RDP 7.1 以降のリモート デスクトップ接続クライアント (Mstsc.exe) で RemoteFX USB デバイス リダイレクトを利用可能にするには、以下のポリシーを構成して、再起動する必要があります。
コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\リモート デスクトップ サービス\リモート デスクトップ セッション ホスト\リモート デスクトップ接続クライアント\RemoteFX USB デバイス リダイレクト\サポートされている他の RemoteFX USB デバイスの、このコンピューターからの RDP リダイレクトを許可する
接続先はエディション制限 (Enterpriseエディションや RD セッション ホスト) がありますが、接続元は RDP 7.1 以降の Mstsc.exe であればいいという認識でした。でも、そうではないみたいです。
RemoteFX USB デバイス リダイレクトのポリシーに対応するには、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services\Client に作成される fUsbRedirectionEnableMode のレジストリ値です。ポリシー設定に対応していない Windows 7 Home Premium/Home Basic/Starter SP1や Windows 8 無印、Windows 8.1 無印でもレジストリを直接編集すれば、RemoteFX USB デバイス リダイレクトを利用できる、と思いきや...
残念でした。できません。
RemoteFX USB デバイス リダイレクトに関係してそうなファイルを調べてみると...
Windows 8.1 Pro や Enterprise には、C:\Windows\System32\TsUsbRedirectionGroupPolicyControl.exe (ファイルの説明: Remote Desktop USB Redirection GP Extension Control) というのが存在します。
Windows 8.1 無印には、ありません。Windows 8 無印も同じでした。対応する .dll はあるのに、.exe が意図的に削除されているような感じです。どうやら、このあたりが関係してそうです。
Windows 7 Home Premium SP1 で確認してみたところ、なんとこちらにはTsUsbRedirectionGroupPolicyExtension.exe がありました。ということは...
fUsbRedirectionEnableMode を作成して再起動してみました。ですが、やっぱり USB デバイス リダイレクト機能は使えませんでしたとさ。
参考情報:
CW アーカイブ > RDP 7.1をRDP 8.0に更新する前に知っておくべきこと (2013/06/19)
CW アーカイブ > RDP 7.1をRDP 8.0に更新する前に(その2)(2013/06/19)
CW アーカイブ > 結局のところ RDP 7.1をRDP 8.0に更新していいの? (2013/06/19)
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