この仕様ですが、 コマンドプロンプトから次のおまじないを実行してあげれば、制限を解除できます。
REG ADD HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SafeBoot\Minimal\MSIServer /ve /d Service
※「セーフモードとネットワーク」の場合は Minimal を Network にして。
これは、Windows 2000(それ以前は未確認)頃から知られた裏技で、最新の Windows 8.1 U
pdate 1 でも使えます。ところが、Windows XP の場合は...
Windows XP (SP3) でこれをやると、「プログラムの追加と削除」からの MSI アプリのアンインストールは問題なくできるのですが、Windows インストーラー パッケージ (.msi) を直接実行すると「システム管理者によって、ポリシーはこのインストールを実行できないように設定されています。」と表示されることがあります。Microsoft Fix It したかったのですが、困ってしまいました。
このメッセージは、「ソフトウェアの制限ポリシー」のものに見えますが、そんなポリシー設定していません。ちなみに英語だと「The system administrator has set policies to prevent this installation」となるみたいです。
問題なくインストールを開始できる PC もあるので?と思っていたのですが、回避策を見つけました。こちら (↓)から XP 用の Windowsインストーラー4.5 を入手してインストールするだけです。.exe 形式 (WindowsXP-KB942288-v3-x86.exe) なので、セーフモードのままでもインストールできます。
Windows Installer 4.5 Redistributable - 日本語
[URL] http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=8483
ちなみに、Windows XP SP3 の Windows インストーラー (msiexec.exe) のバージョンは
「3.1.4001.5512」でした。
なお、最初にやったおまじないは、次のコマンドラインで解除できます。
REG DELETE HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SafeBoot\Minimal\MSIServer
※「セーフモードとネットワーク」の場合は Minimal を Network にして。
(↑普通のスクリーンショットに見えるかもしれませんが、実は画期的) |
」で Windows Update を実行可能にすることもできます。それについては、別の機会に(もしかしたら別の場所で)。ヒントは MSIServer、wuauserv、BITS、EventSystem (BITS が依存)、ose (ose は Microsoft Office を Microsoft Update で更新したい場合のみ) の許可。
でも、Vista 以降、「セーフモード」や「セーフモードとネットワーク」で起動すると、Windows Update の UI がコントロールパネルから消える仕様になっているのでさらに工夫が必要です。消える仕様を解除するヒントは、こちら。場所は HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{36eef7db-...あたり。書き込みには所有権取得&アクセス許可が必要。
Accessing the Control Panel in Safe Mode
[URL] http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/cc144181(v=vs.85).aspx
続きは 2 週間後くらいに (別の) Web で...
6/9 追記) @IT さんでこのネタはじまりました。→ http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1406/09/news023.htm 続きはこの次の回です。
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