上の注意をよく...) (2013/10/23)

2014/08/20

メモ: Windows Server 2012 R2 のインストール イメージを縮小するもう 1 つの方法

Windows Server 2012 以降は、一部の役割や機能のバイナリ (ペイロード) が削除され、オンデマンド機能化されています。オンデマンド機能のものは、インターネットからダウンロードするか、インストール ソースを指定してインストールします。インストールされていない役割や機能のバイナリは、Uninstall-WindowsFeature 機能名 -Remove で削除してちょっとだけ (数百 MB?)ディスク使用を節約できます。

Windows Server 2012 R2 からでは、オンデマンド機能 (Uninstall-WindowsFeature の -Remove) とは違う方法でディスク使用を節約できるようになったようです。そのための新しいオプション /StartComponentCleanup が DISM コマンドに追加されていました。

DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase

TechNet Blogs »  Server Core »  Server Core Blog: Minimizing Image Size with Features on Demand and Component Cleanup
[URL] http://blogs.technet.com/b/server_core/archive/2014/01/22/server-core-blog-minimizing-image-size-with-features-on-demand-and-component-cleanup.aspx

WinSxS フォルダーのクリーンアップ
[URL]  http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dn251565.aspx

知らなかった。 

追記) Windows Server 2012 や Windows 8 にも /StartComponentCleanup ありました。R2 で追加されたのは、、上のブログでは言及されていない /ResetBase オプション。

メモ: Server Core には Windows Identity Foundation をインストールできなかった

Windows Server 2012 や Windows Server 2012 R2 の Server Core インストールには、Windows Identity Foundation をインストールできないだ。知らなかった。

サポート技術情報 (KB) もあった。

Windows Server の 2012 年 の Server Core インストール上でいくつかの機能をインストールする場合の問題 (by 機械翻訳、オリジナルは英語以外の言語で書かれた KB っぽい)
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2747716/ja

どうしてインストールしたければ、GUI 使用サーバー (フル インストール) または最小サーバー インターフェイスの構成に切り替えればよい。その方法のメモ...

2014/08/19

メモ: Azure 管理ポータルで "You have signed out elsewhere..."

Microsoft Azure 管理ポータルが、 "You have signed out elsewhere. Click OK to log out from the management portal." と表示するようになり、サインアウトするしかできなくなっちゃいました。

「信頼済みサイト」に登録されていた「https://manage.windowsazure.com/」を削除したら問題解消。これが原因なのかどうかは分かりませんが、自分用のメモとして。

2014/08/13

Windows Sysinternals 更新情報

Windows Sysinternals に久しぶりに新顔追加。Sysmon (System Monitor) だそうです。システムのアクティビティを監視して、イベントログに書き込むユーティリティらしいです。

New: Sysmon v1.0; Updates: Autoruns v12.01, Coreinfo v3.3, Procexp v16.03
[URL] http://blogs.technet.com/b/sysinternals/archive/2014/08/08/new-sysmon-v1-0-updates-autoruns-v12-01-coreinfo-v3-3-procexp-v16-03.aspx

Sysmon はサービスとしてインストールされ、プロセスの作成やプロセスによるファイル作成日の変更、ネットワーク接続の作成といったアクティビティをイベント ログ Microsoft-Windows-Sysmon/Operational  に次々に記録してくれるもの。サービスとして動く Process Explorer (Proxexp) みたいな感じ。


2014/08/11

Microsoft Azure Site Recovery が微妙にアップデートされてた

6 月末に出たばかりの Microsoft Azure Site Recovery を試しましたが、先日、再び試してみたら、いろいろと変更になってました。

フェールバック後に仮想マシンが自動削除されるようになってる。

初期リリースでは、フェールバック後も仮想マシンが停止状態で残り、割り当て解除済みになっていないので課金がどうなるのか気になってましたが、つい最近、フェールオーバー&フェールバックしてみたら自動的に削除されました。テスト、計画された、計画されていないフェールオーバーのすべてで。

