2010/07/30

Hyper-V & Fedora 13 & Windows Virtual PC

GPLv2 版 Linux ICs (staging 段階のモジュールですが) が利用できた openSUSE 11.3 (前回の投稿へ) に引き続き、Fedora Project の最新の Fedora 13 (2.6.33.3-85~) ではどうなっているか気になります。2010 年 5 月 25 日リリースでしばらく時間がたっていますが、Kernel 2.6.32 以降なので (以前の投稿へ) 期待できそうですが...


Hyper-V 仮想マシンへの Fedora 13 のインストール

今回、メディアは 32 ビット版の DVD イメージ Fedora-13-i386-DVD.iso を使用しました。

(Linux ICs モジュールは存在せず)
Hyper-V 仮想マシンへのインストールで、特に悩むところはありません。何も考えずにインストールを進めれば、サクサクと完了します。ただし、いつも触れている通り、[システム クロックで UTC を使用] だけは必ずオフにしてください。

結論から先に言うと、残念ながら Fedora 13 に Linux ICs の staging モジュールは含まれていませんでした。



(痕跡?)
ちなみに、カーネル コンフィグを覗いてみると、GPLv2 版 Linux ICs の staging モジュールの痕跡が見つかりました。

マイクロソフト提供の Linux ICs  を組み込むことにトライすることもできますが、サポート対象外のことなので、これ以上踏み込みません。




ところで、先ほど気が付いたのですが、Linux IS (IC から IS に名称変更) の v2.1 が 7 月 29 日付けで公開されていました。新バージョンは、マルチ プロセッサや時刻同期、シャットダウン連携に対応し、ようやく Hyper-V 上での Linux ゲストが使い物になります。さっそく、サポート対象の Linux で試してみたいと思います。

Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=eee39325-898b-4522-9b4c-f4b5b9b64551


Virtual PC & Fedora 13

openSUSE 11.3 と同様に、インストール途中でハングアップしてしまいました。マウス カーソルは動くのですが、先に進まない状態で、試すたびに止まる場所が違います。試行錯誤中ですが、解決先は見つかっていません。もしチャレンジする人がいるなら、ISO イメージを直接マウントせずに、Daemon Tools 経由でマウントしましょう。ISO イメージを直接マウントすると Media Check エラーになります。

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