Linux Integration Services v3.1 for Hyper-V
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=c1256a7f-8a2d-4b18-851c-63b22ca976d3
ついに、最新バージョン登場です。ですが、注意が必要です。というのは...
ゲスト OS のサポートは以下に限定!
- Red Hat Enterprise Linux 6.0 and 6.1 x86 and x64 (Up to 4 vCPU)
- CentOS 6.0 x86 and x64 (Up to 4 vCPU)
※ SUSE Linux 10、RHEL 5.x、CentOS 5.x は、これまでどおり Linux IS v2.1 を使ってねということらしい。これまでのサポート対象 Linux にはインストールできません!!
- KVP (Key Value Pair) Exchange (データ交換サービス) のサポート
※これについては、GPLv2 版の Linux IS で体験済み → 「Hyper-V の Linux ゲストで KVP が動いた!! (hv_kvp_daemon で) 」
- RPM です。つまり、GPLv2 系 (hv_vmbus 他) の Linux IS です。なーんだ。
rpm –ivh kmod-microsoft-hyper-v-rhel6-60.1.i686.rpm
rpm –ivh microsoft-hyper-v-rhel6-60.1.i686.rpm
Or
rpm –ivh kmod-microsoft-hyper-v-rhel6-60.1.x86_64.rpm
rpm –ivh x86_64/microsoft-hyper-v-rhel6-60.1.x86_64.rpm
- Linux IS v3.1 をインストール後、ISO イメージや CD/DVD メディアをマウントできなくなります。マウントするには、次のコマンドラインを実行する必要があります。Read Me.pdf を見ないと苦労します。
insmod /lib/modules/$(uname -r)/kernel/drivers/ata/ata_piix.ko - Hyper-V ホストのイベントログに記憶装置とネットワークアダプターに関するバージョン不一致のエラーが記録されます。無視、無視。
- RHEL 6.1 では、Linux IS v3.1 入れても、eth0 を自動認識してくれなかった(私だけ?)。ifconfig eth0 up できるけど、IPv6 オンリー。/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0 を自分で書いて、 /etc/rc.d/init.d/network restart とか、ifconfig eth0 up とか、ifup eth0 とかしていたら、何とかなりました。
→ 詳しい方法はいつかどっこかでまとめますが、次の順番で操作すれば、たぶん大丈夫。
/sbin/ifconfig eth0 up を実行
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 (DEVICE=eth0 ONBOOT=yes BOOTPROTO=dhcp TYPE=Ethernet HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX IPV6INET=no の6行を書いて保存)
ifup eth0 (エラーが出てもとりあえず無視)
system-config-netwok を起動し、デバイスが認識されることを確認して、設定を保存して終了。
reboot
ifconfig eth0 up
ifup eth0 (今度はエラーでず、再起動後も有効になる)
(※2012/11/22 追記: Linux IS v3.3 以降のLinux Integration Services v3.x Read Me.pdf の「Configuring the Hyper-V-specific Network Adapter in Red Hat Enterprise Linux」に、正しいやり方が書いています) これも Read Me.pdf に書いてありませんが、Cent OS 6.0 の Network Manager 環境で DHCP で IPv4 がゲットできない場合は、chkconfig irqbalance off & reboot してみましょう。理由は?ですが、Fedora 15 と同じ対処法で OK でした。←関係なかったかもです。- これも Read Me.pdf に書いていませんが、Cent OS 6.0 では、CD/DVD メディア、ISO イメージが「空の DVD-ROM イメージ」と誤認識されちゃうみたい(私だけ?)。
→ Red Hat Bugzilla - Bug 647794 - RHEL 6 guest sees only blank media に似たような現象をみっけ。「空の DVD-ROM イメージ」がマウントされるのはとりあえず無視して(そのままで)、手動でマウント (mount -t iso9660 /dev/cdrom /media) すれば、マウント先にちゃんとマウントされました!!
- SCVMM 2008 R2 の管理環境では、KVP を無効化 (chkconfig hv_kvp_daemon off) したほうがいいらしい。→ こちらの投稿の現象と同じ!?
The System Center Virtual Machine Manager 2008 Virtual Machine Manager Service crashes with virtual machines running Linux Integration Components v3.1 for Hyper-V
http://support.microsoft.com/kb/2586286
(※2021/11/22 追記: この問題はLinux IS v3.2 で修正されています)
About Virtual Machines and Guest Operating Systems
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc794868(WS.10).aspx
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。