Technical Preview Step-by-Step Guide: Storage Replica (Windows Server Technical Preview Storage Replica Guide.docx)
[URL] http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=514902
Technical Preview ではいろいろと制約があります。2 台のサーバー間で構成するには、New-SRPartnership コマンドレットを使用する必要があります。フェールオーバー クラスターの場合は、フェールオーバー クラスター マネージャーの GUI でできます。ガイドによると、クラスターの場合、最低でも 4 ノードが必要となっていますが、2 ノードでもできました。
のようにサイトごとに 2 台設置する構成になると思います。レプリケーション対象のディスクは、共有ストレージとして用意して、各サイト内でのみ利用可能な感じです。
2 ノードで簡単になんとかするには、右の図のような感じで構成すればよいかと。各サイトの相方がいない状態。
共有ディスクとしては、Windows Server の iSCSI Target Server を利用できます。ポイントは、データ用とログ用の LUN を 2 ペア用意し、それぞれのペアに 1 つのノードからしかアクセスできないように専用で割り当てることです。
2 ノード クラスターで構成する方法については、こちらのブログが参考になりました。ただし、こちらの方は、ソース ディスクを単にクラスター リソースとして適当な (Other Role) に割り当てているので、レプリカの反転 (ディスクの Move) はできないと思います。
Windows Server 10 Storage Replica Configuration and First Impressions #Windows10
[URL] http://clusteringformeremortals.com/2014/10/04/windows-server-10-storage-replica-configuration-and-first-impressions-windows10/
私の方法は、Windows Server Technical Preview の仮想マシンを 2 台作成し、各仮想マシンにデータ用とログ用の LUN を接続、NTFS でフォーマットしておきます。
この 2 台の仮想マシンで 2 ノード クラスターを作成したら、各ノード 2 つの LUN (合計 4 LUN) をクラスター ディスクとして追加。
Move Available Storage で クラスター ディスクのすべての Available Storage (LUN) をソース ノードに移動。
レプリケーション元のデータ ディスク用 LUN を Cluster Shared Storage として構成。
Move Available Storage で クラスター ディスクのすべての Available Storage (LUN) を宛先ノードに移動。これをしておかないと、この後の Configure Storage Replication で Destination Disk が選択できない。
Cluster Shared Storage として構成したディスクを右クリックして、Replication > Enable を選択し、Configure Storage Replication でレプリケーションを構成する。ソースのログ ディスク、宛先データ ディスク、宛先ログ ディスクを選択すれば OK。
サイト間(=2 ノードの場合はノード間ですが)の移動は、
Cluster Shared Storage として構成したディスクを右クリックして Move > Select Node を選択。
移動が完了すると、レプリケーションの関係が反転します。構成直後は移動に失敗しましたが、ノードを再起動したら成功しました。
クラスターでストレージ レプリカを構成すれば、Hyper-V クラスターやスケール アウト ファイル サーバーの記憶域をいわゆるジオ (Geo) 冗長にできますね。データ ディスクを記憶域スペースとかでミラー構成にすれば、ローカル冗長+ジオ冗長ってことになって、Azure ストレージっぽく...
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