Microsoft Enterprise Agreement (EA) のライセンス要件は必須ではなくなくなった。

EA から Azure Site Recovery サブスクリプション ライセンスを購入すると、仮想マシンあたり 100GB までのレプリケーションとストレージが無料で利用できるとのこと。Azure Site Recovery サブスクリプション ライセンスがなければ、Azure Site Recovery の月額料金とは別で請求。

InMage Scot Scout ソフトウェアによる保護が統合された。

MSDN Blogs > Microsoft Azure Japan Team Blog (ブログ) > Azure Site Recovery に InMage Scout の機能を追加: 物理/仮想環境での障害復旧対応を加速
[URL] http://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/archive/2014/07/25/blog-azure-site-recovery-now-offers-disaster-recovery-for-any-physical-or-virtualized-it-environment-with-inmage-scout.aspx



気が付いたのはこれくらい。

関連:
最速レビュー(たぶん)、Microsoft Azure Site Recovery  (2014/06/20)




2014/08/06

Windows 8.1 Update 2 の提供なんて無いよ(だって)

Windows 8.1 Update 2 なるものを提供する計画は無いという発表なのに、Windows 8.1 Upadte 2 改め正式名称 August Update 発表なんて飛ばし記事(ブログ?)が出回っているようです。August Update = 今度の 8 月の定例更新のとき... 的なノリだと思うけど。

August updates for Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2
[URL] http://blogs.windows.com/bloggingwindows/2014/08/05/august-updates-for-windows-8-1-and-windows-server-2012-r2/

So despite rumors and speculation, we are not planning to deliver a Windows 8.1 “Update 2.”
Windows のアップデートって、もはや予測不能か...

2014/08/04

EMET の EOS に注意。

先日、Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 5.0 が出ましたが、EMET の EOS (End of Support) が以下の KB に記されていました。メジャー バージョン リリース後 24 ヶ月、または次のメジャー バージョン リリース後 12 ヶ月の早く来たほう。EMET 3.x 以前は既に EOS。

KB2458544 - The Enhanced Mitigation Experience Toolkit
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2458544/

関連:
EMET 5.0 (2014/08/01)

2014/08/01

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and Oracle Linux 7 Guest and Gen2 VM

2014 年 7 月 23 日 (米国時間)、Oracle Linux 7 がリリースされました。

Oracle Linux 7 Now Available (July 23, 2014)
[URL] http://www.oracle.com/us/corporate/press/2245947
Release Notes for Oracle Linux 7
[URL] http://docs.oracle.com/cd/E52668_01/E53499/html/


Oracle Linux 7 は Red Hat Enterprise Linux (RHEL) のクローンなので、Hyper-V 対応は RHEL 7 と同じだと思いますが、UEK (Unbreakable Enterprise Kernel) が Hyper-V の第 2 世代仮想マシンで動くのか気になったので、試してみました。

関連:
速報: Hyper-V and Oracle Linux UEK (3.8.13-26~) (2014/02/27)
Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL 7 Guest and Gen2 VM (再) (2014/07/10)
Windows Server 2012 R2 Hyper-V and CentOS 7 Guest and Gen2 VM (2014/07/09)

EMET 5.0

7/31 (米国時間) に Enhanced Mitigation Experience Tool (EMET) の最新版 EMET 5.0 がリリースされました。

Microsoft Download Center > Enhanced Mitigation Experience Toolkit 5.0
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=43714
TechNet Blogs > Security Research & Defense > Announcing EMET 5.0
[URL] http://blogs.technet.com/b/srd/archive/2014/07/31/announcing-emet-v5.aspx

TechNet Blogs > 日本のセキュリティチーム > EMET 5.0 公開しました
[URL] http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/01/emet-5-released.aspx

EMET 4.0 までの緩和策に加えて、EMET 5.0 には ASR (Attack Surface Reduction) と EAF+ (Export Address Table Filtering Plus) の 2 つの新しい緩和策が追加されたそうですが、どんな機能なのか詳しく知るよりも、とりあえず推奨設定で入れておけばいざというときに役に立つかも。

また、