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2014/10/18

山市良のうぃんどうず日記: Double-Hung Windows の DIY 修理編

@IT さんで「山市良のうぃんどうず日記」という連載をやってますが、今回は我が家の Windows のトラブルシューティングの件。Windows とはいっても OS の話ではなく、CertainTeed 社の Double-Hung Windows が壊れたので自分で修理してみたという話。

我が家のほとんどの部屋の窓は、上下に開閉できるダブルハング ウィンドウという代物。先月末、その窓の 1 つの下部が、空いた状態でとまらない状態に (手を離すとストン)。

掃除用のチルト機構で内側に倒してみると、バネのような怪しげなワッカを発見 (→)。他の正常な窓にはこんなものない。どうやら、窓の中央部分から左右で下窓を吊り下げているバネが破断している様子。

我が家のすべての窓を調べたら、他に片方破断している窓を 2 窓発見。片バネ状態は、いつまで持つかわからないので、とりあえず片方破断している窓のバネを取り外し、2 コ 1 で 1 窓を復活。これで、2 窓が完全にストンな状態。窓の構造は把握したので、なんとか交換品を手に入れて、残る 2 窓も修理したいことろ。問題は、我が家の施工会社がもうこの世に存在しないこと...


家を建てたころの資料をあさってみたところ、問題の窓は、CertainTeed 社の NewCastle XT シリーズの Double-Hung Windows というものらしい。日本ではクレイトイシというところが過去に扱っていたらしい。クレイトイシさんのサイトにあった良く似た窓の資料は、窓の取り外しに大いに役立ちました (→) 。

部品も良く似ているのですが、モデルもメーカーも違うみたい。

CertainTeed をキーに、いろいろと検索してみたら、SWISCO というサイト (http://www.swisco.com/srch?q=CertainTeed) にたどり着きました。それらしきバネがたくさんありますが、窓の重さによって使うバネの強度が違うみたい。

破断したバネの実物にうっすら浮かぶ文字 (408) をヒントに、408 Series 170 Coiled Balance Spring をお買い上げ。当面、2 窓ぶんの 4 コあればいいのですが、2 コ 1 で直した窓がいつ同じことになるかわからないので、6 コ購入してみました。というか、5 コ以上だとちょっとディスカウントされるので。送料込みで 1 万円ちょっと。


実は、別のサイトでもっと安く手に入るのを別のサイトで見つけましたが、クレジット カードの承認(AVS)の関係で購入できませんでした。SWISCO さんの InternationalCheckout は問題なし。

2 週間ほどで DHL で部品が到着。以下、DIY による修理をダイジェストで...

下窓を内側に 90度倒したあと、左右に傾けて下窓を取り外す。

窓と取り外すと、ミゾが上向き状態。これだと、上下に動かないようにロックされるので、がんばってミゾを外側に倒す。取り外した下窓のとび出た部分をうまく使うと簡単。






ミゾを倒すと、下にストン。ちなみに、バネが破断していなければ、バネの戻る力で中央に向かって上がっていきます。

中央の部品を取り外す。この部品はバネが巻きついているもう一方のほう。







破断した部品(右の 2 つ) と、新品のバネ (左)。
バネの交換。汚いけど...

下窓を戻す。ちょっと苦労した。

完成。あっ、稲刈り終わってる。









以上。同じような輸入窓のトラブルでお悩みの方に参考になれば...

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