2012/08/14

Windows Server 2012 RC > フェアシェア CPU スケジューリングを有効?にする

以前、こんな投稿をしました。リモートデスクトップサービスのグループポリシー[フェアシェアCPUスケジューリングを有効にする]が、ほんとは[フェアシェアCPUスケジューリングを無効にする]なんじゃないかって話です。

“有効と無効が逆?”がここにも (2010/11/05)

Windows Server 2012 RCでどうなったか、確認してみました。



有効、無効が逆という話とは別に、このポリシーを有効にして、フェアシェアCPUスケジューリングを無効にしても(つまり、ポリシー名は無効の間違いなんですけど)、期待どおりに無効にならないという既知の問題がありました。回避策としては、次のレジストリを作成して0に設定すると、フェアシェアCPUスケジューリングを無効にできます。

HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Quota System\EnableCpuQuota

Group Policy to disable DFSS is not functional
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee808941%28WS.10%29.aspx

Windows Server 2012 RCでどうなったかというと、あいかわらず日本語のポリシー名は間違っています。


で、フェアシェアCPUスケジューリングを無効にすると(ややこしいですが、このポリシーを有効にすると)、EnableCpuQuotaが0になりました。


Windows Server 2008 R2ではこのポリシーが作成していた、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows \SessionManager\DFSS\EnableDFSSは、Windows Server 2012 RCには作成されていません。Windows Server 2008 R2 の EnableDFSSって、何の役にも立っていなかったみたい。

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