2012/08/15

Windows Server 2012 Community Day のフォローアップなど > 仮想デスクトップのロケール問題が解決

6 月末に開催された第1回 Windows Server 2012 Community Day の私のセッションで、リモートデスクトップサービスの展開について、超高速で紹介しましたとき、仮想デスクトップの応答ファイルによる自動構成がうまくいかないことに触れました。以下の記事でも。

COMPUTERWORLD.JP > 連載 カウントダウン Windows 8 & Windows Server 2012 > [Vol.12]簡単になったVDIにハマった!!

しばらくぶりに再挑戦して、成功しました。これで、仮想デスクトップの「ロケールが英語」問題が解決です。

「ロケールが英語」問題については、こちらのスライドを見てください。Virtual Machine Manager のテンプレートを使用した展開でも、同じようなことがあります。回避策は、応答ファイル (Unattend.xml) でロケールやキーボード設定を行うこと。でも、自分ではかなり自信がある応答ファイルを作成したつもりでも、どうしても失敗 して、「仮想デスクトップ コレクションの詳細を取得できません」エラーが。



イベントログで TerminalServices-SessionBroker の Admin ログに失敗の原因(みたいなの)が記録されていました。ウィザードで指定した応答ファイル (Unattend.xml) は、仮想デスクトップ プロビジョニングの別の XML の中に取り込まれるようです。


左が失敗した応答ファイル (vditest01.xml)、右が成功した応答ファイル (vditest02.xml) です。どこが違うかわかりますか? 実は、1行しか違いはありません。失敗した応答ファイルの 1 行目 <?xml~?> を削除したものが、成功した応答ファイルです。

成功した応答ファイルでセットアップされた仮想デスクトップは以下のとおり。ちゃんと入力言語とロケールが日本語になっています。めでたしめでたし。2か月かかってやっとスッキリ。


なお、この情報は Windows Server 2012 RC と Windows 8 Release Preview でのこと。RTM だとどうなるのかはまだわかりませんです。

2 件のコメント:

  1. Windows Server 2012 RTMとWindows 8 Enterprise RTMでもこの方法でOKでした。Windows 7 EnterpriseゲストでもOKでした。

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  2. Windows Server 2012 R2のVDI環境では、unattend.xmlを使用したこの面倒な手順は不要です。

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