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2014/11/18

Windows Server Technical Preview の評価日記 (その 10): 消える仮想マシン問題

以前の投稿「Hyper-V and SLES 12」でもちょっと触れましたが、Windows Server Technical Preview Hyper-V の Linux ゲストの仮想マシンをシャットダウンすると、Hyper-V Manager から仮想マシンが消える問題は、別の Hyper-V ホスト、別のゲスト OS (SLES 11 とか、FreeBSD とか)、仮想マシンの別の世代 (第 1 世代で)、仮想マシンの別のバージョン (旧 Hyper-V からインポートしたバージョン 5.0 仮想マシン) でも再現しました。


この問題は、"Unfortunately, this is a known bug in the Technical Preview release." だそうです。回避策がありました。


Missing VM's from Hyper-V Manager - visible via PowerShell
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/windowsserver/en-US/9798a8e3-24f7-49d7-b531-5eda3c11874d/missing-vms-from-hyperv-manager-visible-via-powershell?forum=WinServerPreview



Hyper-V Manager から仮想マシンが消えてしまうとびっくりしますが、Get-VM では仮想マシンの一覧を取得できます。

一覧を回復するには...

Linux 仮想マシンを開始すると、表示は復活しますが、シャットダウンするとまた消えてしまうので、強制停止するしかないみたいいます。VMMS のサービスの再起動では復活せず。




Virtual Machine Connection から Start して、すぐ Turn Off で Hyper-V Manager の表示は復活します。PowerShell なら...

start-VM "仮想マシン名"
stop-VM "仮想マシン名" -TurnOff


次に説明する回避策を行えば、強制停止しなくてもよかったです。

Linux 仮想マシンが 2 台あって、同時期に 2 台ともシャットダウンすると面倒なことになるかも。


面倒を回避するには...

仮想マシンの一覧が復活したら Linux や FreeBSD の仮想マシンの設定で HeartBeat を無効にしましょう。これで面倒なことはなくなります。



仮想マシンが消えた状態から、PowerShell で復活するには...

start-VM "仮想マシン名"
get-VM "仮想マシン名" | Disable-VMIntegrationService "Heartbeat"

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