System Center 2012 Service Manager (RC) の Web ポータルですが、テスト環境に構築すると、右のように Web パーツ部分が空白の状態になることがあるかも (少なくとも私はそうでした)。
このポータルは SharePoint Server 2010 または SharePoint Foundation 2010 上に出来るのですが、SharePoint をテストするときにも同じような場面に遭遇しることがあります。localhost や コンピューター名だと NG で、FQDN だと大丈夫とか。
同じような現象に遭遇した方のヘルプが以下のフォーラムにありました。
http://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/portals/thread/3aa0f46e-534c-4db3-9548-fe3af2f6843f
原因の大元は HTTPS サイトの証明書に自己署名証明書を使用したこと。また、Service Manager Portal サイトのアプリケーション設定で、「SMPortal_WebContentServer_URL」が「https://コンピューター名:ポート番号/ContentHost/ClientBin/」になっていることでした。
Service Manager の Web ポータルがあるローカルで https://FQDN:ポート番号/SMPortal にアクセスすれば、証明書エラーなしで開くのですが、Web パーツは空白のまま。これは、Web パーツを参照する際のアドレスに「https://コンピューター名:ポート番号/ContentHost/ClientBin/」が使用されるため、Web パーツを表示する際に証明書エラーでブロックされ、Silverlight コンテンツが動かなかったみたいです。
「SMPortal_WebContentServer_URL」を「https://FQDN:ポート番号/ContentHost/ClientBin/」に変更することで、ローカルでは動作するようになりました。リモートからアクセスする場合は、自己署名証明書を信頼される証明書として登録すればとりあえず解決すると思います。
ところで、既定のポータルのタイトル「SMPortal」って、なんだか気になります(Site Setting の Look and Feel から変更できますが)。Web フィルター付きのファイアウォールを使っている場合は、それが原因で表示されないなんてことないでしょうか。
2011/01/31 追記: SharePoint Foundation 2010英語版上にセットアップしたため、ポータルが英語でしたが、SharePoint Foundation 2010 Language Pack を入れたら日本語になりました。Language Pack をインストールしたら、SharePoint の構成ウィザードを実行し、SMPortal の Site Actions > Site Settings > Site Administration > Language settings を開き、Alternate Language(s) で Japanese を有効にします。
Hyper-V の仮想マシンで Service Manager を動かし (Configuration Manager と Data Protection Manager も同居) ているのですが、Dynamic Memory を有効にしていたら、本当に 8 GB 要求されました (Service Manager の推奨メモリは 8 GB)。
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